「私、やっぱ3人以上苦手ー、ムリー」
最近娘はよくこの話をする。
大好きな友達がいて、できればその子とふたりで行動したいし帰りたい。
けれど、クラスや部活の様々な人間関係のなか今はいつも“3人”なんだそうだ。
そうすると、私が私が!というタイプではない彼女はいつも聞き役で、よくてもうなずく程度。帰りなど並び方によっては…つまり真ん中でない時はドヨーンとなってしまうらしい。
『それ、私じゃん』
そう、私も居心地がいいのは2人。さすがに歳を重ねた今は、それ以上になっても話し手の体験や経験に自分を重ねたりして楽しむ技を身につけたけれど、自分を見ているようで今さらながら親子だなぁ…と感じ入る。もっと聞いていけば、相手の言動を深読みしすぎて素直になれないらしい。
「例えばこういう話題になるじゃん?そういう時もうまく返せなくって…」
と具体的なアドバイスを求められ、ぐるぐる考えて私なりの答えを導き出すと、
「おー、すごい!おかあさん、すごい!」
うーむ、英語や数学の時よりずっと反応いいよねぇ…。
長々と続いたお風呂の悩み相談室…その締めに伝えたのは、自分でコントロールできないものは気にしないということ。つまり、友達の心は友だちの手の中にあるんだよ…と。
娘は腑に落ちたのか、また私を褒めちぎり、私はこうして話せることの幸せをしみじみと感じるのでした。
☆少し前、14歳になりました☆
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