うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ネット情報の奇妙な性格

2013年05月14日 | 千差万別

ネット情報には、広くかつ狭くという、分裂病のような奇妙な性格があります。

ネット情報を見ていると、世界の各地まで見ることができます。
映像を見る場所も地球の外側にまで広がっていきます。
見ていると、自分の心も広がっていくような錯覚さえ起きます。
錯覚ではなく、本当に心を広げていく人もいるでしょう。

ところが人間とネット情報とのかかわりはおかしなもので、心はだんだん広くなりながら、頭の働きは狭くなっていくようです。
大きな地球を小さな画面に引っ張り込んで、世界がすっかり見えた気でいても、それはディスプレイの面と向き合っているだけです。
そこには枠の大きさの限定があって、しかも深みはありません。

あたりまえの結果として、頭の働きも、画面の薄皮一枚のような狭く浅いものになっていくような気がするのですが、いかがでしょうか。

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