あるパソコンクラブで、マウスが続いて壊れる異変が起きました。
∵ 次々にマウスが壊れるのか不思議でしたが、注意してよく見ていると、何ヶ月か続けている人でも、マウスのクリック操作がうまくいかないのです。
エレベーターや自販機のボタンを、きつく押す癖のついている人は、マウスも指の腹でギューギュー押しつけます。
先端を軽くたたけばよいのですが、この種のボタンは押せばいうことをきいてくれると思い込んでいる人は、反応があるまで力をこめて押し続けます。
これではマウスもたまりません。
ケースをうすいプラスチック板で作ってあるマウスは、反り返って接点がうまく付かなくなってしまいます。
初期にマウスの移動の練習ソフトで、移動ルートから外れないよう、ガチガチに力の入った状態を身につけたしまった不幸な人は、なかなか力を抜いて扱うことが飲み込めません。
練習ソフトのようなものを、頭だけで考えて作ると、思わぬ結果を招くこともあるので、こういうものにも発行・販売の検定のようなものが必要なのではないかとふと思いました。