ポインセチアの赤やピンクなどに色づいた部分は苞葉(ほうよう)で、ポインセチアの本当の花は中央の小さいツブツブした部分です。
苞葉がきれいだから観葉植物?なのですが、本当の花の部分もよく見ると宝石箱のようですよ!(^^)!
ポインセチアは学名を 学名Euphorbia pulcherrima といい、トウダイグサ科ユーフォルビア属の植物です。
ユーフォルビア属の花は杯状花序といって、とてもユニークなかたちをしています。
杯(カップ)状の(あるいは壺状の)総苞の中に雄しべだけの雄花が咲いています。
杯(カップ)の肩のところに付いている肉厚の唇みたいな器官は蜜腺と言って中に蜜が入っています。
これは杯(カップ)の中から雌花が生まれてきたところです。
雌性先熟で先に雌花が産まれてきますが、やがて果実になるめしべの子房は大きくそのままでは杯(カップ)の入り口をふさいでしまうので、雌花は成長すると杯(カップ)の横に垂れ下がります。雌花が移動した後に雄花(おしべ)が咲きます。
蜜腺からは多量の蜜が出ています。
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