アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

咲いてみればクコだった

2023-10-17 15:00:00 | みんなの花図鑑
豊田安城自転車道の某地点に擁壁があって、前々からそこに垂れ下がっているつる性植物がどこかで見たような葉なのですが、どうしても思い出せなくって・・・



それが先日行ってみたら花が咲いていまして・・・すぐにクコの花と分かりました。


めでたし目出度し なのですが・・・



どうしてクコと気づかなかったかというと、擁壁にこんな風に垂れ下がっていたからです。
私がこれまで見たクコは立ち上がるタイプのクコばかりでしたので気付かなかったのだと思います。




ちょっと検索すると、ナガバクコという種類があるらしいですが、ナガバクコは
名前のとおり「葉が長細く、比較的肉厚」(FC2ブログ「美女が愛したスーパーフード クコ」)で、
「中国原産で日本には自生しませんが,中国の西北部に分布し,寧夏地区を中心に栽培が盛んに行われています。」(㈱ウチダ和漢薬「生薬の玉手箱 | 枸杞子・地骨皮(クコシ・ジコッピ)」より)なのだそうです。



ウラナミシジミが来ていました。



クコはナス科の植物で、「葉には、ベタイン、ベータ・シトステロールグルコシド、ルチンなどが含まれ、毛細血管を丈夫にする作用があるといわれる」(Wikipedia「クコ」)




花から5本の長い雄しべが出て、目立つ。(同上)



「クコの果実は枸杞子(くこし)、根皮は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)という生薬である」(同上)


WaterEffect クコの実
https://youtu.be/-LwqWJNZi7M







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