駅前のいつものカフェで、
おそらく70代と思われる
女性陣の会話が耳に入る。
「わたしの人生こんなんだったのかなあ
って思っちゃうのよね」
そして涙をぬぐっている。
これからよりもこれまでの時間が
圧倒的に長い世代、
きっと何か…もあるのだろう。
そう想像できて、
でもいずれその世代になった時
そう言いたくないな…と思う自分がいる。
あちこちのメディアで
うたわれている"人生100年時代"。
これまでとこれからを天秤にかけてみる。
何をするにも健康あってのこと…プラス
やりたいコトをやろう!
との思いを強くしたのでした。
☆リス園を亀がのっそのっそ☆
「おかあさん、おかあさんは
小学生の時、何になりたかった?」
お風呂上りに突然聞かれた。
いつもは私が問うのに…。
小学生の時は、アナウンサーになるのが夢だった。
(当時はキャスターという呼び名じゃなかったな)
そう答えると、
「じゃあ、なんでなれなかったの?」
う、そうくるか。
「そのための努力をしなかったからかなー」
「だめじゃん、なりたいんだったら
そのために頑張らないと!」
その通りです。
娘よ、夢を実現させるために、
そのためにガンバレ!
母はいつでも応援しています。
☆選択してきたのは自分。
だから"今"がある☆
午前中、ガッツリ書道の稽古をして、
昼過ぎ、駅近くのカフェ。
本もない、携帯もない、手帳もない…
みんな忘れてしまった。
でも、ゆっくりしたい。
これからのこと、娘のこと、夕食のおかずのこと…
ポワンポワンと浮かんできて
あれやこれやと考えをめぐらして消えていく。
さて、そろそろ腰をあげて、
買い物をして、洗濯物を取りこんで…。
いつもの時間に戻りましょうか。
☆仕事に向かうのも9時。
書道の稽古を始めるのも9時☆
今、主(あるじ)も娘もいない静かな時…。
テレビもついているのに
なぜだか静かに感じる。
画面は
『松任谷由実デビュー45周年記念スペシャル』。
そうか、もうそんなに経つんだ。
たくさんの私の"あの"頃が蘇る。
友達と学校の窓辺で
『守ってあげたい』…をよく口ずさんだっけ。
吹き抜けるそよ風に彼女は美しかった。
二人して誰かを想いながら歌っていた。
ユーミン、何歳になってもパワフル!
落ち着いた大人の声が大好きです。
☆娘と歌うのは
『やさしさに包まれたなら』♪☆
☆3月も終わる頃に…☆