箱根駅伝 公式ガイドブック

月刊陸上競技 増刊「箱根駅伝」が発売日されました。

青山学院・駒澤・東洋の３強が充実した戦力を有しています。
かたや今年の早稲田は、大砲不在ではあるものの、準エース級の選手数は例年より多いとの戦力分析ですから、ぜひ３強の一角を喰って欲しいものです。

どの競技種目においても、上位校打倒には、４年生部員の頑張りが欠かせません。
大学最後の大一番における彼らの意地に期待いたしましょう。

写真は左から、中村（高松工芸）、三浦（西脇工業）、高田（鹿児島実業）、柳（早大本庄）の期待の４年生たちです。

	箱根駅伝公式ガイドブック2016 2016年 01 月号 [雑誌]: 陸上競技 増刊
	クリエーター情報なし
	講談社

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ラグビー部の次期監督候補に山下大悟くん（桐蔭学園ー早大）が浮上しているとの報道です。

早大・後藤監督退任へ　後任は０２年度主将・山下大悟氏最有力 - SANSPO.COM（サンスポ）

山下大悟くんといえば、関東学院が最強を誇った時代に、清宮監督の指導の下で大学日本一の覇権を奪回した名キャプテン。
強い勝負運を持った彼の登場は心強いです。
これまでも彼の名前が噂されていましたが、ラグビー報道に定評のあるサンスポが確証を得たということでしょう。

ただ、今季の早稲田は、早大OBの評論家 生島淳さんの言を借りれば「早稲田史上 ワースト３に入る」と酷評されてしまうほど、上位校に遅れをとってしまっているのが厳しい現実です。

生島さんは、こうもおっしゃっています。
これからの私立大学は、フラグシップ・スポーツを定めて、そこに人・物・金の経営資源を集中して強化・支援すべき。
具体的には、人材獲得、スタッフ、栄養管理、奨学金などの充実です。
そして、駅伝の青山学院、ラグビーの帝京大学は その好事例だと。
つまり、大学経営レベルの決断と支援が欠けていては勝てない時代だというのです。

私としては、１学年にスポーツ推薦が10名以上いるようなラグビー部になって欲しくありません。
でも、やはり15名+リザーブ全員で戦う現代のラグビーで１学年２、３名のスカウト枠では上位校に対抗できませんし、コーチやトレーナーを充実するにしても、やはり大学のサポートが不可欠であることも事実です。

