キーを叩く指の数は、多くすれば早く打てるが、それなりの修練が必要である。
練習が嫌いだから一本指で一生通すという人もいる。
一本指でも、まったく位置を変えないわけにはいかず、キーの分散配置区域内を動き回らなければ用は足りない。
指の位置を変えずに、一箇所でカチカチやる方法はないのか。
それができた。
Google 日本語入力「モールスバージョン」といって、ちょんと叩くかちょっと長めに押すかその二通りを組み合わせれば、どんな文字でも打てる。
手を動かす範囲はぐんと減っても、モールス符号を覚えなければならない。
それを使って走り書きのように早く文字を入力するには、やはり練習が必要。
指を動かすのも嫌になりだしたら、その次は声を拾って入力するようになるのだろうか。
電車の中で、みなが小さな箱に向かってブツブツ言っている様子は、想像すると気味が悪い。
イトー、ロジョーホコー、ハーモニカ、・・・---・・・。
モールス教に洗脳されてしまった人は、いろは言葉も忘れてしまっている。
今頃思い出した、このネタモト、たしかTさんの話にあったものだ。