土日に久しぶりに実家に帰ってきた。
ほとんど荷物置きと化したベビーカーも一緒だと
特にバスの乗り降りが大変だけれど、
出かけてしまえば楽しい時間♪
あたたかい日和にお花見ができるかな…と期待していたけれど、
この時季にありがちな『花冷え』の空気のなかの散歩となった。
まだ両親のもとにいる弟は、
「おじちゃん!おじちゃん!」とすっかり慕われ
後ろから見れば立派な親子だ。
娘は自分の背丈よりはるかに高い桜の花よりも、
足元の石ころや草花が気になる様子。
クローバーが生い茂る空き地では、
弟が四葉のクローバーをふたつもさがしあて、
嬉しそうに娘に「はい、どうぞ」と渡す。
やさしい性格で、きっといい親父になるだろうに、
ああ、いい話がないかなぁ…と帰るたびに切に思う。
ま、コレばっかりは家族がとやかく心配しても仕方ないのだけれど。
今日は『清明(清浄明潔)』
雨だけれど、雨だけに、万物が生き生きとするかも…。
☆実家近くの桜並木も満開。
小さい頃から親しんできた桜はやっぱりいいな☆
おさがりとはいえ一度も出番のなかったフリースのカバーオール。
足先までホックで留めるタイプだったので、
なかなか着る機会がなかった。
この冬の始め頃、
『ふんわりとした色で柄もいいし…もったいないなぁ』
と思いながら思案していると、娘も
「これ、着るっ!これっ、これっ!」と叫んでいる。
わかった、わかった、これは簡単にリフォームできるから。
足の部分を裁って、裾をちくちくまつり縫い。
もともとゆったりとしたつくりだったので、
上着にはちょうどいい大きさで、
少し寒いな…と思う日に大活躍することとなった。
☆この方法はいろいろな服に応用できそう。
短くしすぎず、ギリギリでカットするのがコツ☆
春を感じるとき…、
それはそれはたくさんのことがある。
ほころびはじめた桜の花
少しずつ高くなっていく太陽
同じ時間に起きても明るい朝
黒く盛り上がった畑の土
道行く人々の軽やかになっていく服装
………。
ああ、そして今私が春を感じるものに
『夜』を忘れてはならない。
「うわ、最低気温△度かあ…まだ寒いじゃん」
(まだ2~3度の日もあってドキっとする)
天気予報をチェックした私は
覚悟して1階北側の寝室にはいる。
まだ寒かろうと寝具もパジャマも真冬のまま。
フリースもはおったままだ(着すぎか!?)
でも、同じ気温でも、『あの』寒さはもう感じない。
冬の間はジッと眠っていた娘も
温まり過ぎていないシーツの場所を求めて寝返りをうっている。
暖かい寝床から出たくないのは同じだけれど、
ごろごろ、うだうだ…、
ああ、春ねえ…とやっぱり嬉しくなるこの頃です。
☆江ノ島の展望台から。
娘の足も治ったし…またどこかへ出かけよう☆
こうして何日が過ぎるうちに、私の喉も治ってしまった。
数ヵ月前から風邪の対策にと始めた『しょうが湯』。
それに、これからは『鼻うがい』も加えようかと思う。
すでに、母は数年前から試みていて、
真冬でも風邪をひかなくなったという。
その話は何度も聞いていたが、ネックとなっていたのが、
『初めは頭がツーンときてちょっと痛いけど、
少しすれば慣れる』ということだった。
う~ん、頭にツーンか…なんかすごく痛そう。
躊躇していた。
しかし、見舞いに来てくれた父が
「ほら、プールで水を吸い込んじゃうと、ツーンとくるだろ。
あれだよ、あれ」
あ~あ、アレね。
自分も経験したことのある少しの痛みか…とわかると、
もう躊躇しない。
小さめの深皿にぬるま湯(※)を並々と入れ、さあいよいよだ!
躊躇しないといいつつ、やはり緊張はする。
片方の鼻を強くつまみ、もう一方の鼻を水面につけ、
『ズズズ~』
と思い切り吸い上げる。
『おおおおお!』
鼻から入った湯が口にやってきた!それを吐きすてる。
たったこれだけのことた。
懸念していた痛みは、まさに『アレ』だった。
数日すればその痛みも感じないというから善しとしよう。
左右、それぞれ2~3回ずつ、母は朝やっているというが、
私は夕方にしようかな…と思う。
さて、今後私の体調はどうなるか!?
