
トウダイグサ科の特集も 第5回です。今回は ちょっと意外に思われるかもしれませんが、 ナンキンハゼです。
ナンキンハゼ 「サマー・フリンジ」園芸品種

ナンキンハゼ の学名は Triadica sebifera。 ナンキンハゼ属に分類されています。
でも、ちょっと前までは、シラキ属に分類され、学名は Sapium sebiferum と言っていたそうです。
(シラキの花は ここ にもありますが、 ナンキンハゼの花によく似ています。)
ナンキンハゼは 雌雄同株なので、花が咲いていれば、たいていのばあい、雄花と雌花が観察できます。
「ナンキンハゼは6~7月頃、枝先から長い黄色の穂状の花序を形成する。長い花序のほとんどは雄花であり、花序の基部、すなわち垂れ下がった花序の上部に雌花が短い柄の先にいくつか付く。」(岡山理大・植物雑学時事典「ナンキンハゼ」) (←この記事では シラキ属となってます)

雌花の花柱は3つに分かれ、先は開く。(同上)

この「サマー・フリンジ」という園芸品種の雌花は(柱頭は) 「3つに分かれ、先は開く」どころか、カールして羊の角みたいでカッコイイです。
斑入りナンキンハゼ 「スノー・マウンテン」 園芸品種

「スノー・マウンテン」 は若葉が アカメガシワのように紅葉していて 非常に美しい園芸品種です。花の時期は3つの中では一番遅いようです。

ナンキンハゼの花穂は 雄花がほとんど。

雌花は 花穂の基部につきます。 この雌花は 柱頭がついていないですが、 受粉する前は やはり 3つの分かれた柱頭が羊の角のようにカールする面白い形の花を付けるようです(→ 以前アップした 柱頭付きの雌花)
ナンキンハゼ 「メトロ・キャンドル」 園芸品種

メトロキャンドルの花は 雄花は花粉を出し終わって黒変しているものが多くなってます。(撮影時期が遅かったようです m(_ _)m)

これは 去年の7月10日に撮った「メトロ・キャンドル」の花です。 大きな柱頭が 受粉後 ポキリと折れて、一枚前の写真のようになるんですね
ナンキンハゼ 「サマー・フリンジ」園芸品種

ナンキンハゼ の学名は Triadica sebifera。 ナンキンハゼ属に分類されています。
でも、ちょっと前までは、シラキ属に分類され、学名は Sapium sebiferum と言っていたそうです。
(シラキの花は ここ にもありますが、 ナンキンハゼの花によく似ています。)
ナンキンハゼは 雌雄同株なので、花が咲いていれば、たいていのばあい、雄花と雌花が観察できます。
「ナンキンハゼは6~7月頃、枝先から長い黄色の穂状の花序を形成する。長い花序のほとんどは雄花であり、花序の基部、すなわち垂れ下がった花序の上部に雌花が短い柄の先にいくつか付く。」(岡山理大・植物雑学時事典「ナンキンハゼ」) (←この記事では シラキ属となってます)

雌花の花柱は3つに分かれ、先は開く。(同上)

この「サマー・フリンジ」という園芸品種の雌花は(柱頭は) 「3つに分かれ、先は開く」どころか、カールして羊の角みたいでカッコイイです。
斑入りナンキンハゼ 「スノー・マウンテン」 園芸品種

「スノー・マウンテン」 は若葉が アカメガシワのように紅葉していて 非常に美しい園芸品種です。花の時期は3つの中では一番遅いようです。

ナンキンハゼの花穂は 雄花がほとんど。

雌花は 花穂の基部につきます。 この雌花は 柱頭がついていないですが、 受粉する前は やはり 3つの分かれた柱頭が羊の角のようにカールする面白い形の花を付けるようです(→ 以前アップした 柱頭付きの雌花)
ナンキンハゼ 「メトロ・キャンドル」 園芸品種

メトロキャンドルの花は 雄花は花粉を出し終わって黒変しているものが多くなってます。(撮影時期が遅かったようです m(_ _)m)

これは 去年の7月10日に撮った「メトロ・キャンドル」の花です。 大きな柱頭が 受粉後 ポキリと折れて、一枚前の写真のようになるんですね
ナンキンハゼの花の作りがよくわかりました。
背の高くなる木ですので、なかなか観察する機会が有りませんでした。
雄の花の下に雌花があるのですね。
3裂していることが種子が3個つくことに結び付いているのですね。
うれしいコメント ありがとうございます^^
> 背の高くなる木
そういえば、秋の紅葉がキレイなナンキンハゼは たいてい背が高かったですね
安城デンパークの園芸品種は手入れしているからかな~手の届くところに枝が伸びていて助かります。
> 3裂していることが種子が3個つくことに・・・
確かに、そうですね。花柱が3個という記事もあるようです。
またいろいろ気づかせてくださいネ(^^)/