春風のうた by 綾乃 ♪

お元気…ですか?
頬をなでる…ふわり、とした風が
何とも心地よい…そんな季節にはじめた日記です。

6月の終わりに思うこと

2024年07月13日 | こどものコト
髪をショートにした。
ずっとこの雰囲気にしたかったんだ…と思った。

フロレスタの○○さんは、似合うヘアスタイルにしてくれるとても腕の良い美容師だ。いつもにこやかで柔らかな物腰の男性(ひと)…そんな彼もお子さんに怒りをぶつけるという。そこから、子育ての難しさについて話は及ぶ。

「子供にこうなって欲しい…よかれと思ってやっていることは結局は親のエゴかも知れないですよね」

その言葉に、分かっていたつもりの自分がストンと落ちた。人間が“何”に長けるかは人それぞれ。たまたま勉強だった子は成績をメキメキと上げるだろう。スポーツの子はその道へ。美容の子は相手が美しくなることに喜びを。料理の子は美味しいと舌鼓を打つお客さまにまた次も…と感ずるだろう。なぜ多くの親は勉学の優劣で一喜一憂するのか?一流大学、一流企業が全てではないし、その子にとって向いているとは限らない。

○○(娘)は何をしたいのか。どうなりたいのか。そのために何を学ぶのか。そしてどの学部に進むのか?大学ではなく学部が大切で、4年先の未来を見据えてどれだけ楽しみながら学べるか…なのだ。

私は高校時代の努力が足りなくて志望校に遠く及ばなかった。でもその時に希望を叶えることができる“学部”を選ぶことはできたはずだ。努力と選択…後悔しない精一杯の努力とブレのない選択があれば、やりたいこと、なりたい自分に繋がっていく。“球”は本人にしか投げられない。私はベンチでありったけの応援をしよう。

(手帳より:原文ママ)

☆今年の母の日に…☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友達だったら…

2023年04月23日 | こどものコト
この前、洗面所でのこと…。

「あのさ、お母さんと友達だったらどんな感じなんだろう?って時々思うんだよね」
ん?急に何かしらん?

「歳の離れた友達はいくらでもいるからねー。お母さんもひと回り以上のの…いるしねー」
現実を答えると、

「いや、そうじゃなくて、同じ歳で〇〇ちゃんみたいに仲良くて…」
ふーん、面白いこと妄想するんだなぁ。娘と同級生かぁ、楽しそう♪

「きっとなんでも話せる大親友になってそう~♡」
ニコニコ笑顔でそう言う娘に、私もニコッと返して嬉しくなった。

そう…この春高校生になり、また少しずつ離れていくように感じていたから一層嬉しかったのです。

☆思わずニコッ@六義園☆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塾探し

2023年03月23日 | こどものコト
娘が中高一貫校に進学して早3年が過ぎ、4月からは4年生…世間でいう高校生になる。

コロナ禍で終わってしまった中学生生活。それでも、入学当初から感染対策ありきの日々だったので、文化祭や体育祭をはじめとする行事も“こんなモノ”と感じていたようで、娘にとってはとても楽しかったようだ。

人見知りだと思っていたのに、いつの間にか
「今度は〇〇ちゃんと△△行くー」
「□□の打ち上げあるー」etc.
と、お出かけも親から友達に少しずつシフトチェンジ。
「おかーさん、“✕✕”一緒に観よー」
と、まず私だった映画も今は独りか友達と…だ。さみしさもあるけれど、いっぱしに成長している証なのだと、親は親の過ごし方を探っていかなければ…と思う。

そうして嬉し楽しで過ごした3年間、そのツケが、いや、楽しみながらもしっかり学んでいる友は多々いるのだから、勉強をおろそかにしてきたツケがこうも散々たる結果をつきつけるとは…。

もっと早く手を打つべきだった。
けれど、今さら何を言っても過去には戻れないのだから仕方がない。数週間前、先送りにしていた塾探しが始まった。

とにかく実際に行ってみないと、話を聞いてみないと分からない。授業形態、立地、料金、講師、雰囲気、自習室…できるだけピタッとくる所に通いたい…そんな思いもあり、めぼしい塾に問い合わせては、担当者と相談そして体験を繰り返す。

