智を開く

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埼玉大附属の「受検」について

2008-05-26 10:02:53 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
20年度埼玉大学教育学部附属小学校の「入学検査」

結論から言うと、娘は二次検査まで受検し合格しましたが、最終選考となる「抽選」は辞退しました。
「もし明日の発表で二次にも合格していたらどうする?」
二次受検の日の夜、娘と話し合った結果、開智への進学を決めていたのです。

なぜ、附属を受検したのか…

理由は3つあります。

まず、「親として開智以外の小学校の受験機会を娘に与えたかったから」
でももちろん受けるのは本人なので、娘がイヤなら無理にというわけではありません。

「附属、どうする?」
「うーーーーーん……受ける!」
「見たことも、行ったこともない学校だけど、いいの?」
「うん。でも、受けてみたい。だって、楽しいんだもん

確かに開智の入試は楽しかったようです。
「行動観察」や「運動」や「作業」そして「自己発信」や「口頭試問」など、娘にとっては「テスト」というより「遊び」に近いものがあったのでしょう。
私は、そんな娘の姿を見て、幼児にとっての「勉強」とは本来「遊び」であり、だからこそ「お受験」は楽しくなければ意味がないと改めて確信したのでした。

そして、そんなふうに「楽しく勉強してきた娘が開智に合格したのは決して「まぐれ」ではない、ということを証明したかった」
…それが2つ目の理由です。
それは一方で、私自身の「子育て」に対する信念のようなものを、ある意味「検証」することにもなると思ったのです。
「娘と共にやってきたことは間違いではなかった」と…

3つ目は、「附属入試の実態を知るチャンスが欲しかったから」
私立と違って附属というのは、学校説明会・見学の機会は1回しかありません。
(私立にも早実みたいに1回きり、というところがありますけど…)
それも、その年の受検生の保護者のみで、年中や年少の子どもの保護者は参加できません。
さらに、受検生本人さえも参加できないので、子どもが附属という学校がどんな学校なのかを実際に目で確かめるチャンスは、兄弟でもいない限り普通はありません。
また、説明会の日に入試問題を「掲示」するのみで(掲示してくれるだけいいほうですけど…)過去問などの販売もしていないため、入試の情報は説明会に出ないと得られません。
当たり前のことですが、私立のように校長自らが説明会に足を運ぶなどということもありません。
要するに「当事者」にならなければなかなか直接「接点」が持てないのです。


開智に合格したんだから最初から附属を受けなければいいのに…
他の子に合格するチャンスを与えるべきではないの?
もし、私が附属第一志望の保護者だったらそう思っていたかもしれません。
でも、そこを敢えて受検したことについてご容赦頂きたいと思います。

それから…
附属の入試については正直、開智ほど詳しくありません。
入試内容も娘の話を元にまとめたもので、実際の問題を見ていませんから真偽の程は保証できません。
また、実際に入学したわけではないので、開智のように後で「こういうことだったのね」とわかることも少ないです。

以上のことをご了解頂いて、今後のシリーズを参考にしてください。
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