シカゴ・カブス傘下の3A級アイオワ・カブスでプレーしている和田毅投手(浜田高校ー早大)が、所属するリーグの週間MVPに選ばれました。
週間MVP記事
アメリカのメジャー・リーグ(MLB)は全30球団。
3A級は、そのMLB傘下となる30球団(パシフィック・コースト・リーグ;PCL16球団とインターナショナル・リーグ;IL14球団)と、独立したメキシカン・リーグ16球団の合計46球団で構成されています。
ちなみに、日本のプロ野球は3A級の実力を有すると言われています。
そう考えると、和田くんの獲得したPCLの週間MVPも大いに価値があるというものです。
和田くんのメジャー昇格への期待が、ますます高まってきましたね。
本日4月15日を、"Jackie Robinson Day"とMLBが定めています。
すなわち、1947年4月15日、ジャッキー・ロビンソン選手が1900年以降で初めての黒人選手として大リーグ出場したという記念日です。
そして、彼の背番号42は、大リーグ全球団の永久欠番となっています。
アメリカで黒人に参政権が与えられたのが1965年。
黒人と白人が一緒に野球することを禁止する条例も珍しくありませんでした。
それより18年も前の1947年に黒人選手を大リーグで起用しようとしたのですから、球界における拒絶反応は想像を絶するものだったそうです。
オーナー会議では、ロビンソンの所属するドジャース(当時はニューヨークのブルックリンが本拠地)を除く全球団が反対し、相手チームが対戦拒否を表明したり、黒人とのプレーを拒否してトレードを希望する選手が現れるなどの事態となりました。
それでも、MLBコミッショナー、ドジャースのオーナー、監督らの毅然とした態度、そして何よりもジャッキー・ロビンソン選手の立派な立ち振舞いにより、アメリカ社会に蔓延していた人種差別の一角が、遂に崩れたのでした。
映画「42 世界を変えた男」は、容赦ないバッシングに耐え抜いてMLBを変えた偉大な選手 ジャッキー・ロビンソンを描いた作品です。
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早法二回戦は、お互いに拙守拙攻・四死球の続く乱戦となりました。
一時は3点のビハインドとなり負け試合をも覚悟した早稲田でしたが、終盤の長打攻勢で逆転に成功し、9対5で法政に連勝。勝ち点1を獲得しました。
早稲田の先発は、東伏見ファンの予想どおり竹内くん(2年、松阪)。
各回の先頭打者に出塁を許したり、暴投したりと苦しい投球でした。
しかし、どうにか4回1/3を自責点2で粘り、先発の役割を果たしました。
2番手投手の吉永くんの調子は今一つでした。
オープン戦から苦しんできた吉永くんでしたが、今日も本来の力を出すことができませんでした。
吉永くんの復活なくして、早稲田の優勝はあり得ません。
次の立教戦まで一週空きますので、次は吉永くんらしい素晴らしい投球を期待いたしましょう。
打撃陣では、共に3安打を放った中澤くんと土屋くんの貢献が素晴らしかったです。
そして、拙守から3点を失い意気消沈したチームに活を入れる、値千金の2点本塁打を放った茂木くんが、本日の殊勲甲だったと私は思います。
長らく故障で苦しんできた、小野田くんの執念の安打も嬉しかったですね。
内野守備、外野からの中継プレー、そして走塁など、反省すべきところ満載の早法二回戦でしたが、この連勝は大きいです。
この勢いをかって、立教からも勝ち点を取りましょう。
本日行われた早法一回戦は、有原投手が期待どおり法政打線を完封し、3対0で早稲田が快勝しました。
法政の先発・石田投手は、さすがの投球で、なかなか得点機をつくることができません。
しかし、数少ないチャンスを生かして、先制~中押し~ダメ押しと得点することができたので、もっと点差があるように感じる勝ちっぷりでした。
この勢いで明日も勝って、法政から勝ち点を取りましょう。
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なお、捕手の土屋くんが、初めて栄光の背番号6を着けました。
土屋くんは、女房役として有原くんの快投を引き出し、打者としてもダメ押しタイムリーを放つ大活躍でした。
いよいよ春季リーグ戦が開幕します。
そして、いきなり早法戦です。
昨年も法政は強敵でした。
春季リーグ戦:連敗
×2ー9、×3ー9
秋季リーグ戦:1分け2敗
△1ー1、×1ー5、×0ー3
今季も、明治と立教の戦力充実が伝えられています。
この両校と早稲田が賜杯争いするために、何が何でも早法戦で勝ち点を取らなくては!
春のオープン戦の成績をみても、それだけの戦力を今季の早稲田は備えていますよ。
週末の天気予報も問題なし。
皆さま、神宮球場へ!
今日は、楽天イーグルスに入団した横山くんの誕生日です。
楽天イーグルスは、大黒柱の田中投手のメジャー移籍の影響が避けられません。
ですから、長いペナントレースの間に、必ず横山くんにもチャンスが巡って来るはずです。
横山くんが活躍し、メディアに登場する。
そうすれば、彼の故郷・福島県浪江町もメディアに取り上げられる機会も増えることになるでしょう。
先の見えない原発被害。
それに対する社会の意識を風化させないために、プロ野球で活躍する。
それが横山くんの決意です。
がんばれ 横山くん!
