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カリン(花梨)は バラ科の ボケ属 なんだって。
たしかに 花の形に 共通性がある。
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場所は安城デンパーク。このカリンの葉は斑入りなので、たぶん園芸品種なのでしょう。
「新葉は赤みを帯び、細かな毛がある」(庭木図鑑 植木ペディア > カリン)
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花は5弁花。萼片は 開花とともに反り返るそうです。
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さて、ここで問題。
「両性花と雄花が混生する。(中略)両性花は雄しべの中央に花柱が5個あり、子房を包んでいる萼筒が長い。雄花は花柱がなく、萼筒が短い。(樹に咲く花)」(松江の花図鑑「カリン(花梨)」)
これは 本当でしょうか ?? (^^ゞ
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それに対して こういう意見があります。
「「両性花と雄花が混生する」との記述や「雌花には雌蕊が5ある」との記述が見られるが、一体正確にはどうなのか知りたい。
写真は花粉を十分に持つ黄褐色の葯多数と立派な5本の雌蕊が見られる。生殖能力を持つ雄蕊・雌蕊を持つ花を両性花と呼ぶので、これは両性花であると考えられる。
単性花の雄花は未見である。もし単性花の雌花というものがあれば是非見たいものである。」
(里山コスモスブログ「カリンの赤ずきんの蕾と桃色の5弁花」)
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