山下大悟くんの前途は難題山積です。
でも、だからこそ皆で応援いたしましょう。

杉並区で野球教室

こんどは杉並区で野球教室が開催されました。

もちろん野球教室は参加する小中学生の技量向上が目的ですが、子供たちを指導する野球部員たちも人間が研かれますね。
立場が人をつくります。

森井投手（３年、早実）も すっかりお兄さんになりきっています。

中川捕手（２年、長岡高校）も良い表情です。

高橋監督も 精力的に指導されていました。


授業優先の時期で全体練習は週末のみ。
野球教室で更に練習時間が割かれてしまいますが、これも早稲田に期待される大切な取り組みですね。

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先日の祝勝会では、応援部の新旧主将が揃い踏みしました。

この１年間、主将として応援部を引っ張ってきた中谷篤人くん（創造理工４年、掛川西）

そして、新しい主将の鈴木崇正くん（教育３年、韮山）


新旧主将ともに静岡健児。
ぜひ2016年も早稲田スポーツを力強く鼓舞してもらいたいですね。

世羅高校が男女アベック優勝

注目の全国高校駅伝大会は、広島の世羅高校が男女アベック優勝を達成しました。

世羅がアベック優勝、男子は大会新記録　高校駅伝 - 陸上 : 日刊スポーツ

世羅高校は明治時代創設の県立高校なんですね。
普通科に加えて、農業経営科、生活福祉科、生産情報科、環境科学科など多様な学科があるようです。

様々な競技種目で私学が席巻する状況ですが、県立高校でも ここまでやれると世羅高校は天下に示したといえるでしょう。

そういえば高校野球でも、先の神宮大会で古豪 県立高松商業が全国優勝を達成しました。

公立校にフォローの風が吹いてきた2015年の高校スポーツです。

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昨日の祝賀会でお土産にもらったカステラです。

会場では、こんなケーキも供されました。


やはり優勝は良いものですね

春秋連覇 祝賀会

リーガロイヤルホテルで春秋連覇の祝賀会が開催されました。



鎌田総長、川口野球部長、稲門倶楽部 猪瀬会長（宇都宮工業）に続き、大道伸敏OB（佐賀商業）からご祝辞をいただきました。

大道さんは野球部OBの最長老で、何と今年で満96歳。
昭和12年（1937年）入学で、あの悲劇のヒーロー松井栄造さん（岐阜商業で全国制覇。早大 繰り上げ卒業後に戦死）と同期でいらっしゃいます。

今日の祝賀会では、現役部員たちが会場内のテーブルに散らばり、ファンたちとの懇親に努めました。
そして、重信、茂木、道端、大竹、小島の各選手が登壇し、楽しいトークもありました。


最後は応援部。


紺碧の空、コンバットマーチ、早稲田の栄光と続き、最後は校歌斉唱で締めくくりました。

被災者支援

すでにスポーツ推薦、自己推薦、そして指定校推薦などによる合格者が決まっています。
そして、いよいよ一般入試日程も２ヶ月後に迫ってきました。

早稲田大学では、東日本大震災被災者の入学希望者を対象とする学費等支援策を来年度も継続することを決めました。

東日本大震災で被災された2016年度早稲田大学入学志願者の皆様へ入学検定料・入学金・学費等減免の申請期間延長について – 早稲田大学

例えば 先日 野球教室を行なった陸前 高田高校でも、大学進学に係る支援を必要とする生徒さんがきっといるはずです。

高田高・伊藤主将、早大部員の姿に感銘「将来は東京六大学で野球を」 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

この支援制度を活用して、１人でも多くの若者が早稲田で学んで欲しいと思います。

ガンバレ 受験生！

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今日は 夕方から野球部の秋季リーグ戦優勝祝賀会が行われます。

残念ながら四冠達成は逃しましたが、リーグ戦 春秋連覇は８年ぶりの快挙。
ですから、これを讃える場が設けられるのは至極当然のことと思います。

これまで安部寮で生活していた４年生部員たちは既に退寮し、多くの部員は実家やアパートに、あるいは早くも社会人チームの合宿所に入って新しい生活を始めています。

連盟90周年記念の時は他大学の関係者も大勢いらっしゃいましたが、今夜は早稲田だけ。
リラックスして歓談できるはずなので、今から楽しみです。

全国高校ラグビー

全国高校ラグビー大会が12月27日から1月11日の日程で開催されます。

W杯でのジャパンの活躍により、ラグビー人気は今までにない拡がりを見せています。
このラグビー人気を一過性のものとしないために、トップリーグ・大学はもちろん、高校の段階からもラグビーを盛り上げることが絶対に必要です。

その意味で、今年の全国高校ラグビー大会が どのくらい脚光を浴びることができるのか、私は期待と不安 その両方を抱えて大会を待っています。

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高校ラグビーに力を入れている毎日放送のWebサイトに、全国高校ラグビー歴代優勝校の一覧がありました。

歴代優勝校 - 全国高校ラグビー大会 | MBS

一覧を眺めていると、まず創成期の同志社、秋田工業の強さには驚きます。
そして、戦中戦後に、天王寺、四条畷などの大阪勢が全国トップクラスの強さを誇った時期があるということを初めて知りました。
ラグビースクールが盛んな関西ならでは。

私が高校ラグビーに関心を持ち始めたのは昭和40年代半ばから。
ちょうど目黒高校が黄金時代を迎えた時期です。
この時期に松尾選手（目黒ー明大）が登場します。
それから少し遅れて久我山も台頭、東京の高校ラグビーが最も輝く時期を迎え、そこから砂村（久我山ー明大）、窪田（目黒ー明大）、本城（久我山ー早大）らのスター選手が生まれたことを懐かしく思い出します。

