うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

寄り道のすすめ:16

2017年07月01日 | ソフトいろいろ

 [F12] キーには、ソースコードの覗き見のほかに、それとは趣の少し違う機能があります。

Office でつくったファイルには、その場で捨ててしまうファイルでなければ、必ず名前を付けなければなりません。
「ファイル」⇒「名前を付けて保存」
この2段操作は、それが普通であっても、なんとなくわずらわしいものです。
新しいバージョンの場合には、はじめの「ファイル」メニュが見つけにくいので、わずらわしさはなおのことになります。

名無しファイルにいきなり「上書き保存」のやや無法なコマンドを出しても、「名前を付けて保存」のウイザードが仕方なく現れてくれます。
しかしこの方法には、ついでを装いながらだいじな用事を済ませるような、裏口の気配がただよっていて心地よくありません。

[F12] という鍵のありかさえ覚えておけば、正面からサッと入れるので、このほうがスカッとします。
ただ、「名前を付けて保存」の手続きは、一つのファイルに一度しか使う機会がないので、だれでも [F12] をすぐ思い出せるかどうか、それが問題です。
従業員通用口から毎日出入りしていて、表玄関の位置を知らずにいるということも、あながちないとは言えないでしょう。

正道を覚えておくには、最初の入り口の開け方が肝心です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村