Word オプションの大項目6番めは「言語」です。
これは、Office の言語を選択するオプションで、はじめは「編集言語の選択」です。
私たちが使う Office は、通常日本語版ですから、<既定>の編集言語は、もちろん「日本語」になっています。
英語の編集に使いたい場合には、英語(米国)を既定にすることもできます。
さらにここには、【他の編集言語を追加】することができ、「追加の校正ツールをダウンロードする必要がある場合に通知する」という、どこか恩着せがましいメニュもあります。
これをOFFにし、通知はいらないとしておいたとき、必要な手続きがあることを報らせて貰わない代わりに何か得られるものがあるのでしょうか。
この校正ツールは、「MS Office 言語パック」というものらしいのですが、それを使ってどんな言語を編集できるようになるかというと、それがなんと、Office2016 の場合には 100 を超える言語を選ぶことができるのだそうです。
ずらっと並んだ言語名を見ても、どこの言葉なのか見当もつかないものがあります。
一つの国にもたくさんの公用語があって、そこでは地域によって使う言葉が違います。
言葉が違えば、価値観も精神風土も違うので、世界はひとつなどと叫ぶのも、手前勝手ないい気なものと言えるのかもしれません。