いい加減、疲れてきた。見つかるのだろうか。ここでいっか。いや一応〇〇も行ってみよう。娘の学校・習い事と私の仕事をパズルのようにしてスケジュールを組み、訪れ続けて数週間…その“時”は来た。

「…ここだね」

娘も私も納得の居場所が見つかった。
あまりにもホッとして、もう着地点に達した気になってしまったけれど、まだスタート地点に立っただけだ。
ともあれ、あとは本人次第なのだから、もう私は口出しせず信じよう、任せようと思う。

今戻れるなら高校時代に戻りたい。
将来の夢を現実にするための大学に進み、その仕事に就きたかった。
時折、そんなことを娘と話す。
別に、できなかったことを託そうとしているのでは決してない。けれど、勉強したければいくらでもできる…家事や子育てを一切気に留めず…そんな“今”を大切にして欲しいと心から願うのでした。

☆芸術祭展示部門作品 コラージュ『io』の一部分☆








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子離れ

2022年11月17日 | こどものコト
夏バテか秋バテか...とにかく夏の終わり頃から身体が妙にだるくて、
けれど家事や仕事に支障が出るわけでもないからなんとなくずっと放っておいた。

そう言えば整体もごふさたしちゃってるなぁ。こんな体調の時に通っていた所はアクセスがいまひとつで足が遠のいている。

「ポチッ」

スマホで検索してみると、もっと近くに知らなかった整体院がヒットした。
讃えるばかりのクチコミに少し疑問を感じたけれど、えいやっとお試しを体験。
通院するとなると、お試し料金とは打って変わってこんなに!と思うほど高い料金を示され一瞬たじろいだが、施術してもらった時の、この整体師さんはいいかも...という根拠のない直感を信じてクレジットカードを差し込んだ。

昨日、その3回目。
何を施されても、硬いですねぇ、入らないですねぇ、うーん...自律神経失調かな...などなどのネガティブな言葉にちょっとうんざりし、食事?睡眠?姿勢?と対処しなければならないであろう言葉を投げかける。

「ま、そのうちよくなってくか」

もう考えるのはやめて委ねよう...そう思った時に聞かれた。子供のことを。娘との関係を...。
何でも話せる母娘、私がいるからストレス解消できると娘はよく口にする。
勉強に踏み込みすぎる私の言動のことはなぜだか言えず、良好な関係だとボソボソッと伝えた。

「悩んでること、迷ってること...は?」

だから...、あ、子供より自分の仕事だわ。これが私の仕事です!というモノがない。結婚してもしなくても、子供がいてもいなくても、私の真ん中に仕事が欲しかった。今の仕事は嫌いじゃない。でも...、
職人になれば大成したんじゃないか、
あのまま総合職で退職しなければよかったんじゃないか、
いや、辞めた後の数十年、何かに突き進めたんじゃないか...。

「不調の原因は仕事...じゃないですね」

そう断言すると、仰向けになった私に腕を力一杯天井に突き上げさせ、
「仕事!」
と言いながら、その腕を振り下ろそうと力を加えられる。
「💢💢」
動かない。そして、
「娘!」と言いながらおなじことをされる。
「~~」
え?うそ...コテンと下がった。
何度やっても同じ。力の加減も同じ。
キツネにつままれたような感じ。

「娘さんとの関係...ですね」

試されている時、
あぁ、そうなんだ、子離れしなきゃ、放っておかなきゃ...いろんな思いがぐるぐるして、蓋をしていた気持ちがわぁっと溢れ出て、先生と向き合って話し始めたらなぜだか涙もあふれてきて...。

「気づきましたね。放っておいていいんだと思いますよ」

何度そう思っただろう。
何度娘に宣言しただろう。
「もうお母さん何も言わないから」
スマホに毒されて勉強もままならない毎日にイライラし小言ばかりになり、
娘からしたら、例の“やろうと思ってたのに”の気持ちに溺れそうだったのだ。

