外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ホンダに勝利

2012-08-30 21:11:07 | 大学野球
本日行われたホンダとのオープン戦は、3対2で早稲田が勝ちました。
ホンダからの勝利ですから、素直に嬉しいです。

現在の社会人野球の上位は、学生時代に全国に名を轟かした選手による少数精鋭のチームばかり。
部員数を常に三十名前後に絞り込み、プロの二軍と互角以上に戦うことのできる戦力を有しています。
すなわち、全員がベンチ入りメンバーということです。
学生との対戦は、若手主体でメンバーを組んでくるかも知れません。
しかし、それでも凄い顔ぶれなのです。
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昨日は、JR東日本に完敗しました。

漏れ聞くところによれば、JRの打者たちは、早稲田の投手陣のデータをきちんと分析して、打つべき球・打ってはいけない球を決めて、早稲田との試合に臨んだそうです。

JR打線の凄まじさに、「社会人の打者が、こんなに打ちまくるのは何故なのだろう」と、学生たちは途方に暮れていたようです。

しかし、JR打線の猛打爆発の原動力は、「打ってはいけない球を、決して打たない」という意識の共有でありました。

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早稲田と社会人チームとの対戦で、忘れられないエピソードがあります。

私が早大生であった頃のある日、当時の石山建一監督(静岡高校-早稲田)が、「次の週末は静岡遠征だ!」と、突如、吠えました。

石山さんは、郷里・静岡の社会人チーム「K」の関係者と和やかに野球談議していました。
その関係者が「東京六大学といっても、社会人チームには勝てませんよね」といった一言が、石山さんの逆鱗に触れたのだそうです。

「早稲田を、なめるな!」

果たして、突然の静岡遠征で、早稲田はKとのダブルヘッダーで2連勝して、堂々の凱旋を果たしたそうです。
(*^_^*)

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岡村監督は、当時のレギュラーでした。
いつも穏やかな表情の岡村さんですが、実は、恩師・石山監督から熱情を引き継いでいらっしゃいます。

穏やかな表情であっても、その心意気は
「社会人野球、何するものぞ」

そんな負けじ魂で社会人に挑む中で腕を磨き、アマチュア野球の頂点を目指して欲しいです。
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