
サクラで脱線しちゃいましたが、少しづつ 本来の<野の>樹に咲く花 に戻していくつもりです。
でもまだ <庭>ウメだから、<花>モモのつづきです (´∀`)

前回の ハナモモもそうでしたが、 ニワウメもバラ科です。
バラ科といえば、アンズもスモモもウメも、みな バラ科 ですね ∧||∧

ニワウメの実は ユスラウメの実(ゆすらんぼ)に似ています。
ニワウメの 学名は 何と Prunus japonica 。
おっ、日本固有種か!?
っと思ったら、自生地は 中国の山間部で、日本へは江戸時代に渡来したものだったんですね。

中国原産なのに なぜ「japonica」なの??
正確な学名は Prunus japonica Thunb. です。最後の Thunb. は命名者の略号です。
Thunb. は リンネの弟子のスウェーデンの植物学者ツンベルク(Carl Peter Thunberg)のことで、1775年日本を訪れています。そのとき ニワウメを見つけて 日本で初めて発見したので Prunus japonica Thunb. と命名したものと思われます。
ちなみに、ユスラウメ(学名:Prunus tomentosa)も原産地は中国で、日本には江戸時代の初期に渡来したとありますので、どっこいどっこいなんですよ。

でも、花は、ニワウメとユスラウメでは ちがいます。とくに このピンクの花は (未確認ですが)ニワウメにしかありません。
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