昨夜の日韓戦を観ていて、野球の恐ろしさを改めて痛感しました。
試合の流れが変わり始めると、あれほど優れた投手を注ぎ込んでも、もう止めることができませんでした。
思い返せば、大学野球でも同じような場面に何度も遭遇しました。
相手が主戦投手を降ろしてくれたので早大打線が息を吹き返して逆転劇につながったり、
あるいは、早稲田の完勝かと思っていたら2番手投手が逆転打を食らったり。
過去の試合において、流れの変ったきっかけは、失策、四球、そして投手交代が思い当たります。
このうちベンチの采配でコントロールできるのは投手交代だけです。
「勝利の方程式」とも呼ばれる投手分業システムは、そんな難しい投手交代に関するベンチの迷いを吹っ切る一つの手段なのでしょう。
そして、ひとたびシステムが確立されたならば、たまに失敗することはあっても、長い目で見れば勝率向上が期待できるように思います。
でも、投手分業システムには、試合の流れを自ら変えてしまうリスクもはらみます。
特に、負けたら終わりのトーナメント戦で、流れを失ったら致命傷に。
その意味で、投手分業システムをプレミア12の決勝トーナメントに持ち込んだことは、ちょっと違うのではないかと私は感じました。
特に今回の大会では、球数制限などの制約がなかったのですから、あの場面でベンチが動くべきではなかったなあと思います。
「試合前から、8回・9回は則本を使うつもりだった」という小久保監督のコメントがありましたが、それはトーナメントの戦い方ではないでしょう。
あくまでも素人の後講釈になってしまいますが。
有能なコーチ陣を揃え、素晴らしい選手たちが全力を奮っていました。
それだけに、勝たせてあげたかったです。
試合の流れが変わり始めると、あれほど優れた投手を注ぎ込んでも、もう止めることができませんでした。
思い返せば、大学野球でも同じような場面に何度も遭遇しました。
相手が主戦投手を降ろしてくれたので早大打線が息を吹き返して逆転劇につながったり、
あるいは、早稲田の完勝かと思っていたら2番手投手が逆転打を食らったり。
過去の試合において、流れの変ったきっかけは、失策、四球、そして投手交代が思い当たります。
このうちベンチの采配でコントロールできるのは投手交代だけです。
「勝利の方程式」とも呼ばれる投手分業システムは、そんな難しい投手交代に関するベンチの迷いを吹っ切る一つの手段なのでしょう。
そして、ひとたびシステムが確立されたならば、たまに失敗することはあっても、長い目で見れば勝率向上が期待できるように思います。
でも、投手分業システムには、試合の流れを自ら変えてしまうリスクもはらみます。
特に、負けたら終わりのトーナメント戦で、流れを失ったら致命傷に。
その意味で、投手分業システムをプレミア12の決勝トーナメントに持ち込んだことは、ちょっと違うのではないかと私は感じました。
特に今回の大会では、球数制限などの制約がなかったのですから、あの場面でベンチが動くべきではなかったなあと思います。
「試合前から、8回・9回は則本を使うつもりだった」という小久保監督のコメントがありましたが、それはトーナメントの戦い方ではないでしょう。
あくまでも素人の後講釈になってしまいますが。
有能なコーチ陣を揃え、素晴らしい選手たちが全力を奮っていました。
それだけに、勝たせてあげたかったです。