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2020年度(令和2年度)入試 合格体験記 最終回

2019-12-27 07:25:44 | 2020年度(令和2年度)小学校受験

開智総合部、第1回目入試、合格発表の日。

今年から全てWEB上での出願や発表になり、朝10時ピッタリに少し震える指でスマホから受験番号とパスワードを入力。

画面が開くと…桜の絵のバックにこの文字が!

「君が開智だ」

思わずヤッター!とガッツポーズ!!

 

我が家には2歳差の男子二人がおります。

現在6歳と4歳。

40代で二人出産の高齢組ですので、中学受験の頃には50歳をとっくに過ぎています。

また、自分自身が中学受験をした経験から、才能を伸ばせる時期に好きなことを辞め勉強だけに時間を使わざるを得ないことに疑問を抱いておりました。

 

そんな中、小学校受験を目指していたママ友からのお勧めがきっかけで、2017年、長男が年少の夏から小学校受験にチャレンジすることになりました。

しかも、この年の初め、私は乳がん手術をして、治療中の身。

夫は協力的ではあるものの、幼児教育や勉強については、からっきしダメ(笑)

受験で夫を頼ることはできません。

まさに体力、気力勝負です。

 

最初は、大手フランチャイズの新設教室へ行きました。

週1だった知育に、年少の11月から受験コースも加わって、週2。

フィードバックの時には、次男を大人しくさせることが大変でした。

また、週2通いながら別の習い事にも通うことに、段々と息切れしてきました。

料金もそれなりに…

受験担当の先生は素晴らしい方でしたが、年中の夏くらいになると、場所柄、外国の方が占めてきました。

それは問題ないのですが、人数も少なく、長男の方ができる、という状態…つまりライバルがいない。

さらに、今まで情報交換をして頼りにしていたママ友は1学年上で、超難関の都内有名校に受かり、もうすぐ卒業してしまいます。

お教室自体も、開智の情報が殆ど無し。

 

その頃までには、様々な通学可能な学校の説明会を聞きに行き、志望校を精査していました。

結果、我々の教育方針と合致する学校は、開智小学校しかない!そう決めていました。

しかし、このままでは情報戦で負ける、手探りの中で勉強しなければならない、と不安でいっぱいとなりました。

そこで、そのママ友に相談したところ、アヤアカデミーという、開智にめっぽう強い個人塾があるので問い合わせてみては?とアドバイスされ、早速電話し面談に伺いました。

 

年少から受験勉強を始めて約1年経っていた長男でしたが、体験テストはボロボロ…

アヤアカデミーのレベルの高さの前に、いきなり撃沈です。

それでも入塾させていただきました。

アヤアカデミーは個人塾ですから、アヤアカ年長グループLINEで情報を共有したり、同じクラスのママ友ともタッグを組んで協力し合ったり、横のつながりが濃いのが特徴です。

通常授業は1クラス最高でも4名。

この同じクラスのママ友たちに様々な悩みや勉強法などをたくさん相談し、苦楽を共にしてきました。

彼女たちがいてくれたお陰で、厳しい小学受験も精神的に乗り越えられたと言っても過言ではありません。

同じ開智小学校総合部を目指す仲間として、入学後も頼りになる友達です。

そこには、裏腹がなく、本音でのやりとりがあります。

まさに、田村先生のオープンなDNAの影響だと思います。

 

さて、年中の12月から、アヤアカデミーの勉強がスタートしました。

今度は週1で、しかも、月謝も安い!

それでいて、与えられる課題のレベルの高さ!

先生が作られる卓越した問題には、毎回驚くばかりでした。

また、フィードバックには下の子は連れてきてはいけない、というハッキリしたルールのお陰で、近くの保育園へ一時保育に預けることもでき、フィードバック時のストレスもフリーです♪

 

しかし、私があまりにも厳しくしたせいでしょうか…春くらいからだんだん長男のやる気が無くなってきました。

ママ友に相談したり、自省したり、テストの戦略を考えたり、なるべく叱らないようにしてみたり、点数をポイント制にして一定のポイントがたまると長男が好きなアクアビーズをプレゼントしたり…あの手この手で試行錯誤しながらやる気スイッチを模索しました。

小学校受験を通して、親としても成長していかなければなりませんでした。

 

田村先生からもご指摘を受けていたように、長男は頑固で人の話を素直に聞かない、教えてもその通りにやってくれない、そんな性格でした。

しかも、2つ下の次男を大人しくさせながら勉強させるのは至難の技です。

「ママー!見てー!」と、長男に教えている最中も待ってはくれません。

最後の3ヶ月くらいは、次男には仕方なくiPadを渡して、You tubeを見放題にして大人しくしてもらいました。

「男の子の受験は大変!」とは、どこかで聞いていましたが、こんなに大変なんて!