ちなみに、『しょうが湯』の効果かどうかは定かではないが、
平熱が35.7分(低い!)だった体温が、今は36.4分になった。
※ぬるま湯は37度前後がいいらしい。
☆今日は『春分』。外は春の嵐のよう。
10日ほど前に訪れた江ノ島の展望台を見る☆
そんなこんなで楽しみにしていた友人たちとの集いも
延期になってしまった。
私もドタバタ劇で疲れが出たのか、
また喉が赤くなっている。
そんな折、母から
「元気になったかしら~?調子はどう~?」
と、声が出なくなっていた私を心配しての電話。
やっと出るようになった声もまたハスキーになりそうだし、
娘もこんなだし…、
母曰く
「たいしたことないわよ~。な~に弱気になってんの」
らしいが、体調と気持ちのリズムは急下降気味。
不本意にも涙声になる…。
さすがに心配させてしまったのか、
翌日、父がお見舞いに来てくれた。
☆前回の鼻うがいにならなかった話、
何を間違えたのか4稿もアップしていました。
そのうえ、なかなか本筋にたどりつかず、
やっぱり頭のどこかも急下降気味!?☆
いやはや、また喉が赤くなってしまった。
治って、さあ、やっとまた公園に行ってみんなに会える!
買い物にも行ける!
車でどこかにも行きたい!
なんて、いつもの日常をとても楽しみにしていた。
そんな矢先、
娘が積み木を箱ごと足に落として、
爪を一枚剥がしてしまった…。
『う、うそ、ちょっと待って、あ~、どうしよう、
落ち着け~!どこの病院ならみてくれるか。』
「お母さんがいるから大丈夫だよ、大丈夫だよ…」
と繰り返しながらも、したたる血にもう動揺しっぱなし。
こんな日に限って、在宅で仕事をしている主はいない。
そういえば、あの時もあの時も…と、
思い出すと、救急で病院に行かなくちゃならない時は、
私と二人でいる時だ。
試されているのか。
娘の『もっと私をかまってよ』のサインなのか。
ドタバタ、あたふたの末、
病院で処置をしてもらえば、
数時間後には親子ともホッと一安心。
歩けないながらも、いや、歩けないのをいいことに、
「おかあしゃん、歩けないよ~。抱っこ~!」となり、
私の腕は筋肉痛、背中や腰には痛みが走る…トホホ。
☆あらら、『鼻うがい』の話をする前に時間切れ。
またの日に☆
数日前から全く声がでなくなってしまった。
スースーとする空音だけが情けなく響く。
話もヒソヒソとするだけで、何だか怪しい感じだ。
痛みは全然ないので日柄でよくなるだろうか。
念のため耳鼻咽喉科で診てもらったら、
喉のカゼで心配はないとのこと。
とはいえ、外出好きの私も家でおとなしくしている。
声が出ずヒソヒソなので、娘に話しかけるいつもの言葉も
やわらかになる。
当然、怒鳴り声などは出そうとしてもできず、
何だか穏やかな時間。
時々、こんな『ヒソヒソ声の日』を作ってもいいかもなあ。
☆昨日は『啓蟄』。
なのに、また土の中に戻ってしまいたくなるような寒さですね☆
数号前の週刊朝日の対談『親子のカタチ』に
とても心に残る話があり、手帳に書き留めた。
それは、オスマン・サンコン氏が息子に語っていたもの。
「(日本語の)『親』という字は、木の上に立って見ると書く。
ギニアでは『傘』という。
親はアンブレラみたいに雨や台風から守るけど、
子供はその下を自由に動ける。
(親は)傘になって個性を生かしてあげる」
ああ、そうありたいなぁ。
そして、できれば、
時にサンサンと輝く『太陽』のようにあたたかく見守り、
時に静かに光る『月』のように行く手を照らし、
時にそよそよと流れる『風』のように背中をそっと押・せ・た・ら…
いいなあ。
☆ああっ!!今日は雛祭りだった!!しまった!!
雛人形は飾ってあるけれど、いつものような夕食…。
娘はもうとっくに寝ちゃったし。主、不在とはいえ…トホホ☆
少しさみしかった梅の花見を終えた後は、
長蛇の列を覚悟して『美登利寿司』へ。
小雨がぱらつくなか1時間近く待ったけれど、
待ってよかったあ…と思わず笑顔に。
大満足の一日となりました♪
☆これに、カニ味噌サラダ、茶碗蒸し、汁物、食前酒が
付いて2650円也。梅祭り期間中ならでは☆