咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

NHKBS・アナザーストーリーズ「仁義なき戦い」

2016-05-19 22:13:00 | レビュー

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 「“熱い情熱”に突き動かされた男たちのアナザーストーリーに迫る

 40数年前、戦後の広島ヤクザ抗争を実録タッチで描いた「仁義なき戦い」(主演:菅原文太)五部作、封切当時映画館に通い詰めて観ていた。
 生まれた地域の言葉が、広島弁に近いこともあって、映画の中の広島弁が心地よかったことを覚えている。

 昨夜のNHKBS「アナザーストーリーズ」では、群像劇と言われる映画「仁義なき戦い」が題材だった。
 当時、大ヒットを記録したとのこと。

 これは見ないと・・・。
 夜9時から1時間、あっという間の短い時間。
 なるほど、なるほど。
 とても、興味深い解説。

 映画に革命を起こしたとの深作欣二監督。
 五部作のなかで最凶の悪を演じた千葉真一さん。
 大部屋俳優から、スターの階段まで上り詰めた川谷拓三さん。
 
 3つのテーマに分けた同映画の舞台裏などが、分かりやすくまとめられていた。
 当時のロケ現場も登場。
 映画に関わったスタッフたちが、映画製作の苦悩などいろいろと語っていた。
 これだけでも、とても興味深いものだった。
 当時見入っていたこの映画のことを、昨日のことのように想い出しながら見ていた。

 ヤクザ抗争を手持ちのカメラで、ドキュメンタリータッチに描いたこの作品には、度肝を抜かれたものである。
 今でこそ、手持ちカメラ映像も当たり前のように観ることができる。
 当時では鮮烈な映像だった。
 その場面だけでも高評価だった。
 
 暴力の場面のすぐ近くにいるような錯覚。
 それこそが、深作欣二監督の狙いであり臨場感でもある。

 また、映画に登場する人間模様が克明に描かれており、それは生きている人間社会の縮図でもある。
 
 「責任、献身、不屈、愛憎、忠誠、苦悩、勇気、悲哀、裏切り、陰謀」など、人間のすべてが描かれていた。

 40数年後の現在観ても、色あせることもない極上のエンターテイメント。
 昨夜は思わずいい番組に出会えた。(夫)

[追 記]~再放送~
   5月24日(火)午後11時45分~



参考資料:NHK公式HP 抜粋

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