色んな壁が立ち塞がりましたが、田村先生の授業になんとかぶら下がるようについていきました。

あの厳しさがあったからこそ、そんな息子でも、少しは点数が取れたのだと思います。

 

週3の夏期講習はハードで、さすがに私も体調を崩しました。

最初は気持ちが焦るばかりで、なかなか思うようには進みません。

出される課題や宿題の全てはできませんでした。

また、勉強ばかりでなく、様々な経験をさせることも小学受験には必要ですから、企画展や映画など、ご褒美も兼ねてスケジューリング。

もうステージママ顔負けでは、と自負するぐらいの計画をこなしていきました。

 

その夏期講習をなんとか乗り越えた先に待っていた、田村先生手作りの予想問題。

それが神がかり的でした!

もうこれさえ練習していれば大丈夫なのでは?先生の大船に乗っていれば安心なのでは?と思えるほど!

 

他の教科のお話もしましょう。

長男は、2歳の頃から制作が大好きで、毎日のように自分で何か作ったり、描いたりしています。

ですから、制作は大丈夫だろうと高を括っていました。

しかし、受験の『作業』は、先生の指示を理解してそれを短時間に完成させるというもの。

長男は全くそれについて行けませんでした。

自分のこだわりがありすぎて、先生の指示通りに作りたがらないのです。

しかし、徹底的に先生から教え込まれ、最終的に本番で先生のご指導の通りの結果を生み出すことができました!

 

親としても、開智合格のための戦略を考察しました。

長男はペーパーで点数を稼ぐことが厳しいかもしれないので、作業、自己発信、行動観察で点を稼ぐことを考えました。

まさに、フィギュアスケートの技術ごとの点数を積み重ねるように、少しでも点数が取れるところで評価を高く積み重ねていく作戦です。

開智単願の志願者はペーパーBと自己発信の両方を受験することができ、良い点数の方を採用してくれますので、確実に息子は自己発信狙いです。

アヤアカデミーでは、その自己発信の練習も見てくださり、的確なアドバイスを頂きました。

おかげで、よりスマートな発表をすることができ、本番では本人も大変満足なパフォーマンスを発揮できたようです。

運動・行動観察については、プライマリー校舎の場所を借りて特訓を行い、本番さながらに練習できたことも、アヤアカデミーならでは、でした。

 

ここで話は変わりますが、アヤアカデミーでは親のための講座も用意されています。

食育講座や、マザーズコーチング講座、個性學講座など、外部の先生を招いてのレクチャーを受けることができます。

子供との関わり方や、食事と脳の関係などを学べることで、子供や家族の健康をもバックアップしてくれます。

 

そして何より、田村先生自身が「ファスティングマイスター」であり、私たち親も健康で美しくしてくれるのです!

私はもう何年も、体調が良い日を数えたほうが早い状態で、気力だけで過ごして来ていました。

頻繁に風邪もひいていました。

免疫力が高くないのです。

そのため癌の再発にも若干怯えていました。

それが、入塾してから1ヶ月後にファスティング講座に希望参加し、田村先生から直々にご指導いただき、ファスティングを3ヶ月に1度繰り返す様になってからは、殆ど風邪をひかないどころか、体力も完全に復活し免疫力が上がってきたのです!

しかも、出産と治療で増えた5キロ分が4回のファスティングで減量!スッキリー!パチパチパチ♪

お受験用ワンピースも着やすくなりました(笑)

小学受験は親が7割と言います。

個人的には8割とも感じました。

体力と気力が必要で、健康でなければ乗り越えられません。

きっとこのファスティング講座を受けていなければ、私の寿命にも関わってきたのでは、と大袈裟でなく思いますし、このハードな小学校受験を乗り越えられなかったと思います。

健康までアップさせてしまう塾の先生なんて、全国探してもきっと田村先生だけでしょう!

 

田村先生と出会えたことで、長男も、私も、運命が変わったと思います。

ブラボー!! アヤアカデミー!!

本当にありがとうございました!!

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