アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イモカタバミ、ムラサキカタバミ - 帰化植物10

2020-05-29 11:55:39 | みんなの花図鑑

こんなにキレイなのに「イモ」とは何事か ! (>_<)




地下に球状の塊茎(イモ)があり、この塊茎(いも)で増えることから、「イモカタバミ」と呼ばれるのでした。




次にあげるムラサキカタバミと比べると 色が濃くよりきれいです。それもそのはず、ここは デンパークで、 まだ野生化してないので、園芸植物なんです。
(このシリーズでは 「帰化植物」 を「人為的な導入や偶発的な移入により侵入・定着し、野生化した植物」 と定義しています)




同属の種(しゅ)のムラサキカタバミ に似ているが、比較すると、イモカタバミは、地下に球状の塊茎を持ち、非常にゆっくりと繁殖する。イモカタバミは、花の色が濃いピンクが基本で、花筒部の奥も同色であるが紫色の筋が入る。また花粉が黄色という特徴がある (wiki 「イモカタバミ」)




で、よく似ている ムラサキカタバミのほうです。

南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。 (wiki 「ムラサキカタバミ」)




日本では本種は種子を付けない。繁殖は牽引根と鱗茎の間に無数に生じる木子で行われる。(同上)





元来は観賞用に栽培されたものであるが、現在では庭園から畑地、芝地を中心に広く見られる。土の中の鱗茎を取り尽くすのが非常に難しいので、駆除の困難な雑草である。 (同上)




先ほどの wiki 「イモカタバミ」の説明より
「ムラサキカタバミの花色にも変異はあるものの、その多くはイモカタバミよりも青みを帯びたピンク色で、花筒部の奥は白く抜けており、緑の筋が入る。また、花粉が白い。イモカタバミよりもムラサキカタバミの方が葉肉が薄く、葉に艶があるなどの点で慣れれば目視でも区別しやすい。」



コメントを投稿