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毎週日曜日の夕方、NHKBSで先行放送の「真田丸」を楽しみにしている。
報道によれば、このBS放送の視聴率がかなりいいらしい。
初の5%台をマークしているとか。
なるほど、大坂編になってから豪華になったこと。
秀吉を演じる小日向文世さんが、表の顔と裏の顔を見事に演じ分けているところがいいのかも知れない。
コメディータッチの部分とリアリティな部分。
陽と陰。
善と悪。
目の動きがいい、目で演じ切っている。
主役の信繁(堺雅人)が完全に喰われている。(笑)
また、片桐且元を演じている小林隆さん、この武将の雰囲気がとても良くでている。
豊臣と徳川の狭間で翻弄される武将。
かの有名な「賤ヶ岳の七本槍」の1人とは思えない雰囲気が漂っている。
秀吉の死後、家康(内野聖陽)にまんまと使われてしまう悲しい武将でもある。
大好きな「真田太平記」でも、このような雰囲気に描かれている。
上田編でも、大坂編でも脇を固める実力派の役者さんが次々と登場する。
これがとても楽しみでもある。
ちょっと、ミスキャストと思われることもあるが、実力派の役者さんが帳消しにしてくれるから・・・。
取り分け、秀吉の母・なかを演じる劇団の山田昌さん。
これが雰囲気もバッチリだから、やってくれるね・・・三谷脚本。
昔はこの役を浪花千栄子さんらも演じていた。
最高にいいのが、秀吉の異父妹・旭を演じている清水ミチコさん。
この上なくいい味をだしている。
秀吉が家康を懐柔する手段として、家康の正室として送り込んでいる。
先般からの出演も台詞がないのだろうか、ほとんど会話らしいものが見受けられない。
しゃべらなくても、存分に存在感を保っている。
さすが、ベテランの女優さん。
普段はおしゃべりが得意な方、それが仏頂面でほとんどしゃべらない。
ここが、また独特の雰囲気をだしており・・・。
いいね。
グッド。
あれこれと、少々の文句も言いながら見ている真田丸。
大坂編になってから、さらにパワーアップなのか。
面白くなってきている。(夫)

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