この時季、実家からよく贈られてくる里芋。
私は煮物でも豚汁でも何にしても大好き。
けれど主(あるじ)は
言葉にはしないけれど露骨に嫌な顔をする。
唯一箸をのばすのが、
里芋をうすーく輪切りにして
オリーブオイルで焦げ目がつくまで焼き、
チーズをのせたもの。
コレ、意外と手間がかかる。
大き目の里芋1つなのに
フライパンがいっぱいになるし、
一枚一枚何回も裏返すし…。
あー、ロールキャベツとか、
白菜とひき肉のミルフィーユとか、
作りたいなあ。
主の食の好みを娘が引き継いでいて、
トホホ…頭が痛いです
☆肉の味がする野菜ってないかしらん☆
何気ないこと、
そうでないこと、
人は何が正しいのか…を求めたがる。
いや、そうでない人もいるだろうが、
私はどちらかと言えばそっち寄り。
ある時、ちょっとややこしいことがあって、
ぐるぐる、ぐるぐる、狭い中で悩んでいた。
そのモヤモヤがパッと散ったのは、
尊敬する方の何気ない言葉だった。
「世の中に正解なんてないんだよ。
話せば…そう、話せばどうにかなるよ」
諭すわけではない、
静かにさらりと言われて、
何かがストンと落ちたのでした。
☆人の気持ちはその人のモノ☆
頬をなでる空気がさすように冷たい。
この寒さ、48年ぶりだという。
48年前の冬。
家の庭先で祖母と写真を撮った時…か。
こんもりと積もった雪の中、
私の肩に手を添えて静かに微笑んでいた。
今、それは手元にはないけれど、
凛としながらも可愛らしい祖母の笑顔と、
モノクロの風景ははっきりと私の脳裏に映っている。
日常を丁寧に生きた姿は、
母にも引き継がれ…
願わくば私にも…と思うのでした。
☆雪は当時のほうがたくさん降っていた☆
ここ数日だろうか、
意識して歩く歩幅を広くしている。
きっかけは、
一生歩くためにはお尻の筋肉が大事!うんぬんが
書かれた雑誌を読んだこと。
ずいぶん前のことだったけれど、
なぜだろう、始めたのは今になってだ。
グッグッとかなり前に足を置くことを意識する。
ただそれだけなのに、
『歩いている!』ことを実感する。
通勤、買い物、お迎え…
日常の移動だけだけれど、
きっとこれはいいトレーニングになると
確信しています♪
☆一時期10%弱も減った体重が
元に戻りにんまり☆
学校の二分の一成人式で使った娘の写真がある。
2歳ごろのものだ。
まん丸の目がジッとレンズを見て
にっこり笑っていて、
思わずこちらもニコッとなる。
式で使ったあと、
娘自らフォトフレームに入れて飾って満足気。
けれど、私がその写真に向かって笑顔で声をかけると
ちょっとムッとした様子だ。
ん?もしかして嫉妬?
そんなことを忘れてまたやってしまうと…
「もー、裏返して。昔の私に嫉妬するーーー!」
だって。
かわいいなあ。気をつけなくちゃ。
☆左・娘、右・私☆
朝、
「早く食べな~!間に合わないよ~」
夜、
「早く寝よう~!寝不足になるよ~」
朝から晩まで忙しい毎日。
でも、娘と対等に話せるようになって
私はとても楽しい。
あるとき、
「お母さん、不死身でいてね。
おばあちゃんにならないで今のまま…ね」
と言われた。
一人っ子で、
繊細で感じやすい娘。
その心のうちで小さな不安が
うずまいているのだろうか。
『凛として美しく
強くたくましく』
そんな言葉を学校の二分の一成人式で
娘宛の手紙にしたためた。
今でなくてもいい、
いつかそんな人に…と想いながら。
☆秋。彫刻の森美術館☆
今、うちのリビングには数字を書いた小さな紙が
あちこちに貼ってある。
5cm四方ほどの白い紙に一桁の数。
数字の色も違うし、
ある数字には矢印が一緒に書かれている。
書いた当人の娘に聞いてみても
「いいのー!」
と何も教えてくれない。
うーむ、娘の頭の中では
謎解きのストーリーなんぞがあるのだろうか。
おもしろいなあ~。
☆私が幼い頃、家にきたスバル360。
父の運転はちょっぴり怖かったけれど
あちこち行けてとにかく嬉しかった☆