すばらしいイメージのセンスを持った方に出会いました。
パソコンの前に座ると、まずペイントを立ち上げ、円、楕円、方形、角丸方形の4種類の図形をどんどん組み合わせていきます。
画面がいっぱいになると、それぞれの図形を多彩な色で塗りつぶしていきます。
1枚保存すると、また次に取り掛かります。
図形も色合いも同じなのですが、さっきのとは全く違った図柄が出来上がります。
3枚目は直線の組み合わせでした。
直線で囲む平面で、線の数が最も少ない三角形がどんどんつながれていきます。
これも画面がいっぱいになれば彩色です。
3枚目は気に入ったようで、他の人にも見てくれと、自分から呼びかけます。
「これ、きょう初めてなんだよ」直線の組み立ては初制作だったようです。
直線描画を見ていて作者も気付き、見ているほうも気付いたことがあります。
ペイントに描きこむ線は、終点は画面の外でクリックしても受け付けてもらえます。
OBもOKなのです。
始点はそうはいきません。画面の外では位置の定めようがないので当たり前なのですが、この当たり前が妙に新鮮に感じます。
なんでもない3枚の絵から、何かすがすがしい気持が得られたのは、それが全くの創作であったからでしょう。
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