一年で一番大きいイベントカウントダウン
どちらかというとカウントダウンって日本にはここ最近の風習でないかと思う。日本の暮れはNHKの紅白や第九を聞きながら、「行く年来る年」をみて、除夜の鐘の音を聞いて新年が来たって感じるものだと思う。そもそも2000年のミレニアムブームの時に、いっせいにカウントダウンがはやりだしたような?気がするのですが。いやぁあの時は確かに日本中がコンサートやらイベント尽くしでしたね。
さて、日本の話はおいといて、NYのタイムズスクウェアのカウントダウンは歴史があり、今や世界中のカウントダウンの代名詞になりつつある場所だとわたしは思う。やはりこれ目当ての旅行者が大部分を占め、ニューヨーカーにはもすごく辟易されてますが(先生にはクレイジーだといわれても)、せっかくNYにいるのですからね、旅行者だろうとなんだろうと行ってきましたよ。
クラスで暇な人は居ないかって色々声をかけて、当日4人集まりました。私とジウンとルスランと香港出身のヒュウチ。ヒュウチとは学校の外で一緒に遊ぶのは初めてですね。
ルスワンは相変わらずはしゃいでます。当日は不幸なことに雨
朝方は雪だったのですが、どっちにしても寒いことには違いない。ストッキングにスパッツにダウンに重装備で挑みました。
学校には4時過ぎに集まりそこからタイムズスクウェアまで歩いていったのですが、42stへ近づくとそこは異様な雰囲気。42st側からはフェンスで封鎖されて全く入れないんです。ポリスが49stから入れと言うので6番街をぐるりと回っていかなければなりませんでした。まだ7時間以上もあるのにすでにタイムズスクウェアへ向かう人の波で恐ろしい。これから7時間も待ってまであそこに行こうって人がこんなにいいるなんて、なんてクレイジーなんだと言いながら。
まぁなんとか5時半には47stの7番街に落ち着くことができました。
しかしここからが長い。6時間30分以上。。。これからひたすら待たなくてはいけない。しかもトイレにも行けない。なのに人はあっという間にあふれ出して動くことさえままならないほどぎゅうぎゅうである。この状態でこの寒さの中6時間以上。早くもジウンは後悔し始める。
6時過ぎイベントが始まった。43stに特設ステージが!!タイムズスクウェア全体が音楽が鳴り出し、この後12時までまるでクラブのように音楽をガンガンかけまくる。それにあわせて私達は躍ったり歌ったり。始めはニューヨーク・ニューヨークを会場のみんなで歌いあったり、ホリデーソング目白押しであったり、そしてさすがブロードウェイ。RENTやマンマ・ミーアの歌(ダンシングクィーン)などもあり、サタデーナイトフィーバーなどもかけまくる。
長い待ち時間の間、英語のしりとりをやったり、お互いの話をしたりして私達は時間を過ごした。
12時までの間、1時間ごとにカウントダウンがある。その度に花火があり、段々豪華になっていく。時間がたつにつれ、ホイッスルやバルーンが配られたりして、周りの雰囲気も加熱していく。10時には花吹雪までがビルの上から降り出だした。そして、43stのあの有名な広告掲示板のビルに真っ赤なクリスタルボールが見え出した。あれが噂のクリスタルボールか。。。12時にはあれが落ちてくるっていったよなぁ。
さすがにあと5時間、4時間のときにはうんざりしてたみんなも3時間を切ったあたりから元気になり出した。問題のトイレだがやはり行きたくなるのが人間。しかし我慢。水分をとらないように気をつけたおかげで、危険!!という風には誰もならなかったのが幸い。
お互い私は今50%よ、とかさっきは75%までいったけど、今は60%に落ちた。などとお互いトイレのもよおし%をからかいながらそれでも耐えれた。うけることに私たちの右側に居た若者のグループの中でペットボトルにおしっこをした奴がいて、一瞬そのペットボトルの周り2-3Mぐらい空間ができた。果たしてそのペットボトルがほんとにそうなのか私にはわからなかったが、なんとなくNYじゃおかしくないかもしれない。
ルスランは誰かがお尻の穴さわった!!と言うし、私達が驚くと逆に彼はNYだからしょうがない。。。などと言う。
ものすごく長かった6時間も後半はバルーン片手に踊ったりしてたので、けっこう楽しく過ぎていよいよそのときが。NY市長のマイケル・ブルームバーグが登場!!
よく見ると43stの掲示板にデジタルの時刻表が現れた。もう5分を切ってる!!ついにきた!!2分、、、1分を切るといっきに会場の雰囲気が上がる。もう横から上から花火が降ってくる。30秒からカウントが始まった。あれほど練習したのにあっというまにそのときは着てしまう。もう20秒を切る辺りから耳が遠くなるような、耳が目がそこに何かに向かって神経が研ぎ澄まされる。
ついに206年。HAPPY NEW YEAR だ!!