“放っておく”ことはとても難しい。
そう感じているから、自分の仕事の不甲斐なさに逃げていた。
それはそれ、これはこれ...なのに。

ひとしきりだだ漏れる言葉を受け止めてもらうと、あれっ?と思うほど清々しい気持ちにさえなって次の予約を入れた。
あれから数日が経っている。

「ま、いっか。放っておこう」

こう言い聞かせて、何も言わなくても彼女なりにやるコトをやる姿を見て、慣れていこう...放っておくことに。と思う。
学生時代も独立してからも結婚してからも、ずっと放っておいてくれた、でも想っていてくれた母の強さと優しさを改めて感じながら...。

☆医院を出たら...彩られた空☆








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親としての『めがね』

2022年09月17日 | こどものコト
「そんなんじゃ集中できないでしょ!」
「うっせーなー。お母さんが勉強する訳じゃないんだから!」

スマホの動画を観ながら勉強している娘とは毎日のようにケンカになる。
音楽ならまだしも、お笑いやらYouTuberやらだから、ペンを持つ手も止まり、きっと脳内も動画に引き寄せられ…ゲラゲラウフウフ笑っている。

テスト前でも関係ない。
えーい、本人が困るだけ!
と執着しそうになるのを追い払おうとしてもついつい気になってしまう。
部屋がないのも、ひとりっ子であることもその一因なのかもしれないけれど
、このイライラは如何ともしがたい。

そんなある日、彼女はある新聞記事を突き付けてきた。
『親としての「めがね」をはずしてみませんか?』
▲朝日中高生新聞

決して剥がされないよう机の本棚にしっかり貼られた切り抜きは、彼女の、無言の訴えだ。
ウッときた。心が刺されたような気がした。

以来、私はどうなっているかって?
なかなか達観はできず、行きつ戻りつの日々であります。

☆ミルフィーユにゾクゾク!@城ヶ島☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Happy Birthday♡

2022年08月26日 | こどものコト
今日、娘の誕生日♬.*゚
15歳になった。あっという間だったような、まだ15年というような複雑な気持ち。
この日を迎える度に思い出す。
生まれてきた時の神々しいまでの姿と、
「これから先、何があってもこの“瞬間”を思い浮かべれば乗り越えられる」
と確信したことを…。

毎朝、寝顔に
「生まれてきてくれてありがとう」
とつぶやく。
聞こえているのかいないのか…こくんと嬉しそうに頷いてまた寝息を立てる。
世の波に押されるように、ついつい色々なことを期待して口うるさくなってしまうけれど、娘らしく、自分の道を歩んでくれたらそれでいいのだ。

「お誕生日おめでとう♬.*゚充実した楽しい人生を!」

☆プレゼントはDVD「燃えよ剣」と漫画「ちはやふる」全巻(⟵た、高すぎて10巻分)☆



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しあわせなブランチ

2022年02月22日 | こどものコト
ひとり、隣駅のカフェで色々思う。
何を···?
このモヤモヤした気持ちの出処を。
そこから抜け出す術(すべ)を。

子供を愛することと、
子供に自らを投影することは全くもって違うことであり、ナンセンスなことと認識していたはずなのに、
“はず”は外れていた。

勉強のこと、部活のこと、遊びのこと、友達のこと、恋愛のこと···私達母娘は何のためらいもなく話していた。
もちろん、時に意見が食い違って神妙な雰囲気になることもある。
それでも母親にポロポロとこぼせることは、少なくない彼女のストレス解消になっていたと思う。

私は嬉しかった。
「おかーさんに愚痴が言えてほんと助かるー」
この言葉は本心だったはずだ。
そうした日々の会話の中で、おそらく、いつの間にかグッと入り込んでしまう私がいたのだろう。
母親ではなく当事者になってしまうように···。

この前の娘のはかない恋の終わりが、
“子離れせよ”
の伝言を運んできたのだと思う。

親は子供の幸せを心から願うけれど、
だからといって、子供の人生は親の人生ではない。
そんな当たり前のことを、
分かっていたはずのことを、
今、ようやっと
「こういうことなのか···」
とストンと落ちた。
ここに綴ることで、やっと気持ちの整理がつきそうな気がする。

