昨夜、原発の状況を見ようと思ってTV点けたら、丁度池上彰さんが映ったのでそちらを見ていたら、これまた偶然にも枝野さんの『直ちに』という言葉についてやっていました。
池上彰さん、個人的にとても好きな人です。僕にとっては「池上さん」というよりは「生き神様」と思っているほど信用している人です。それは池上さんは半端でない勉強量、情報量から来る確かな情報を我々に詳しく丁寧に教えてくれる人だからです。見ていて『なるほど』と思う事が多々ありました。いつも政府の発表は嘘ばかりですから(逃げ場があるとき限って本当の事を言うこともある)、こういう非常事態(福島原発の件)のときの池上さんはとても頼りになります。そしてこれは日本中の視聴者全員の思いだと思いますし、池上さんは嘘を付かないという絶対的な信用をもってTVの前に座って見入っていたはずです。その状況下で池上さんは「枝野さんが『直ちに』というのは「毎日毎日食べ続けなければ」とか「毎日飲み続けなければ」とか、「毎日浴びなければ」大丈夫という意味でそこには「これからも大丈夫」という意味で言っている。という旨の発言をしました。
これはとんでもない間違いか勘違いです。そしてそれはとても危険な発言です。そして本日、池上さんの言葉に反応するように良いタイミングでIAEAまでが安全ではないと言って来ました。池上さんがいくら『神』とはいえ、IAEAよりは正確さに欠けると思います。まさに今回だけは墓穴を掘ってしまいました。
ちなみに『直ちに』を広辞苑で調べてみました。我々が使う言葉はこの広辞苑に則るのが基本です、特に政府の発表などでは、聞く側のニュアンスによって取り違えがないように広辞苑に沿った言葉使いをします。そしてその広辞苑の『直ちに』には
①じかに。直接に。
②時を移さず。すぐに。じきに。即座に。
とあります。ここのどこに「毎日毎日食べ続けなければ」とか「毎日飲み続けなければ」とか、「毎日浴びなければ」と解釈できる言葉が入っているのでしょうか?内容的にも国語的にみても間違っています。これは拡大解釈というものではなくて明らかな大間違いです。『すぐに』は漢字でも『直ぐに』と書きますので『直ぐに』=『直ちに』が正解です。ですからどう考えても『直ちに』とは『すぐに』の意味であって、それ以上でもそれ以下でもなく「毎日毎日食べ続けなければ」とか「毎日飲み続けなければ」とか、「毎日浴びなければ」などという意味はまったくありません。もし、そのような意味で使ったと言うのであれば、枝野さんは小学校以下の脳ミソしか持ち合わせていないという事ですから、こんな人に内閣官房長官はできないでしょうし、国民を惑わしますからすぐに辞めてもらいたいです。要は内閣官房長官の資格すらない人ということになってしまいます。そうは思いたくありません。埼玉県人として精一杯頑張っていただきたいと思っています。特に枝野さんは東北大学の法学部を卒業していますのでそんな事はないと思います。ですから、やはり僕が神と思う池上さんが何と言ってもこの『直ちに』の意味は「直ちにではなくても長い間には影響が出る可能性がある」という意味以外はあり得ません。そして、医学的に見てもそれが正解です。
放射能は普通の薬のように致死量とか極量とかが決まっている物ではありません。人によって感受性が違うので(『しきい値』と言います)、同じ量の放射線を浴びてもその影響は人によって大きかったり小さかったりします(0であることは希です)。基本的には放射線は我々の体を通過するときに我々が持っている遺伝子を傷付けるのです。よほど超高レベルの放射線でなければ確実に全部を破壊するのではなく、壊したり壊さなかったり、また壊すまで行かなくても遺伝子に傷を付けて異常を起こさせて来るのです。よって、人体への影響はその程度や出現にそれぞれに違いがあるので厄介なのです。例え低い線量だって影響は皆無ではありません。言い換えればどんなに低い線量でも、必ず少しは影響はあるのです。特に体内被曝(とりわけ呼吸によって放射性物質が肺に行った場合)は(胃や腸のように排出できないので)例え微量でも(その場でずーーと放射線を出し続けるということは、我々にとってみれば寝ても覚めても24時間365日浴び続けるということですから)危険性は高いのです。
