(1) アヤアカデミーを知ったきっかけ 入塾に至るまで
自宅から通学圏内の小学校受験塾を探していて、こちらのブログ『智を開く』に出会いました。
特に2016年10月12日『感謝』の記事に感銘を受けました。(ご縁を頂けなかった生徒さんについて記載されています。)
記事から、先生のお人柄や情熱、生徒さんへの愛情を感じ、すぐに体験の申し込みをしました。
(新年中の講座が年少の11月からスタートするため) 早めに塾を選ぼうと思い、年少に上がる前の冬に体験を受けましたが、その時すでに最後の1枠になっていました。
そこで私は、小学校受験の準備に取り掛かるには『早すぎる』ということはないのだということを思い知らされました。
体験後、その場で入塾を決めました。
(2) 志望校選び
当初、自宅から通いやすい総合部の受験を考えていましたが、実際に息子を学校に連れて行ってみると、本人との相性が合わなかったのか息子は泣いてしまいました。
その後、先生のアドバイスに従い、親子で様々な学校を訪れて検討しました。
息子が恋に落ちたようにすんなりと『ここに通いたい!』と言ったのは開智望小学校でした。
また、望小学校の説明会に参加するたびに親である私たちも学校の考え方や特色ある取り組みに惹かれていきました。
志望校を『自分で決めた』息子は、私から強く怒られても、勉強が難しくてついていけなくても、どんな時も『望に行く』という気持ちだけは一度もぶれることはありませんでした。
(3) アヤアカデミーの教え
アヤアカデミーは息子の学習塾ですが、実は一番教育を受けたのは母親である私だったと思います。
新年中の一番最初から塾通いをして息子がいわゆる『優秀』になったかと言えばそうではありませんでした。
成績はなかなか伸びませんでしたし、後から入塾されるお子さんたちの方がずっとずっとしっかりされており親としては複雑な思いもたくさんありました。
そのたびに私は不安になり、泣いたり落ち込んだりしました。
先生には何度も励ましていただきました。心に残っているのはこんな言葉です。
『おかあさん、子供はね、見えないコップのようなもので、成長しているのか、していないのかわからないけど、それでもたくさんの知識や愛情を入れ続けないとならないの。それぞれコップが満たされる速さは違うけど、必ず満たされて大きく成長するときが来るから信じてやるしかないのよ。』
先生の言葉を借りると、息子は他の人よりたくさん愛情の水を注がないと一杯にならないタイプのコップの持ち主なのだろうと思います。
きっとこれからも私は、やきもきして、不安になったり落ち込んだりすると思います。
けれど、私は先生に頂いた励ましの言葉を思い出して息子のコップに愛情を注ぎ続けることをやめないと思います。
それはアヤアカデミーの2年間で私が愛情を注ぎ続ける事の大切さと、そうするためには親の忍耐が必要なのだということを学ぶことができたからです。
授業や先生の用意する問題が素晴らしいことは勿論なのですが、何よりも先生との信頼関係の中で子供と親が成長できるのがアヤアカデミーという塾なのだと思います。
(4) 子供の頑張り
普通の5・6歳児よりも悪ふざけが好きな息子ですが、遊びたい気持ち、休みたい気持ち、騒ぎたい気持ち…様々なことを我慢して、のらりくらりではありましたが、よく頑張ってくれました。
何度、親子で衝突したかわからないです。
そのたびに『受験もアヤアカも嫌ならやめていい』と叱咤しましたが、『僕は、受験もアヤもやめない!』と言って踏ん張ってくれました。
息子の名誉のために書いておきますが、『カタミノ』『三角パズル』『ツートンパズル』『タングラム』などのデイリーワークは大変上達し、平面構成力・空間認識力を身につけることができたように思います。
もはや『カタミノ』では私は息子に勝つことはできません。
(5) アヤアカデミーの保護者
授業のフィードバックが厳しいので必然的に親同士の絆は深まります…冗談です。
先生の熱心な人柄に惹かれて集まってくる保護者同士ですので、自然とお互いに励ましあい協力し合い受験を乗り越えることができました。
受験後、小中高の12年の学校生活を考えた時に、この素晴らしい保護者の皆様に出会えたことは私たち家族にとって本当に有難いことだと思っています。
(6) 感謝
先生、2年間本当にありがとうございました。
先生のご指導は親に厳しく子供に楽しいものでありました。
息子を望小というスタートラインに立たせて下さり、家族一同感謝しております。
卒塾しても先生に良いことも悪いことも報告させていただければ幸いです。