外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

私にとっての名曲

2012-08-08 22:23:30 | 音楽
明日からの二日間、短い夏休みを取ることになりました。
既に一風呂を浴び、束の間の解放感に浸っています。

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リラックスしようとする時に、音楽を欠かすことはできません。

よく「あれは名曲だ」と言いますが、具体的に、何がどうなると名曲と呼ぶのかと問われたら、答えるのは簡単ではありません。

「メロディが美しいから」
「大ヒットした曲だから」
「名曲アルバムに入っていたから」
「大物作曲家の作品だから」
おそらく答えは人それぞれです。

私にとっての名曲。
その一つの類型は、「ああ、この曲でベースを弾いてみたいなあ」と、気持ちの「そそられる」曲です。

コード進行、テンポなどが、自分自身のテイストに合致した曲に出会うと、ベースラインが次々と湧き出てくるのです。
もちろん、アイデアが湧いても、実際にそれを弾きこなす技量があるかどうかは別の問題なのですが。

そんな切り口で私にとっての「名曲」の一つを挙げると、ハービー・ハンコック作曲の「ドルフィン・ダンス」です。
アルバム「処女航海」に収録されています。

音を厳選して、抑制気味にロング・トーンで弾く
あるいは、ちょこちょこっと動いてみる

ドルフィン・ダンスは、ベース走者に対して、「君は、どんな感じで攻めるんだい?」と常に投げかけてくるような曲
そして、様々な試みを懐深く受けとめてくれるような雰囲気の曲なんです。

Dolphin Dance

この録音では、名手・ロン・カーターがベースを担当して、実に素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

また、ジャコ・パストリアス、ブライアン・ブロンバーグといったベースの達人たちも、自身のリーダー・アルバムで採り上げていますから、「ドルフィン・ダンス」がベーシストに愛される名曲であることは疑いないでしょう。

同じように、ピアニストに好まれる曲、ギタリストが弾きたくなる曲、ドラマーが叩きたくなる曲など、それぞれの担当する楽器によって、それぞれの「名曲」が存在するはずです。

そのあたりのツボを踏まえていると、ジャズのライブ・スポットでリクエストする機会が巡ってきた時に、バンド・リーダーの担当する楽器に向いた曲をリクエストすることができます。
自分のリクエストを採用してもらえる確率が格段に高まるのは間違いありません。

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それでは最後に、ハービー・ハンコックの俳句をご紹介して終わりといたします。

ハービーは
今日も 役所で
ハンコ突く
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早稲田から世界へ( その2)

2012-08-07 23:25:29 | 大学野球
ロンドン五輪は、後半戦に入りました。

前半戦で、日本の競泳陣の頑張りが素晴らしかったことは、既に話題にいたしました。

私は不勉強だったのですが、一時期は世界水準から置いてきぼりをされていた日本の競泳陣を、再び世界の檜舞台に押し上げた敏腕コーチが、早稲田OBであったと知りました。
平井伯昌コーチ(早稲田高校-早大)です。
ちなみに、早稲田高校では、福澤朗アナウンサーと同期生だったそうです。

平井さんは、スイミング・スクールのコーチとして北島康介と中村礼子の両選手を育て、ジャパンのコーチとなってからは、寺川・上田・加藤というスイマーを指導されたそうですから、これはもう、恐れ入りましたという感じです。

きっと他の種目でも、早稲田出身者が頑張ってくれているはず。
早稲田スポーツは素晴らしいです。

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野球部は、軽井沢で猛練習を開始したようです。

野球部がキャンプを張る御代田町の気温は、昼間は30度近くまで上がることもあるそうですが、夜は15度ぐらいまで下がるとか。

練習の疲れも相まって、きっと夜は爆睡できることでしょう。

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御代田町の郷土料理は、「おにかけうどん」というそうです。
「おにかけうどん」の紹介

部員の皆さんが、街に繰り出して、おにかけうどんを食べたりする余裕はないだろうと思いますが。
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課題を整理

2012-08-06 22:46:22 | 大学野球
今日の午前中、外出先の大田区内で雷雨に遭遇しました。
折畳み傘を差したものの、殆ど全身がびしょ濡れ。
靴の中にも完全に水が入り、歩くたびに、靴の中からグッチョン、グッチョンと音がしてくるような感じでした。

午後は晴れてきたので、もうガックリしっ放しです。
(T_T)
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下のリンクは、野球部の軽井沢キャンプが行われるグラウンドの映像です。