ちなみに一時かなり離れた場所なで水道水の放射線量が上がりましたよね。あれは雨が降ったから水道水に入ったと言っています。政府は飲んでも大丈夫と言っていますが、何の根拠もありません。しかも雨で放射性物質が落とされたいうことは、雨が降る前は空中を浮遊していた放射性物質が存在していた証です。ということは雨が降る前に我々は呼吸によって、その放射性物質を肺に入れて、(極微量でしょうが)もっとも危険度が高い被曝と言われる体内被曝を間違いなくしているのです。
これを政府は『直ちに人体に影響はない』と言っているのです。案の定、本日“核の番人”と言われるIAEA(国際原子力機関)は、福島・飯舘村の住民に避難勧告を出すよう日本政府に伝えて来たのです。本来であれば他の国が勝手に原発を作って勝手にやっている事ですから、こういう苦言は言いたくはないはずです。それでも言って来たのはもう我慢ならない状態になったからです。そういう意味からするとリビアのカダフィ大佐と国連との関係と同じようなものです。それでも、それに対して原子力安全・保安院は『避難の必要はない』と拒否しています。これでは原子力安全・保安院はまるで徹底抗戦に踏み切ったカダフィ大佐そのものです。ここまで意地を張るのであればこの原子力安全・保安院も池上さんと同様に、(言った以上)場合によっては殺人罪、もしくは殺人未遂罪です。世界的な見解として福島・飯舘村は危険性が普通の場所より高くて危険なのですから。そして、殺人罪とまでは行かなくても子供、孫、ひ孫と永代に渡ってもしも奇形児が高確率で発生したらその保障をしなければならない責任がこの言葉によって発生しました。
枝野さんの発言は『例えば、今回のこの原発事故で東京にも(政府が「わずか」と言っている)放射線物質がばら撒かれたわけですから、今は大丈夫でも、後になって東京だけが癌の発生率が高くなったり、奇形児が生まれる確立が高くなったりしたとしましょう。そして、もしあなたが現在東京に住んでいて、皆様自身や皆様のお子様やお孫さんが子供を作ったら奇形児だったとしましょう。この奇形児が生まれた原因がその子のおじーちゃんが浴びた放射線だったという証拠を確定する事は不可能です。でも、東京での(もしくは現在東京に住んでいる人の)奇形児発生率が他よりも明確に高かったら、その影響もないとは言えないでしょう。つまりは責任の所在が曖昧になってしまうので、もしそういうことを気にするのであれば各自で(落ち着いて)対処(他の安全な地域に引っ越したり)して下さい。でないと責任のありかが判らないので政府としては責任を負いかねます。』ということと解釈するのが妥当だと思います。ですから枝野さんは『直ちに』という言葉を頭に付けているのだと思います。もっとも、これは責任を逃れたい東電か原子力安全・保安院か政府の用心棒が書いた物を枝野さんの口を通して周知しているだけの事だと思います。
上記のことから今回に限っては池上さんの説明は大きく間違っています。それも大きく。もし池上さんがあの説明を撤回しないなら、今後福島近辺や東京を含む関東圏で今までより癌の発生が高くなったり、子、孫、ひ孫からずーーーっと将来に至るまで奇形児の発生が高かったり、不妊の確立が上がったりし、そしてもしもその人たちが池上さんのあの言葉を信じて「それなら」と生活していた人だったら責任を持ってもらわないと困ります。それと、もしそういう人が癌の発生で命を落としたら殺人ですから、是非お考えになってください。
僕が言いたいのは、枝野さんの発言は合っていて、池上さんの発言は暴言だということです。そして、僕が心配するのはあの発言によって沢山の人が不幸になる可能性が高くなること。それに池上さん自身も今回の事で何かがあったら責任が出来てしまったという事です。これは池上さんだけではなく、池上さんの子孫永代にまで続く責任です。
ですから、とても恐いのです。よく放射線医学を理解してから確信をもって責任ある発言するか、もしくはこの問題には触らない方が賢明でだとも思えます。
