開智には、「自己発信」という入試科目があります。
子どもがやりたいことを自己申告して、入試当日、約10分間以内で面接官に披露するものです。
これは、必須ではなく、希望者のみが行います。
つまり、やりたくなければやらなくても良いわけです。
だからと言って合否判定で不利になることはありません。
では、やったら有利になるか…と言うと…
ネイティブ並みに英語がしゃべれるとか、コンクールで優勝したことがあるほどのバイオリンの腕前とか…
いわゆる「すんごーーーい」
レベルのものであれば「自己発信」で合格することもあるそうです
が、それも、他の6科目でボーダーラインを超えていることが条件です。
「昨年は音楽関係で合格者が3名いたのですが、うち1名はボーダーライン以下だったため結局不合格になりました…」
これは、昨年の入試説明会でのお話です。
そうすると…
「自己発信」をやるかやらないか…
これは、迷うところです
「うちの子は人様に自慢できるような、す・ん・ご・い・才能は持ち合わせていないし、だからと言ってやらなくても、本当に不利にならないのかしら?」
…って、思っちゃいますよ、やっぱり。
…でも、うちは開智を受験しようと思ったときから「自己発信」をやる、と決めていました。
別に「す・ん・ご・い・」芸でもないし、それで合格しようなんてこれっぽっちも思っていませんでした、もちろん。
社会人になると…
「明日さぁ、社長プレゼンするんだよー、緊張するなー」
…なんて会話が飛び交ったりします。
私も何度も経験してますが、それこそ、す・ん・ご・い・プレッシャーですよね。
でも、それを避けては通れない場面はたくさんあるし、人間、そこをがんばって乗り越えていかなければならないんです
「子どもが、自分の自信のあることや得意なことを、子ども自身が楽しんでプレゼンテーションする」
…それが開智の「自己発信」。
もちろん、「楽しく」と言っても、本番ではプレッシャーはあるし、緊張してボロボロになることがあるかもしれません。
でも、「チャレンジ」するという行為自体、素晴らしいものなのです。
私は、そう思います。
失敗するかもしれないけれどがんばってやってみる
TRY,TRY
その「チャレンジ精神」こそ、開智が求めているものではないかと、私は思うのです。
ごめんなさい、また、弁論大会みたいになってしまいました
さて、本番。
娘の「自己発信」は「鉄棒」でした。
詳細は4月4日のブログにも少し書いてありますが…
事前面接(口頭試問)が終わった娘は、外履きに履き替えてプライマリー校舎へ移動。
面接官は、校長先生とは違う先生です。
途中、校舎と校舎の間にある道路を渡るとき、大きな「しゃくとりむし」みたいな虫が道を横切っていたのを娘が目ざとく
見つけたのだとか…
で、そこで娘が「あっ、ヘンな虫だ」か何だか言ったらしく、しばらく先生と虫を観察しながらお話をしていたそうです。
その後、校庭の隅にある鉄棒に到着。
いよいよ「鉄棒プレゼン」の始まりです。
「ブタの丸焼き」→「こうもり」→「逆上がり」→「前回り」までは順調、順調
ところが、次の「スカート前回り連続5回技」で大変なことが
服の上からすっぽりかぶっていた「ビブス」(ゼッケンのでっかいヤツ)
それが鉄棒にグルグルに巻きついてしまったのだそうです
…で、先生が外そうとしたのですが、なかなか外れなかったのですね。
困った先生を見て、すかさず娘…
「先生
このまま反対に回ったら取れると思います
」
…かくして、からまったビブスは鉄棒から外れ、無事「鉄棒プレゼン」は終了したのでした
ちゃん、ちゃん
どうりで、「自己発信」から帰ってくるのが遅かったわけです
面接官の先生にも、お手数をおかけしました
「スカート前回り」「スカート後回り」というのは、滑りを良くして何回もグルグル回れるように、わざとスカートを鉄棒に巻きつけてやるものです。
いつも公園や幼稚園でやっているときは「ビブス」なんかつけてないので、「ビブス」がからまるなんて想定外でした。
いやー、人生、そんなことも、ありますよ。
だいじょうぶ、だいじょうぶ
子どもがやりたいことを自己申告して、入試当日、約10分間以内で面接官に披露するものです。
これは、必須ではなく、希望者のみが行います。
つまり、やりたくなければやらなくても良いわけです。
だからと言って合否判定で不利になることはありません。
では、やったら有利になるか…と言うと…
ネイティブ並みに英語がしゃべれるとか、コンクールで優勝したことがあるほどのバイオリンの腕前とか…
いわゆる「すんごーーーい」


