きょう、JA産直に行ったら、うれしいことに、ザクロの実を売ってました。
ザクロはミソハギ科に属し、学名を Punica granatumといいます。
属名 Punica は punicus(カルタゴの) に由来し、ザクロを北アフリカ・カルタゴ原産と想定したため。
種小名の granatum は 「粒状の」の意。
「果実は花托の発達したもので、(中略)秋に熟すと赤く硬い外皮が不規則に裂け、赤く透明な多汁性の果肉(仮種皮)の粒が多数現れる」(wiki 「ザクロ」より)
ザクロは 英語で Pomgranate (ポムグラニット)。
Pomgranate は「粒の多いリンゴ」の意味で、中世ラテン語の pōmum grānātum、pōma grānāta(種の多いリンゴ)に由来します。
「日本に輸入されて店頭にしばしば並ぶのは、イラン産やカリフォルニア州産が多く、輸入品は日本産の果実より大きい。」(同上)
イラン人に言わせると、イラン産ザクロは 日本のザクロと比べると、「見た目も、中身も、全く別の果物と言って良いほど異なっているそうです。
「海が近く雨が多い地域では、土壌の水分量が多いため、ザクロが熟れて皮が堅くなる前に果実が成長してしまい、栄養分が十分蓄えられないまま皮が耐えられずに実が割れてしまいます。」(日本人が知らない、イラン産ザクロの素晴らしさ)
砂漠に近い厳しい環境で育てられたイランのザクロはゆっくりと成熟するため実は大きく、酸っぱくないというのです。
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