その後、大阪工大高、伏見工業、啓光学園などの関西勢が強くなって、平尾（伏見工業ー同大）、大八木（伏見工業ー同大）、元木（大工大ー明大）らが活躍。

そして時代は昭和から平成へと移っていきました。
佐賀工業、東福岡など九州勢の台頭が平成における高校ラグビーの特徴でしょうか。
五郎丸（佐賀工業ー早大）、 藤田（東福岡ー早大）らが現役バリバリです。

グラブの下部組織が充実しているサッカー界とは異なり、ラグビーは高校・大学の部活動が選手育成の中核を担います。

高校と大学のラグビー部は、人材の発掘と基礎づくりに注力し、１人でも多くの世界レベルの選手を育てて欲しいと思います。

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高校といえば、次の日曜日には全国高校駅伝があります。
将来の五輪選手が きっと出場していますね。

【女子】　21.0km　5区間
第1区　6km（西京極陸上競技場～平野神社前） 　　
第2区　4km（平野神社前～烏丸鞍馬口） 　　
第3区　3km（烏丸鞍馬口～室町小学校前折返し～北大路船岡山） 第4区　3km（北大路船岡山～西大路下立売） 　　
第5区　5km（西大路下立売～西京極陸上競技場）

【男子】42.195km　7区間
第1区　10km（西京極陸上競技場～烏丸鞍馬口） 　　
第2区　3km（烏丸鞍馬口～丸太町河原町） 　　
第3区　8.1km（丸太町河原町～国際会館前） 　　
第4区　8km（国際会館前～丸太町寺町） 　　
第5区　3km（丸太町寺町～烏丸紫明）
第6区　5km（烏丸紫明～西大路下立売） 　　
第7区　5km（西大路下立売～西京極陸上競技場）

レースの模様は、NHKのテレビとラジオで実況放送されます。　

女子：テレビ 10時20分～ ラジオ第１ 10時05分～
男子：テレビ 12時20分～ ラジオ第１ 12時15分～

鬼平犯科帳

中村吉右衛門さん主演の時代劇の名作「鬼平犯科帳」が、ついに終了となるようです。
記事へのリンク

鬼平犯科帳、来夏撮影１５０本目で終了　原作を使い切る：朝日新聞デジタル

中村吉衛門さんといえば、暁星高校から早大文学部に進んだ早稲田マン。
兄の９代目松本幸四郎さんも同じく早稲田出身です。

※市川染五郎さん（当時）と北大路欣也さんの角帽姿

そんなわけで、以前から親しみを持って応援しています。

「鬼平犯科帳」は、ストーリーの良さに加えて、舞台となっている江戸情緒の描写が何とも言えず心地いいです。
微妙なニュアンスは原作の方が伝わってきますが、テレビでも十分楽しめますね。

また、番組のエンディングで流れる曲「Inspiration」が フラメンコっぽいギター演奏なのですが、これまた心地良いです。
もし、演歌っぽい曲であったら俗っぽくなってしまい、洗練された粋が生まれてこなかっただろうなと思います。
Inspiration

原作の池波正太郎さんは食通としても知られていました。
池波さん御贔屓のお店を調べあげた方のblogがあります。

池波正太郎グルメTOP

池波作品に接するようになると、私の嗜好も少しずつ変わりました。
具体的には、それまでの渋谷・新宿といった繁華街の飲食店から、根津や神楽坂、門前仲町などの渋い飲み屋さんを好むように。

池波作品のおかげで、少しだけ大人になったという感じです。

高田高校で野球教室

岩手県立高田高校で行われた野球教室の様子がスポニチの記事になりました。

高田高で野球教室　センバツＶ腕が教えてくれた「甲子園のマウンド」 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

高田高・伊藤主将、早大部員の姿に感銘「将来は東京六大学で野球を」 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

困難を乗り越えて、ぜひ早稲田にやって来て欲しいですね。

六大学選抜がオランダへ

2016年7月にオランダで行われる野球の国際大会ハーレム・ベースボール・ウィークに、東京六大学選抜が派遣されることになりました。

来年７月の国際大会　六大学選抜を派遣へ　連盟理事会で決定 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