が、それも、他の6科目でボーダーラインを超えていることが条件です。
「昨年は音楽関係で合格者が3名いたのですが、うち1名はボーダーライン以下だったため結局不合格になりました…」
これは、昨年の入試説明会でのお話です。
そうすると…
「自己発信」をやるかやらないか…
これは、迷うところです

「うちの子は人様に自慢できるような、す・ん・ご・い・才能は持ち合わせていないし、だからと言ってやらなくても、本当に不利にならないのかしら?」
…って、思っちゃいますよ、やっぱり。
…でも、うちは開智を受験しようと思ったときから「自己発信」をやる、と決めていました。
別に「す・ん・ご・い・」芸でもないし、それで合格しようなんてこれっぽっちも思っていませんでした、もちろん。
社会人になると…
「明日さぁ、社長プレゼンするんだよー、緊張するなー」
…なんて会話が飛び交ったりします。
私も何度も経験してますが、それこそ、す・ん・ご・い・プレッシャーですよね。
でも、それを避けては通れない場面はたくさんあるし、人間、そこをがんばって乗り越えていかなければならないんです

「子どもが、自分の自信のあることや得意なことを、子ども自身が楽しんでプレゼンテーションする」
…それが開智の「自己発信」。
もちろん、「楽しく」と言っても、本番ではプレッシャーはあるし、緊張してボロボロになることがあるかもしれません。
でも、「チャレンジ」するという行為自体、素晴らしいものなのです。
私は、そう思います。
失敗するかもしれないけれどがんばってやってみる

TRY,TRY

その「チャレンジ精神」こそ、開智が求めているものではないかと、私は思うのです。
ごめんなさい、また、弁論大会みたいになってしまいました

さて、本番。
娘の「自己発信」は「鉄棒」でした。
詳細は4月4日のブログにも少し書いてありますが…
事前面接(口頭試問)が終わった娘は、外履きに履き替えてプライマリー校舎へ移動。
面接官は、校長先生とは違う先生です。
途中、校舎と校舎の間にある道路を渡るとき、大きな「しゃくとりむし」みたいな虫が道を横切っていたのを娘が目ざとく

で、そこで娘が「あっ、ヘンな虫だ」か何だか言ったらしく、しばらく先生と虫を観察しながらお話をしていたそうです。
その後、校庭の隅にある鉄棒に到着。
いよいよ「鉄棒プレゼン」の始まりです。
「ブタの丸焼き」→「こうもり」→「逆上がり」→「前回り」までは順調、順調

ところが、次の「スカート前回り連続5回技」で大変なことが

服の上からすっぽりかぶっていた「ビブス」(ゼッケンのでっかいヤツ)
それが鉄棒にグルグルに巻きついてしまったのだそうです

…で、先生が外そうとしたのですが、なかなか外れなかったのですね。
困った先生を見て、すかさず娘…
「先生


…かくして、からまったビブスは鉄棒から外れ、無事「鉄棒プレゼン」は終了したのでした

ちゃん、ちゃん

どうりで、「自己発信」から帰ってくるのが遅かったわけです

面接官の先生にも、お手数をおかけしました

「スカート前回り」「スカート後回り」というのは、滑りを良くして何回もグルグル回れるように、わざとスカートを鉄棒に巻きつけてやるものです。
いつも公園や幼稚園でやっているときは「ビブス」なんかつけてないので、「ビブス」がからまるなんて想定外でした。
いやー、人生、そんなことも、ありますよ。
だいじょうぶ、だいじょうぶ
