
今年も箱根駅伝 監督トークバトルが行われました。
会場は恵比寿ガーデンプレイス。
大勢のファンが詰めかけました。

このトークバトルは、前回大会における上位5位までのチームから監督が招かれます。
5位の早稲田からも相楽監督が登壇し、海千山千の監督さんたちと対峙しました。

様々な質問に監督さんたちが答えていきます。
「目標順位」
青学:優勝、駒沢:3位以内、東洋:優勝、明治:4位、早稲田:優勝
「重視する区間」
青学:5区、駒沢:5区、東洋:5区、明治:5区、早稲田:1区
他にも、「注目選手」「チームの強み」等々、興味深い質問が続きました。
また、現在の大学生たちが東京五輪の頃に年齢的に旬を迎えます。そこで、学生のうちから五輪での活躍を目的に据え、適切な目標設定により計画的に強化していく必要があると監督さんたちが異口同音におっしゃるのが心強かったです。
早稲田の競走部でも、東京五輪を具体的に見据えている選手がいるそうですよ。
========
早稲田の相楽監督は実直な人柄が にじみ出る語り口で、とても好感が持てます。

東洋の酒井さんも実直型、明治の西さんは飄々型、駒沢の大八木さんは浪花節型、青学の原さんはリップサービス型といったところでしょうか。
今年の早稲田は「金太郎飴」型のチームだと相楽監督。
まずは1区で先頭集団につけて、往路優勝争いに加わる。
そして復路9区を終える時点で3位以内につけて欲しいところです。
1920年の第1回大会に出場したのは、早稲田、明治、慶應、東京高等師範(現 筑波大学)の4校。
今回のトークバトルに参加した早稲田と明治、そして慶應が「競走部」と名乗るのは、「陸上競技」という日本語が生まれる前に創部されたルーツ校の証です。
この伝統の重みを強みに変えて、ぜひWとMで優勝争いを展開して欲しいですね。
なお、トークバトル当日の様子は、新聞では12月20日の読売新聞 朝刊で、テレビでは12月23日の夜8時からG+で紹介されるそうです。