軽井沢キャンプ施設

正確には、軽井沢というよりも、軽井沢と佐久の中間点あたりというべきでしょうか。

夏休みシーズンですから、同方面にお出掛けになる方も少なくないと思います。
周遊先の一つに加えてみては如何でしょうか。

ちなみに、私は、草花を野鳥の姿を愛でるよりも、早稲田健児が白球を追う姿を見る方が好きです。
恐らく公費も投入されたであろう、目黒区「科学教室」のOBの一人としては、実に申し訳ないのですが
(;^_^A

目の前の仕事と課題をできる限り処理して、軽井沢に行く時間を捻出したいと頑張っています。
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ところで、野田首相は、原子力発電への依存度を将来ゼロにする場合の課題を整理するように関係閣僚に指示する考えを示したそうです。

課題を整理しろと指示されると、ネックとなる事項を並びたてるだけの人が少なくありません。

「課題を整理する」とは、どんな条件を満たせば目標を達成できるのかを整理することです。

野田総理、
そのあたりの明確な指示をお願いしますよ。
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早稲田から世界へ

2012-08-05 21:32:48 | スポーツ全般
今日は、朝から腰を据えて、ロンドン五輪を観戦いたしました。

仕事のある平日は、スポーツニュースで映像の「つまみ食い」をするのが精一杯…。
やっと世間並みの水準まで、ボルテージが上がってきました
(*^_^*)

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水泳では、男女のメドレー・リレーでの日本チームの活躍に感動しました。

日本の競泳は、一時期、日本記録を出しても五輪の決勝に進めないというぐらい、世界水準から置いてきぼりをくらった時代がありました。
時おり現れる天才スイマーがメダルを獲得し、しばし溜飲を下げるという感じ。

今回のロンドン五輪では、個人でも、リレーでも、数多くのメダリストが生まれています。

想像を絶する日々の鍛練を積み上げてきた選手の皆さんたちに対して、心の底から祝福します。
そして、途方にくれる世界とのギャップを着実に埋めるために、長年苦労されてきた日本競泳界の指導者の方々に対しても、深甚なる敬意を表します。

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サッカーは、見事に四強入りを果たしました。
1968年のメキシコ五輪以来のメダルが期待されるというのですから、大変な偉業です。

日本選手たちのパス回しの正確性、前に出る時のキレとスピードは、素人目からも素晴らしいの一言。
実に頼もしい若者たちです。

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男子メドレー・リレーでアンカーを務めた藤井拓郎選手は早稲田OBです。
学生時代から日本競泳界を代表するトップ・スイマーであった藤井選手は、五輪2大会連続で素晴らしい記録を残しました。

サッカー日本代表のオーバーエイジ・徳永選手も早稲田OB。
彼も学生時代からジャパンに選ばれるような素晴らしいプレイヤーでした。

そして、サッカーの関塚監督も早稲田OBです。

関塚さんは、千葉県立八千代高校から一浪して一般入試で早稲田に入学しました。
そんな普通の早大生であった関塚さんが、今や世界の頂点を目指すチームを率います。

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高校時代からのトップ・アスリート、
「その他大勢」の中から頭角を現す人、
とても早稲田っぽいと思います。

先週金曜日に野球部の高校生練習会が行われましたが、高校球児であれば誰でも参加できます。

大学によっては、大学側から声を掛けられた高校生のみが参加できるというところもあるそうです。
強いチームを作るためのアプローチは色々あると思いますが、門戸を広く開ける早稲田のやり方が私は好きです。

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今週は、野球部の軽井沢キャンプが始まります。
「大学選手権優勝は、もう終わったこと」と岡村監督はおっしゃっていますから、軽井沢では、もう一度、基本プレーの反復に立ち帰ることになるでしょう。

野球部員の皆さんには、涼しい軽井沢で、良い汗を流して欲しいと思います。
Comments (2)
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四十九日

2012-08-04 20:17:33 | 大学野球
今日は、父の四十九日の法要と納骨を終えました。

遠方からも親類が集まって、よもやま話に花が咲きました。

名古屋から来てくれた従兄弟たちとも思い出話で盛り上がりました。

幼稚園や小学生の頃、夏休みなどに名古屋に集まって、彼らと一緒に近くのプールに行ったり、遊園地に行ったりして遊びました。

「あれから五十年か…」と一人が言うと、皆が苦笑い。
月日が流れる早さには驚くばかりです。

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昨日は、一回目の高校生練習会が行われました。

全国から集まった高校球児たちは五十名余り。
早実、早大学院、早稲田佐賀、早稲田摂陵からも参加者がいました。

灼熱の東伏見グラウンドでの彼らのプレーを、岡村監督、そして広岡、徳武、安田、関口(一行)、小宮山ら、錚々たる顔ぶれのOB各氏がチェックされていました。

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ネット裏には、懐かしいOBの顔もありました。

私が最も懐かしかったのは、私と同期の須長三郎さん(川越工業-早大-プリンスホテル。現在は本庄第一高校教諭)