欧州スポーツ界における野球のプレゼンスは今一つ。
それでも、少しずつではありますが、明るい兆しも見え始めたのですね。

ヨーロッパに初のプロ野球リーグ誕生へ　ユーロリーグベースボールの挑戦… | ライフ | マイナビニュース

もっとも７月といえば、春季リーグ戦と大学選手権を終えて、疲労がピークに達している時期。
８月にはオープン戦やオール早慶戦も控えています。
特に投手陣の身体のメンテナンスには最大限の注意を払わねばなりません。

ファンの視点では、若者は無限の回復力を有していると期待しがち。
でも、学生時代に大エースとして活躍し、鉄腕などと称された投手が、プロ入り後に故障して全く力を精彩を欠くという例は、残念ながら昔も今も絶えることがありません。
まして、日の丸を背負っての試合となりますから、心身への負担は極めて重くなります。

若者たちが世界と触れる機会は とても貴重です。
それが野球人生を狂わせる痛恨の思い出となってしまわぬよう、関係者には万全の配慮をお願いしたいと思います。

あさが来た

NHKの連続ドラマ「あさが来た」の視聴率が好調で、その主題歌の人気もウナギ登りなのだそうです。

「あさが来た」主題歌　シニアに浸透…世代超えて飛ぶ「紙飛行機」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

この朝ドラが始まったばかりの頃、「大人数でワーワー歌う前作の『まれ』よりも、『あさが来た』の主題歌の方がずっと好きだ」とフェイスブックで書きました。
これを読んだオフ会仲間のお一人がご家族と話題にしたところ、お嬢様から「それは年輩者の感性」と一蹴されてしまったとのこと。

私は半信半疑だったのですが、この記事を読む限り、お嬢様の感性が正しかったようです。
(^_^;)

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この朝ドラには、銀行マンOBとしての興味も抱いています。

このドラマが、それまでの両替商から銀行という組織に移行していく時期を舞台としているからです。
両替商として経験を積んできた人々が、銀行という新しい事業形態にどのように取り組むべきか悩む姿は、きっと史実どおりでしょう。

日本初の民間銀行を設立：明治期｜三井の歴史｜三井広報委員会

また、ドラマの中で、落盤事故で大混乱に陥った九州の炭鉱に両替商の大番頭 雁助さんが大阪から単身 送り込まれ、そこで手腕を発揮するというストーリーも興味深いです。

現代の銀行でも、特別な使命を帯びて取引先企業や関連会社に銀行員が派遣されることがありますね。

名門両替商の大番頭といえば、現代ならば大銀行の副頭取か専務取締役にあたる要職です。
大手の両替商において大番頭まで登りつめるのは、飛び抜けて優秀な人材に限られたことであるのは間違いありません。
もっとも、大番頭さんの炭鉱派遣が史実かどうかは確認できませんけれど。

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都立青山高校で２年間クラスメイトであったＦくん（高校ではラグビー部で関東大会出場。大学は早稲田の政経）も、銀行から取引先に派遣された１人です。

銀行は異なれど、Ｆくんも私も同時期に銀行の従業員組合で中央執行委員を務めたので、クラス会でも話が合いました。
また、早朝の東京 丸の内界隈を歩いていて、横断歩道や地下鉄出口で たびたびＦくんと出くわして励ましあったりもしました。

メガバンクの執行役員にまで出世したＦくんの派遣された先は、いわゆる「損失飛ばし」による粉飾決算で世間を騒がせた大手 光学機器メーカーでした。
連日メディアが殺到して大混乱に陥る会社に単身飛び込んで、経営の立て直しに腕を奮いました。

数年間の献身的な努力が報われ、所期の目的を見事に達成したＦくんは、昨年度一杯で光学機器メーカーの取締役を辞し、今は大手流通の常勤監査役となりまして、ようやく平穏な日常を取り戻したようです。

ドラマの中で炭鉱に派遣される大番頭さんを見て、Ｆくんのことを思い浮かべる私でありました。