この4月から娘はピアノを習い始めた。
遅いスタートかなあ…と思いはしたけれど、
なんのなんの
マリア様か菩薩様かと思えるほどの
優し~い先生がだ~い好きで
(「一緒に住みたい~」くらいだそう!)
毎朝練習を欠かさない。
まだまだ『はじめての…』シリーズ。
時に弾けずに涙目になるけれど、
ぐっと唇をかんで続ける姿に
私も「だ~か~ら~」とちょっと怒りたくなるのを
ぐっとこらえる。
いつの日かどんな楽譜も読み取って
軽やかに弾けるようになるのだろうか。
その時まで大好きな先生を追いかけるように
ピアノを楽しんでいけますように…。
☆9月、発表会の行われた
長津田みどりホールにて☆
どの小学校でもあると思うが、
娘の学校でも毎日『音読』の宿題がある。
それ専用の教科書があって、
好きなページを選んで
ある時は"堂々~"と、
ある時は"それでいいの~?という位適当"に、
でも欠かさず読んでいる。
その宿題もかれこれ半年が過ぎた昨日、
「ねえねえ、〇〇(娘の名前)も
ひばり(音読教科書)みたいな詩を作っていい~?」と
さらさらといくつか空で読んでいた。
その中で、お!!と思ったひとつがあったので
忘れないように記します。
『宝箱を あけたらどうなる?
わたしを あけたらどうなる?
ドキドキするけど あけてみる』
☆またまた葛西臨海水族館にて。
宝箱のよう!?☆
あらあら、=3=に続いてまだ出てきました。
『かきごおり たべたらおいし うれしいな』
『かきごおり たべたらつめたく おいしいね』
この後に、"どっちがいいかなあ??"…と書いてある。
『なつやすみ うみでおよいで ああたのしい』
『ゆきだるま つくってあそぼ たのしいな』
そういえば今年の夏は海に行けなかったし、
冬も…親子でケガに泣かされ
雪遊びもできなかった。
そっか、そんな記憶があったからなのか…な。
時は戻らない。
でもその時々は"何か"にはなっている。
今、何だろう、ふわんふわんとした
不思議な感覚です。
☆本文とは関係ないけれど
葛西臨海公園の大観覧車から水族館を臨む☆
今日、外は冷たい雨…
少しずつ…次の季節が迎えにくる。
それとも…次の季節を追うのか。
しばらく前に娘が書いた五・七・五が
思わぬ場所から出てきた。
『いかぬもり ゆめみるおうち さあいこう』
もう一句
『ゆめのまち いってみたいな どうしよう』
そして句評(!?)
『ゆめのまちをのぞくたびに
でてゆくせかいをみちびくみたいで
すごいですね!』
うーん、わかるようなわからないような。
素直な眼・心…
いつまでも大切にしていってほしいと思うのでした。
☆本文とは関係ないけれど
葛西臨海水族館のフェアリーペンギン。
世界最小のペンギンだそう☆
昨日、納戸を整理した…というより
散らかしてしまったという方が適当か。
たった2帖のスペースに
主(あるじ)と私の自転車、
出番の少ないたくさんのリュック、
『山と渓谷』をはじめとする山の本・本・本、
幼少期からのアルバム、写真、
ティッシュ類に古新聞、工具に掃除道具、
玉ねぎやじゃがいもなんかも入っている。
狭いわが家、自転車をようやっと出して
奥をあさっていたら、何やら厚紙のようなものがある。
全く記憶にない…包みをシャラシャラとあけてみたら
もう10年近く前に綴ったものだった。
これを書いたのは本当に私???
あの頃の自分があったから今もある。
忘れないように記します。
(注)私の、キッチンに対する想い。その一部を…。
『「“i”kitchen」
私ね、小さい頃、母が背の低い私のためにキッチン…
ううん、その頃は台所って言ってたかしら?
台所用の椅子をつくってくれて、一緒にお料理した時の
嬉しかった気持ちが忘れられないんです。
次から次へとお皿に盛り付けていくのを見て
“お母さんの手 魔法みたい!”なんて思っていました。
キッチンって家の中では狭いところかも知れないけれど、
とってもあったかいんですね。
私たち夫婦やこの家に集ってくださる大切な方々にとっても、
そんな心あたたまる場所になったら…
私はとても嬉しいです。
彼女がサラッと描いた「“i”kitchen」。
それは…
「“i”わたし」のその時々のheartを幸せにしてくれる場所であり
そして家族と人々の「“i”愛」も育んでいく
あたたかい場所でもあるのです』
今、ほとんど義務のようになっている料理。
だからレパートリーも増えず、娘にも
「そろそろこれかな~と思った」と言われる始末。
昨日コレを見つけたのは
必然だったのかもしれません。
☆本文とは関係ないけれど…
先週末に訪れた『葛西臨海水族館』にて。
海底の秋桜のよう☆
台風18号が直撃しそうな先週のこと。
土曜日に数日分の買い出しをして、
日曜日は家の中でゆっくり過ごした。
お出かけ大好きな娘もさすがにあきらめた様子だ。
となれば
「ねえねえ、ちぎり絵やろうよ~♪」
きたきた、やっぱりね。
ちぎりはじめるとお昼までの時間はあっという間。
いつものように娘はサッサと作ってしまい、
私はああでもないこうでもないと夢中になる。
果たして今回は、いまいちだったなあ。
そんな風にぼやいていると
「確かにいつもよりうまくないよね~」と娘。
辛口な言葉をふわぁんとした感じで返され
ちょっぴりへこんでしまいました。
▲マジックに見えるけど『えんぴつ』
▲もうすぐハロウィン♪『かぼちゃ』
☆『秋桜』。真上からの花、らしくない枝葉…ま、いっか☆
「おかあさん、ひさしぶりにできたよ~」
何ができたのかしらん?と思っていたら、
五・七・五らしい。
もう一度確認のためか指を折ってブツブツ言っている。
その作品は…
『ひとはひと わたしはわたし がんばろう』
ドキッとした…何かあったか?と。
そして今の私へのメッセージではないか?と。
「おともだちもがんばってるじゃん。
だから〇〇〇(自分の名前)もがんばろう~とおもって」
娘の意図は私のそれとは違っていた。
それにしても…幼い子供の言葉や行動には
ハッとさせられることの何と多いことか…。
☆8月…カラーピーマンにハート型の種が入っていた☆