学生時代の須長さんは、左の強打者。
ツボにはまると、軽々とフェンス越えを放ちました。
三年生までは主として外野手で、四年生になると、卒業されたマックス佐藤さんの後釜として正一塁手となりました。

彼の堂々たる体躯と人懐っこい笑顔は、学生時代と少しも変わりません。
私が「須長さんたちのおかげで、最後の最後に優勝パレードに参加できました。」と挨拶すると、ニコニコ笑っていました。

若手OBでは、小山健介くん(高陽東-早大。現在は瀬戸内高校教諭)

小山くんは、比嘉、青木、鳥谷らと同期生の二塁手。
同じポジションに田中浩康くん(現在ヤクルトスワローズ)がいたために控えに回りました。
しかし、常に大声でチームを鼓舞するムードメーカーとしての彼の存在を野村徹監督は高く評価し、必ず彼をベンチに入れて、リーグ4連覇の偉業が達成されました。

比嘉主将と小山くんの声は、東伏見駅前まで聞こえてきたものです。

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高校生練習会は、8月23日(金)にも行われます。
数多くの高校生たちが、東伏見に集まってくれたら嬉しいです。
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やったぞ銅メダル!

2012-08-02 06:18:03 | 早稲田大学
早稲田大学競技スポーツセンターからの速報を皆様とシェアさせていただきます。

星 奈津美選手(スポーツ科学部4年・春日部共栄)が女子200mバタフライで、銅メダルを獲得しました!
\(^O^)/

早稲田大学在学生がオリンピックメダルを獲得するのは、1996年アトランタオリンピックの野球の三澤興一さん(人間科学部卒)以来、16年ぶり。
また、女性としては夏季・冬季を通じて、荒川静香さん以来の4人目の快挙になります。
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函館オーシャン倶楽部

2012-08-01 22:49:27 | 大学野球
月末月初は、どんなタイプの金融機関でも、報告書が数多くあります。

私の場合も、その例に漏れず、朝から各種の報告書に忙殺されて、ふと我に帰ったら、もう夜9時を回っていました。

ランチもデスクで取りましたし、早朝に出勤してから今まで、机を離れるのはトイレに行く時だけでした。
(><)

そんな、せちがない日常を過ごしているにも関わらず、フェイスブックやブログを通じて、様々な年代の方々と接点を持ち続けることができるのですから、良い時代になったものです。

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特にフェイスブックの威力は大したものです。

往年の名選手の含蓄のあるコメント、
現役メジャーあるいは日本のプロ野球選手の動向、
六大学の若手OBのビジネスや家庭での奮闘ぶり等々

お昼にサンドイッチを頬張りながらネットをチェックするだけで、「お友達」たちの日常が手に取るように伝わってきます。

私たちの世代が大学を卒業した時代は、郵便と固定電話のみが頼りでしたから、連絡をとろうにもとれず、結果的に疎遠になってしまった友人たちも少なくありません。

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昨日は、フェイスブックを通じて大きな発見がありました。
早大野球部OBのKくんが、函館オーシャン倶楽部で活動しているというのです。

Kくんは、都内の進学校から早稲田にやってきました。
公式戦での出場機会はなかなか巡ってきませんでしたが、四年間、野球部での鍛練をきっちり全うしたナイスガイです。

数年前に北海道に転勤したことは聞いていました。
今回は、彼が誕生日を迎えたことをきっかけに、彼が函館に赴任して、函館オーシャン倶楽部にも参加しているのだと知りました。

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函館オーシャン倶楽部といえば、「北の球聖」久慈次郎さんの活躍された名門チーム。
このブログでも、前後2回にわたり紹介させていただきました。
過去記事その1

過去記事その2


その久慈さんが心血を注がれたチームですから、早大の後輩であるKくんの責任は決して軽くありません。

東伏見で培った早稲田らしいプレーを、ぜひ函館で披露してください。
きっと久慈さんも、「おお、なかなかやるねえ」と喜んでくださるはずです。
Comment (1)
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