是非、“池上さんは絶対”と思っている人たちのためにもこの発言の間違いを認め、出来る限り早急に撤回していただきたいと思います。
池上彰さん、個人的にとても好きな人です。僕にとっては「池上さん」というよりは「生き神様」と思っているほど信用している人です。それは池上さんは半端でない勉強量、情報量から来る確かな情報を我々に詳しく丁寧に教えてくれる人だからです。見ていて『なるほど』と思う事が多々ありました。いつも政府の発表は嘘ばかりですから(逃げ場があるとき限って本当の事を言うこともある)、こういう非常事態(福島原発の件)のときの池上さんはとても頼りになります。そしてこれは日本中の視聴者全員の思いだと思いますし、池上さんは嘘を付かないという絶対的な信用をもってTVの前に座って見入っていたはずです。その状況下で池上さんは「枝野さんが『直ちに』というのは「毎日毎日食べ続けなければ」とか「毎日飲み続けなければ」とか、「毎日浴びなければ」大丈夫という意味でそこには「これからも大丈夫」という意味で言っている。という旨の発言をしました。
これはとんでもない間違いか勘違いです。そしてそれはとても危険な発言です。そして本日、池上さんの言葉に反応するように良いタイミングでIAEAまでが安全ではないと言って来ました。池上さんがいくら『神』とはいえ、IAEAよりは正確さに欠けると思います。まさに今回だけは墓穴を掘ってしまいました。
ちなみに『直ちに』を広辞苑で調べてみました。我々が使う言葉はこの広辞苑に則るのが基本です、特に政府の発表などでは、聞く側のニュアンスによって取り違えがないように広辞苑に沿った言葉使いをします。そしてその広辞苑の『直ちに』には
①じかに。直接に。
②時を移さず。すぐに。じきに。即座に。
とあります。ここのどこに「毎日毎日食べ続けなければ」とか「毎日飲み続けなければ」とか、「毎日浴びなければ」と解釈できる言葉が入っているのでしょうか?内容的にも国語的にみても間違っています。これは拡大解釈というものではなくて明らかな大間違いです。『すぐに』は漢字でも『直ぐに』と書きますので『直ぐに』=『直ちに』が正解です。ですからどう考えても『直ちに』とは『すぐに』の意味であって、それ以上でもそれ以下でもなく「毎日毎日食べ続けなければ」とか「毎日飲み続けなければ」とか、「毎日浴びなければ」などという意味はまったくありません。もし、そのような意味で使ったと言うのであれば、枝野さんは小学校以下の脳ミソしか持ち合わせていないという事ですから、こんな人に内閣官房長官はできないでしょうし、国民を惑わしますからすぐに辞めてもらいたいです。要は内閣官房長官の資格すらない人ということになってしまいます。そうは思いたくありません。埼玉県人として精一杯頑張っていただきたいと思っています。特に枝野さんは東北大学の法学部を卒業していますのでそんな事はないと思います。ですから、やはり僕が神と思う池上さんが何と言ってもこの『直ちに』の意味は「直ちにではなくても長い間には影響が出る可能性がある」という意味以外はあり得ません。そして、医学的に見てもそれが正解です。
放射能は普通の薬のように致死量とか極量とかが決まっている物ではありません。人によって感受性が違うので(『しきい値』と言います)、同じ量の放射線を浴びてもその影響は人によって大きかったり小さかったりします(0であることは希です)。基本的には放射線は我々の体を通過するときに我々が持っている遺伝子を傷付けるのです。よほど超高レベルの放射線でなければ確実に全部を破壊するのではなく、壊したり壊さなかったり、また壊すまで行かなくても遺伝子に傷を付けて異常を起こさせて来るのです。よって、人体への影響はその程度や出現にそれぞれに違いがあるので厄介なのです。例え低い線量だって影響は皆無ではありません。言い換えればどんなに低い線量でも、必ず少しは影響はあるのです。特に体内被曝(とりわけ呼吸によって放射性物質が肺に行った場合)は(胃や腸のように排出できないので)例え微量でも(その場でずーーと放射線を出し続けるということは、我々にとってみれば寝ても覚めても24時間365日浴び続けるということですから)危険性は高いのです。
ちなみに一時かなり離れた場所なで水道水の放射線量が上がりましたよね。あれは雨が降ったから水道水に入ったと言っています。政府は飲んでも大丈夫と言っていますが、何の根拠もありません。しかも雨で放射性物質が落とされたいうことは、雨が降る前は空中を浮遊していた放射性物質が存在していた証です。ということは雨が降る前に我々は呼吸によって、その放射性物質を肺に入れて、(極微量でしょうが)もっとも危険度が高い被曝と言われる体内被曝を間違いなくしているのです。
これを政府は『直ちに人体に影響はない』と言っているのです。案の定、本日“核の番人”と言われるIAEA(国際原子力機関)は、福島・飯舘村の住民に避難勧告を出すよう日本政府に伝えて来たのです。本来であれば他の国が勝手に原発を作って勝手にやっている事ですから、こういう苦言は言いたくはないはずです。それでも言って来たのはもう我慢ならない状態になったからです。そういう意味からするとリビアのカダフィ大佐と国連との関係と同じようなものです。それでも、それに対して原子力安全・保安院は『避難の必要はない』と拒否しています。これでは原子力安全・保安院はまるで徹底抗戦に踏み切ったカダフィ大佐そのものです。ここまで意地を張るのであればこの原子力安全・保安院も池上さんと同様に、(言った以上)場合によっては殺人罪、もしくは殺人未遂罪です。世界的な見解として福島・飯舘村は危険性が普通の場所より高くて危険なのですから。そして、殺人罪とまでは行かなくても子供、孫、ひ孫と永代に渡ってもしも奇形児が高確率で発生したらその保障をしなければならない責任がこの言葉によって発生しました。
枝野さんの発言は『例えば、今回のこの原発事故で東京にも(政府が「わずか」と言っている)放射線物質がばら撒かれたわけですから、今は大丈夫でも、後になって東京だけが癌の発生率が高くなったり、奇形児が生まれる確立が高くなったりしたとしましょう。そして、もしあなたが現在東京に住んでいて、皆様自身や皆様のお子様やお孫さんが子供を作ったら奇形児だったとしましょう。この奇形児が生まれた原因がその子のおじーちゃんが浴びた放射線だったという証拠を確定する事は不可能です。でも、東京での(もしくは現在東京に住んでいる人の)奇形児発生率が他よりも明確に高かったら、その影響もないとは言えないでしょう。つまりは責任の所在が曖昧になってしまうので、もしそういうことを気にするのであれば各自で(落ち着いて)対処(他の安全な地域に引っ越したり)して下さい。でないと責任のありかが判らないので政府としては責任を負いかねます。』ということと解釈するのが妥当だと思います。ですから枝野さんは『直ちに』という言葉を頭に付けているのだと思います。もっとも、これは責任を逃れたい東電か原子力安全・保安院か政府の用心棒が書いた物を枝野さんの口を通して周知しているだけの事だと思います。
上記のことから今回に限っては池上さんの説明は大きく間違っています。それも大きく。もし池上さんがあの説明を撤回しないなら、今後福島近辺や東京を含む関東圏で今までより癌の発生が高くなったり、子、孫、ひ孫からずーーーっと将来に至るまで奇形児の発生が高かったり、不妊の確立が上がったりし、そしてもしもその人たちが池上さんのあの言葉を信じて「それなら」と生活していた人だったら責任を持ってもらわないと困ります。それと、もしそういう人が癌の発生で命を落としたら殺人ですから、是非お考えになってください。
僕が言いたいのは、枝野さんの発言は合っていて、池上さんの発言は暴言だということです。そして、僕が心配するのはあの発言によって沢山の人が不幸になる可能性が高くなること。それに池上さん自身も今回の事で何かがあったら責任が出来てしまったという事です。これは池上さんだけではなく、池上さんの子孫永代にまで続く責任です。
ですから、とても恐いのです。よく放射線医学を理解してから確信をもって責任ある発言するか、もしくはこの問題には触らない方が賢明でだとも思えます。
是非、“池上さんは絶対”と思っている人たちのためにもこの発言の間違いを認め、出来る限り早急に撤回していただきたいと思います。