「おかーさん、私より落ち込んでどうすんの?自分のこともっと気にしなよ」
···いつの間にかこんなにたくましくなっていた娘よ。貴方への深い愛情は変わらない。けれど、その愛はカタチを変えて貴方を包んでいきます。

☆倉敷珈琲店にて☆








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はかない恋···

2022年02月15日 | こどものコト
最愛の娘が失恋した。
本人も私も
「なぜ?」···。
?マークが無限大につきそうな
そんな恋の終わりが何の前触れもなしにやってきてしまった。

娘の···
強気な言葉も
一所懸命の笑顔も
元気そうな立ち振る舞いも

涙でぼんやりとおおわれていく。

その小さく細い体で
まだ十年と少しの幼い心で
どう受け止めているのか。

「同じクラスになってもきっと平気」
「あたし意外とポジティブだから」

その言葉が親の私には余計辛く響いて、深い闇の中でもがいている。

女性として、母として、
あの時のあの言葉は、アドバイスは
どうだったのか。
私のそうした言動が、彼を考えさせてしまったのか。

仕事も家事も手につかない。
平静を装っているが、心のこの動揺はいつまで続くのだろう。

真意は分からない。
深読みしたらきりがない。
しっかりしなきゃ···。

☆手作りチョコは主(あるじ)へ☆





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作りはおいしい

2022年01月18日 | こどものコト
この頃、娘は料理に興味を示し始め、私はおやおや?と思いながらもニンマリしている

幼い頃から好きな食べ物は主(あるじ)そっくりで、ラーメンに豚丼、ピザに唐揚げにポテチ…添加物満載の“味”にやられていた。
だから、包丁を持たせてみたり、手作りのおいしさを説いたりしていたけれど全く意に介さず、特に野菜に至ってはサラダ以外は、あなたは鳥さんなの?と問いたくなるくらいしか口にしなかった。

そう、しなかった…のだ。
何がきっかけだったのか、おそらく“お肌”にいいというのは一理ある。けれど、だったら美容に目覚めた数年前ーまだ12歳の頃!ーでもよかったはずだ。

ともあれ、
「今度から野菜全部食べる!」
「料理もする!」
と宣言。スマホに“クラシル”のアプリをインストールして食事やおやつをチェックしては
「おかーさーん、コレ作りたいー」
とリクエストしてきたのには、私の目が鳥さんのようにまん丸になってしまった。

まだ数えるほどしか作っていないけれど、これから時に娘とキッチンに立つ姿を想うと、何やら温かい…そう…ほわっとしたものに包まれるようなのでした。

☆「うんま!」タルタルソースも手作り♪☆



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嬉しい買い物

2021年11月09日 | こどものコト
久しぶりに娘と買い物に出かけた。
彼女はお目当ての服があって、
「コレとこれとアレとあれ!」
とピンポイントだ。一方私は
「似合うのがあったら…」
とぼんやり思う程度でファッションに対する気持ちは歳と共に後退している。手に取った時はいいかも~と思うのに、試してみるとことごとく娘からNGが出て面倒になっているのかもしれない。

買い物かごに次々とそのお目当てを放り込む娘とは対照的に、売り場をウロウロするばかりの私。けれど、今回は「!」と感じる服があっていそいそと試着室へと向かう。

「いーじゃん!絶対“買い”だよ!」

おー、初めてじゃないか?娘のその言葉。しかも3着も。

「ほんとに?」
「ほんとに!こんなこと二度とないかもしれないんだから買うべきだよ」

二度とない…にずっしりと重みがある気がして、私は珍しく即決した。似合う服に出会えたこと、その服を手に入れられたことが素直に嬉しかった。そして、そうか、服が大好きで将来はスタイリストになる夢を抱いている娘は、この喜びを感じてるのか…と目からウロコだった。

夢に向かってガンバって!
やりたい仕事に就ける喜びもいつか感じて欲しい…と願いつつ♡

☆「GU神ー!コスパ良すぎー!」母娘同感☆




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする