ナンキンハゼは「ハゼ」の名が付いていますが、ウルシ科ではなく、トウダイグサ科の樹木なので、かぶれることはありません。
でもこの白い種子から蝋が採れる点では ウルシ科のハゼノキとよく似ています。
「日本ではハゼノキから蝋を採取していたが、中国では気候の関係から生育できず、本種を利用していた。「ハゼと同じように蝋が採取できる中国の木」という意味合いでナンキンハゼと命名されたという説が有力」(庭木図鑑 植木ペディア > ナンキンハゼ)
「葉は菱形に近い卵形でポプラに似る。たいていの樹木は美しく紅葉するために寒さが必要だが、ナンキンハゼは暖地でもカラフルに紅葉するため、特に関西以西では珍重される。」(同上)
「できはじめの果実は黒い殻に覆われているが、寒くなるにつれて殻が割れ、中からポップコーンのような白い種子が飛び出す。」(同上)
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