渦中の小保方さんが記者会見に臨みました。
この時点では、肯定的に受けとることのできる部分と不明瞭な部分が混在しているというのが私の率直な印象です。
しかし、小保方さんが「STAP現象は存在します。自信がある」と明言したことは大きな前進でした。
以前も書いたように、1日も早くSTAP細胞の存在を実証して欲しいです。
学術論文や実験データの不備に係るペナルティを受け、マイナスからの再出発になるかも知れませんが、そこを踏ん張って欲しいです。
そんな再起の機会を早稲田が作ってあげられないものでしょうか。
それも母校の役割だと思うのです。
過去記事
ところで、フジテレビのニュース報道を見ていたら、記者から「母親から贈られたワンピースを着て会見に臨んだ」「美容師を病院に呼んで髪をセットした」云々と、どうでも良いレポートを……
報道記者の頭の中まで、バラエティー化してしまっています。
(*`Д´)ノ!!!
しっかりしてください、フジテレビさん。
月曜日の夜、NHKの「サラメシ」(サラリーマンの食事)という番組で、新入社員たちが4月1日に初めて食べるランチの様子を紹介していました。
番組のWeb
社員食堂で同期の仲間と和気あいあいと定食を食べる若者もいれば、役員室で社長さんたちと緊張して折り詰め弁当食べる若者も。
みんな頑張ってください。
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私自身の初サラメシの記憶を辿ってみました。
1979年(昭和54年)の4月1日が日曜日だったので、銀行の入行式は3月31日に行われました。
ちなみに当時の銀行は、土曜日も午前9時から12時まで、いわゆる半ドンで窓口業務を行っており、行員の所定勤務時間は8:45から14:15となっていました。
朝9時からの入行式を終えて、私は配属となった横浜市内の支店に向かいました。
次の月曜日から1ヶ月間の集合研修に参加することになっていたので、「今日は、簡単に挨拶するだけだろうな」と考えながら、正午前にオフィスに到着。
初めて見る銀行事務の現場は、まるで戦場のようでした。
コンピューター化やセンター集中処理も道半ばという時代でしたから、手間のかかる事務が支店ごとに大量処理されていました。
月末の手形小切手の決済、大量の送金事務、年度末の決算事務などを、半ドンの短い時間内に確実に処理しなければならないのですから、先輩行員たちの仕事ぶりは殺気だっているようにも見えました。
「昼食は、交代で早番11:30、遅番12:30から済ませる」と人事部から聞いていたのですが、誰1人として食事にいく行員がいません。
「皆さん、昼食は取らないのですか?」と、副支店長に訊くと、「食事は、担当部署の伝票類の処理を終え、その集計金額と電算機上の集計金額を照合した後だな」との返答。
実際、先輩行員たちが食事に行き始めたのは14時を回った頃でした。
短大卒・高卒の新入行員たちは、定期預金、当座預金など各々の担当部署の課長たちと、私は支店長・副支店長と一緒に、昼食をとることになりました。
私たちは、お取引先の中華料理店に入りました。
そこは、共産革命のために日本へ逃れて来たという中国人がご主人。
「ウチの今年度の新人です。早稲田の法学部を卒業しました」と慶応出身の支店長から紹介されると、「早稲田ですか。まずまずですね」とご主人……
「早稲田は "まずまず " かあ」と内心思ったのですが、聞けば、そのご主人は中国本土では由緒ある資産家だった方で、台湾政府の要人たちと今も親しいのだと。
そして、息子さんたちは東大医学部を卒業して横浜市内で個人病院を開業していました。
昼食時間にしても、お客様のバックグラウンドにしても、「下手な先入観は捨ててかからなければならないぞ」と痛感する初サラメシでした。
(^^;;
なお、初サラメシのメニューは、炒飯と海老ワンタンだったと思います。
"流しのブルペンキャッチー" 安倍昌彦さん(早大学院ー早大)の最新刊です。
今回の本では、安倍さんが早大野球部で同期だった「ジャンボマックス」佐藤清さん(天理高ー早大ー日本生命。元 早大監督。現在は城西国際大学監督)も、学生時代の思い出話も含めて、たっぷりページを割いて紹介されています。
また、ライバル明治大学の監督・コーチ陣も登場しますので、私も興味津々で読みきりました。
安倍さんと私は同い年。
とにかく学生野球に対する愛情が、安倍さんは半端ではありません。
先日の南郷キャンプでも、また神宮球場の社会人対抗戦でも、ネット裏でお話しする機会があり、温かいお人柄に感じ入りました。
ますます学生野球が好きになりました。
監督と大学野球2 伸びてゆく力 | |
安倍 昌彦 | |
日刊スポーツ出版社 |
日本大学とのオープン戦は、3対1で早稲田の勝利でした。
初回に1点を失ったものの、早稲田の投手陣は追加点を許さず、終盤の逆転に結びつけました。
この土日の2試合で、早法戦に臨むチームの形が定まったのではないかと思います。
あとは、練習どおりやるだけです。
打倒 法政!
ガンバレ 早稲田!
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海の向こうでは、カンザスシティ・ロイヤルズの青木選手の打棒に、ようやく火が着きました。
青木くんのことですから、もう大丈夫でしょう。
早稲田ファンとして、次は和田毅投手のメジャー昇格を期待したいところです。
和田くんは、シカゴ・カブス傘下のAAA アイオワ・カブスに所属して頑張っています。
アイオワ・カブスの本拠地は、アイオワ州デモイン。
ざっくり言えば、シカゴとカンザスシティの中間点ぐらいの位置にある30万人都市で、アイオワの州都です。※バスでシカゴから6時間、カンザスシティから2時間半ぐらい
今のところ、故障もなくプレーできているようですから、今季は必ずメジャーから声がかかるはずだと思うのです。
その日を楽しみに待ちましょう。
和田投手の選手名鑑