アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

タラノキとカラスウリ - 岡崎市KB

2019-11-27 17:59:17 | みんなの花図鑑

タラノキはウコギ科。
黒い実がなってます。





球状の果実は ヤツデの果実のなり方によく似ています。





そういえば、花も ヤツデの花のように 雄性先熟なんだそうです。

タラの実は メジロがよく食べに来ます。





タラノキに絡みついていた カラスウリ。





カラスウリの実も 冬の間中 ぶら下がっています。とても苦いので 誰も食べません。





タラノキの木肌です。鋭いとげがあります。我が家のタラノキは こんなに鋭い棘はありません。
「分類上は幹に棘が少なく、葉裏に毛が多くて白くないものをメダラ(f. subinermis)といい、栽培されるものはむしろこちらの方が普通である。」(wiki「タラノキ」)



カエデ - 愛知県緑化センター

2019-11-27 10:46:30 | みんなの花図鑑

カエデの種類が分かりませんが、イロハモミジの葉は小さめなので、これは オオモミジ でしょうか?





でも、オオモミジの葉は 鋸歯があまり目立たないんですよね。これは 鋸歯がはっきりしているので、そうすると、ヤマモミジでしょうか?





ところが、「分布を見ると、イロハモミジとオオモミジは太平洋側、ヤマモミジは日本海側に自生します。」とあります。緑化センターの植栽なので、何が植えられていてもおかしくないのですが、ヤマモミジと断定はできません。





イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジと種類別に言うときには「モミジ」がつくのに、総称するときは「カエデ」って言うんです。なぜでしょ(@_@)






カエデ科の果実は 典型的な翼果です。プロペラの原理で風に乗って遠くに飛ぶことができます。





これもまた、別の場所で撮ったカエデの仲間です。やはりまた種類が分かりません。




スカーレット・オーク - 愛知県緑化センター

2019-11-27 01:08:42 | みんなの花図鑑

緑化センター実習場の端で出会ったオークです。

「一般的には英語のオーク Oak は、ブナ科のナラ類(コナラ亜属)の落葉樹を指すのが普通とされる。昔から、オークをカシ(樫)と訳していたのは誤りで、ナラ(楢)と訳すべきであったといわれている。」(外国産オーク類の名称)






いちおうスカーレット・オークとしましたが、ピン・オークの可能性もあります。








「ピンオークは葉の裂片の間の裂欠がU型に開いた葉を持つオークとして知られ、スカーレットオークの閉じ気味のC型の裂欠と比較対照される。しかしながら、残念なことに交雑由来を含めた変異が見られ、葉のみによる識別は十分とは言えない。(ohiodnr.com)」











ヤツデ - 愛知県緑化センター

2019-11-27 00:49:36 | みんなの花図鑑

ウコギ科のヤツデの花が咲いている。





ウコギの花は 雄性期と 雌性期があり、この花は いま雄性期の花だ。





カタツムリの角のように出ているのが 雄しべ。雄しべは5本。中央には 雌しべのふくらみがあるが、柱頭は出ていない(出ていても雌しべとして機能していない)。





やがて、雄しべと花弁は脱落し(無性期)、つぎは 中央の子房が丸く膨らみその先に柱頭がつき雌性期に入る。