昨日、お花見にはまだ早いだろうな…とは
思ったけれど、ここ数年のわが家の恒例となっている
二ヶ領用水を訪れた。
午前のまだ早い時間、人出もまだ少なくて
静かな、これからの賑わいを待つような
木々の感じに思わず
「あ…」
と声をあげてしまった。
そんな私の傍で娘は
「ねえねえ、鯉はどこ?
早くお麩あげた~い」
だの
「ねえねえ、剣道の道具屋さんはどこ?
早く"垂れ"買いた~い」
だの。
今年は花を愛でるというよりも
娘の本当の目的に向かってゴー!と
相成りました。
▲「ドレスを着てるお姫様だ~」という娘の言葉を聞いてパチリ
▲"垂れ"とカバンも買ってもらっちゃった♪
▲後姿って何だかいいな♪
☆まだ5~6分咲きが多いなか、ここはほぼ満開♪☆
検査、検査の数日前に
スーパーの特設売り場で思わず手にした本がある。
『朝は毒出しから始めなさい』という
何ともまた私をストイックな世界へ
誘いそうなタイトルだ。
体調が今ひとつと感じていたのと
半額になっていたということもあって
ほとんど迷うことなくレジへ…。
その翌日から少しずつ毒出しの行を始めている。
もっとも、始めてすぐ身体の調子を崩してしまったのだけれど…。
いくつかある行、すべてやっているわけではない。
できることからできる範囲でゆるゆると…だ。
その中で一番のお気に入りは舌の掃除。
タングクリーナーなる専用の器具を買い求め、
朝一番に鏡とにらめっこしながら
奥の方からゆっくりと丁寧に舌苔を掻き出す。
いつの頃からか真っ白に積もっていた舌が
普通なのだと思っていた。
がしかし、そうだった、舌はピンク色だったんだ!
と衝撃的でさえあった。もう、手放せません。
☆チタン製だから半永久的。
ネットでおよそ¥3500とめだったけれど
その価値はある☆
去年の夏から毎朝やっていることのひとつに
『書き方の練習』がある。
その時いつもいつも言わずにはいられないこと、
それが鉛筆の持ち方だ。
親指が人差し指よりもかなり前に突き出ていて
"持つ"というより"握る"という感じに近い。
しかもかなり下、そう木の部分を持っているではないか。
「手~っ!重なってるよ。それにもう少し上持って」
毎日言っていてもなかなか直らない。
「今直さないと癖になっちゃうよ」と言えば
「もうなってま~す!」だって…もう!
そうしたら、この娘の持ち方をしている若者の
多いこと、多いこと。
仕事柄、用紙への記入をお願いしているのだが、
きちんと持てる人の方が少ない。
こうまでなると、ん?正しい持ち方って
私が思っている型と違うのかしらん?
とまで感じてしまうほどだ。
娘は「ちゃんと書けてるじゃん」とのたまうけれど、
いやいや負けませんよ~と
決意!?新たにするのでした。
☆マーカーの持ち方もちゃんとしてるかしらん?
と思ってしまう…お内裏様とお雛様への手紙。
返事は私からってバレバレかも!?☆
昨年末あたりからどうも体調が優れない…
とは感じていた。
このまま新年を迎えたくないなと検査をするも
極めて良好な結果に胸をなでおろす。
だけど、やっぱり本調子ではない。
家事に育児、仕事にプライベートに…と
忙しさに身体のことを気遣うことを忘れてしまうことも
あったけれど、
そんな風にだましだまし過ごしていたら
とんでもないことになってしまった。
検査に次ぐ検査…だけどやはり悪い所は全くない。
なのにこの違和感は何なのだ。
実家の両親に何日か来てもらい、
家事や炊事を助けてもらった。
その時、母が厳しく言い放った言葉が
ズンッと響いている。
「もっとちゃんと食べなさい。
野菜も肉も魚も果物も。
あんたの身体を作っているのは
口から入る物なんだから」
『食べることは生きること、
生きることは食べること』
雑誌で読んだのか、誰かに聞いたのか、
私の頭はそのフレーズで一杯になり、
何と浅はかだったのかと反省し、
意識を変えよう…食に対する意識を…
と強く思ったのでした。
それにしても、原因の分からない
この不安はいつ払拭されるのだろう…。
☆しばらくは大好きなチョコレートも控えめに…
娘と作ったV.Dチョコ♪もう懐かしく感じる☆
この頃娘と眠る前の儀式がひとつ増えた。
それは、私が歌う
『バラが咲いた』を聞きながら眠ること。
絵本を一冊読み聞かせ、
今日のお話をした後に、
ギューッと抱っこして、
「3、2、1!」で電気をパチン!
そうして掛け布団を首までぬくぬくした後に
娘は「バラ…」と眠そうな小さな声でつぶやく。
私ももう眠い…。
でも、その歌は私も大好きだったそうで、
いつだったか母が
「あんたは『バラが咲いた』を聞くとすぐ寝ちゃったのよ」
と懐かしそうに話していたっけ。
曲のなかのバラは…娘のことだ。
いつもそう感じて…うつらうつらしながらも
とても幸せな気持ちになっている。
『バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラが
寂しかった僕の庭に バラが咲いた
たったひとつ 咲いたバラ 真っ赤なバラで
寂しかった僕の庭が 明るくなった
バラよ バラよ 小さなバラ
そのままで そこに咲いてておくれ
バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラで
寂しかった 僕の庭が明るくなった』
いつまでも傍にいたい…
でもいつかここを巣立つ時がくる。
その時、心からの笑顔で送り出せるように
今を愛そう…そう思うのでした。
☆甘い香りが漂う…
少し前に訪れた羽根木公園の梅、満開☆