夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

これは・・・

2014年04月25日 09時25分13秒 | 渓流釣り
てんからは山奥で培われ育ってきた日本の伝統的な釣り方です。
でも、そんな釣りを下流帯でやってみました。
勿論、狙いは遡上の大物狙いなのですが、釣れてくるのはこんなのばかり。

 時々掛かる大物には相手にもされず、昨日も2.5号を切られて自分の釣りの未熟さを痛感しました。

 根掛かりが多いので鈎先が上を向くように工夫して釣ったので見事に上アゴのど真ん中に刺さりました。この辺の作戦は成功でした。

あとは釣技を磨くしかありませんね!

天空テンカラスペシャルSE

2014年04月17日 23時15分18秒 | 渓流釣り
 昨日も書きましたように『天空テンカラスペシャルSE』購入したので、今日早速僕らみんなで意見を出し合って堀江氏もOKを出した『天空テンカラ渓愚スペシャルSE』のプロトタイプと比較してみました。

 まず、画像のように仕舞寸法が1㎝ほど短くなっています。振り比べると『天空テンカラスペシャルSE』の方がわずかに軽いのですが、『天空テンカラ渓愚スペシャルSE』ほどしっかりしていなくて半分から上がペナペナな感じ。これでは大物との勝負は辛いかも。勿論、僕の技術ではってことですが。また半分から上がペナペナなので振った後の竿先の治まりが悪く、『天空テンカラ渓愚スペシャルSE』のようにピタッと止まりません。レベルラインを考慮しての事なのかも知れませんが、僕が欲しかったのは少々持ち重りがしていいからがっちりしていて大物が来ても安心してやり取りが出来る竿です。こういう柔な竿は他のメーカーからも沢山出ていますのでスズミさんらしさがない竿となりました。総てが違うのですからこれはあのプロトとは無縁な竿のようです。


スズミさんにお願いです。是非『天空テンカラ渓愚スペシャルSE』を販売してください。


天空テンカラ スペシャル SE

2014年04月16日 23時10分53秒 | 渓流釣り
一般の方にはなんともないテンカラ竿が発売されました。
『天空テンカラ スペシャル SE』という竿です。
皆様にあっては普通のテンカラ竿ですが、僕にとっては特別な竿なのです。
まずは過去のここ(http://blog.goo.ne.jp/ashitamotenkida/e/bf20700288191a40a80bd4adf52c9a40)を読んで頂きたいと思います。

 彼がこの竿を開発している時はかなり病状が良くなく、立てなくなっていた彼を車椅子と共に病院から釣り場に連れて行ってのテストでした。季節的に魚の活性はかなり低く、彼をもってしてもなかなか魚が掛かりませんでした。そんな時は『テスト願います。素人がやるような竿さばきで。』って。ある程度の経験者は竿が折れないようにする方法を知っています。そしてそれを体が覚えていてそのように操作してしまうためにテストにならないのだそうです。合わせたらそのまま竿を起こして、思いっきり引っ張ってやらなければテストにならないとのこと。確かにこの竿をどんな方が購入するかは判りません。ベテランばかりならばいいのですが、初めて釣りをする人が使う場合もあるでしょう。ですから、そういうことを考えて操作して欲しいというわけです。そしてこれは僕だけではなく、釣り場を訪れる沢山の人たちにも同様にお願いし、その人たちから意見を聞き、そして仕上て行った竿です。この竿のテストに何人の人が関与したかは知りませんが、相当数だと思います。つまり、この竿には沢山の意見と想いが込められているのです。ですから是非発売していただきたく思っていました。
 そして先日、知り合いからこの竿が発売になったことを知りました。最終テストの竿には『天空テンカラ 渓愚スペシャル SE』と銘が打ってあったのですが、発売された竿には渓愚の名前はなくなっていました。これはかなりショックでした。何があったか知りませんが、堀江氏は他界するまでスズミのテスターでしたからよほどの事がなければ不自然です。死ぬまでテスター契約していたのですからスズミさんは何も遠慮することなく彼の名を使えたはずです。でもわざわざ渓愚の名を外したのか?訳がわかりません。憤りを通り越しております。

 加えて、この竿は僕らがテストして堀江氏がOKを出した竿とはかけ離れています。自重も軽くなってますし、調子もかなり違っております。全く別物です。値段なりの竿と理解いただけたらいいと思います。このことはこの竿のテストに関わった人全員が口をそろえるでしょう。
 もしかしたらこの竿があの竿の市販バージョンであると僕が早合点しているのでしょうか?そして今回発売されたこの竿は別の竿で、今後『天空テンカラ 渓愚スペシャル SE』として、また新たにあの竿が発売されるのでしょうか?
 堀江氏のテストに関わらせていただき、スズミさんはもっと素晴らしい技術を持っていることは明らかな事実です。是非あの竿を世に出してスズミさんのクオリティーの高さを世に知らしめていただきたいと思います。
 これがあの『天空テンカラ 渓愚スペシャル SE』の市販バージョンか違うのか?それは判らないことですから、今回は彼の遺作と思われるこの『天空テンカラ スペシャル SE』の三本を購入しました。
 今日はこれを見つめながら、あの最終テストの日、堀江氏が厳寒の中で厚着をして膝掛けをかけ、車椅子に腰掛けて淡々とテストを繰り返していた姿を思い出し、目頭を熱くしていました。あれから一年余りが経ちましたが堀江氏のお姿は、僕の中では全然風化しません。それだけ素晴らしいテンカラ師だったということでしょう。今思えば彼はまさにテンカラに生きた男です。
 最後に彼が僕に言った言葉で忘れられない言葉があります。それは『○○さん(管理人)は大変ですね!だって、仕事と趣味(釣り)が別物ですから。僕なんか仕事が釣りで趣味が釣りですから毎日楽しくて仕方ありません。』という言葉です。竿の名前から『渓愚』が外されても、きっと今でもあちらで楽しくやっていることと思います。

成果

2014年04月13日 22時05分27秒 | 渓流釣り
久しぶりの更新になります。
原発のことや消費税の事、STAP細胞の事・・・etc.色々と書きたいことがあるのですが。

今回は(も?)釣りネタです。

釣りはコツが分かるまではなかなか思ったような結果は出せないことがほとんどです。
そんな時は誰かに聞いたり、試行錯誤したりしてその壁を乗り越えるのが普通です。
でも、なんと言うか・・・センスがいいと言うか、持ってるというか。
時々、いきなりやっちゃう人っているんです。

この彼は以前よりタナゴ釣りなどをして、釣りの経験は豊富です。
そんな彼ですが、僕が前回教えた釣り方をもうモノにしていて、今日はもうこれですから。
いきなりの52㎝。立派だと思います。
多分、前回の釣りを終えてた後、ずっと色々と考えていたのだと思います。
この『考えること』こそが釣りの醍醐味だと思います。

教えた側としても、こうして結果を出してくれる人はとても嬉しいです。
ありがとう!TOURANさん。