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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エノキグサ - こまい花11

2020-08-19 20:30:33 | みんなの花図鑑
エノキグサは日本全国の田の畔などに分布するトウダイグサ科の一年草です。雌雄異花で、見出し画像は茎の頭部に穂状のおしべをつけた雄花です。


エノキグサの名は 葉がエノキの葉に似ているからなんだそうですが・・・




上が雄花、下が 雌花。全然違います。ベゴニアなどですと 雌花に似せて雄花を作ってますが、エノキグサは全然違います。




雄花です。




雄花に近接。
雄花は小さく、8個の雄しべが膜質の花被に包まれ、開花すると花被は4裂する。(松江の花図鑑「エノキグサ」)



再度、 雄花と雌花。




雌花の花被は深く3裂し、軟毛が多い。(同上)









子房は球形で、表面には小さい突起と軟毛が密生し、果期にも残る。花柱は3個で、先端が糸状に裂ける。(同上)




以上が、一般的な 雄花雌花の付き方です。
で、↓次に 一般的でない花をお見せします。

あれれ、これ一体どうなってるの??



赤い雄花穂の先に イヌノフグリみたいな?子房が付いています (^^♪




エノキグサのニュー・ハーフと呼ぶ人がいます。
確かに \(^o^)/




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