掲示板には2006とHAPPY NEW YEARの文字があふれ。会場中が空から花火の嵐。もう小さい爆竹がたくさん爆発してるかのようになって1分も立たないうちに真っ白な煙に巻かれてしまった。空からはたくさんの紙吹雪が落ちてきて雪のようだ!!派手と言えば派手だし、ただひたすら花火を撃ちまくってるかのようだ。後ろを見るとはるか向こうに花火の打ち上げが見える。セントラルパークの花火だ。向こうは煙がないのですごく美しく見える。
みんなが歩きながら移動する。終わってもこのものすごい人の海を渡らなければならない。ニューイヤーをかたどった帽子やサングラスを観にまとった人が多い。アメリカ人ってほんとにこういうのが好き。そして終わったとは道路わきがあふれるほどのごみで埋まる。全くどこからこんなにごみが出てくるのか、不思議だ。
終わったと思ったらなんだかすごく安心して急にトイレに行きたくなった。しかも足や手がかゆい。急にこれまた寒さを感じるようになった。歩けば歩くほど寒くなってくる。トイレにも行きたいし、疲れてくるし、もうとにかくどこか暖かいところに行きたい。
私達はそのあとコリアンタウンの側にあるジウンが連れて行ってくれた韓国レストランへいった。トイレを済ませ、暖かいチゲ鍋とお茶を飲んだとき、ものすごくほっとして生き返った。次から次へと来るお客さんのせいで扉から寒い冷気が入り込むたびに自分はあの寒い気候の中にいたのかと思うと、ちょっとびっくりした。
なにはともあれ、無事新年を迎えられ、しかも今年はインターナショナルな仲間達とカウントダウンができていい思い出になったと思う
しかしみんな次はもう来なくていいよね、、、と言ってました。いやぁ、確かにわかる。さすがにこの寒さの中また7時間待てと言われたら、、、ひくよね。
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どちらかというとカウントダウンって日本にはここ最近の風習でないかと思う。日本の暮れはNHKの紅白や第九を聞きながら、「行く年来る年」をみて、除夜の鐘の音を聞いて新年が来たって感じるものだと思う。そもそも2000年のミレニアムブームの時に、いっせいにカウントダウンがはやりだしたような?気がするのですが。いやぁあの時は確かに日本中がコンサートやらイベント尽くしでしたね。
さて、日本の話はおいといて、NYのタイムズスクウェアのカウントダウンは歴史があり、今や世界中のカウントダウンの代名詞になりつつある場所だとわたしは思う。やはりこれ目当ての旅行者が大部分を占め、ニューヨーカーにはもすごく辟易されてますが(先生にはクレイジーだといわれても)、せっかくNYにいるのですからね、旅行者だろうとなんだろうと行ってきましたよ。
クラスで暇な人は居ないかって色々声をかけて、当日4人集まりました。私とジウンとルスランと香港出身のヒュウチ。ヒュウチとは学校の外で一緒に遊ぶのは初めてですね。
ルスワンは相変わらずはしゃいでます。当日は不幸なことに雨
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学校には4時過ぎに集まりそこからタイムズスクウェアまで歩いていったのですが、42stへ近づくとそこは異様な雰囲気。42st側からはフェンスで封鎖されて全く入れないんです。ポリスが49stから入れと言うので6番街をぐるりと回っていかなければなりませんでした。まだ7時間以上もあるのにすでにタイムズスクウェアへ向かう人の波で恐ろしい。これから7時間も待ってまであそこに行こうって人がこんなにいいるなんて、なんてクレイジーなんだと言いながら。
まぁなんとか5時半には47stの7番街に落ち着くことができました。
しかしここからが長い。6時間30分以上。。。これからひたすら待たなくてはいけない。しかもトイレにも行けない。なのに人はあっという間にあふれ出して動くことさえままならないほどぎゅうぎゅうである。この状態でこの寒さの中6時間以上。早くもジウンは後悔し始める。
6時過ぎイベントが始まった。43stに特設ステージが!!タイムズスクウェア全体が音楽が鳴り出し、この後12時までまるでクラブのように音楽をガンガンかけまくる。それにあわせて私達は躍ったり歌ったり。始めはニューヨーク・ニューヨークを会場のみんなで歌いあったり、ホリデーソング目白押しであったり、そしてさすがブロードウェイ。RENTやマンマ・ミーアの歌(ダンシングクィーン)などもあり、サタデーナイトフィーバーなどもかけまくる。
長い待ち時間の間、英語のしりとりをやったり、お互いの話をしたりして私達は時間を過ごした。
12時までの間、1時間ごとにカウントダウンがある。その度に花火があり、段々豪華になっていく。時間がたつにつれ、ホイッスルやバルーンが配られたりして、周りの雰囲気も加熱していく。10時には花吹雪までがビルの上から降り出だした。そして、43stのあの有名な広告掲示板のビルに真っ赤なクリスタルボールが見え出した。あれが噂のクリスタルボールか。。。12時にはあれが落ちてくるっていったよなぁ。
さすがにあと5時間、4時間のときにはうんざりしてたみんなも3時間を切ったあたりから元気になり出した。問題のトイレだがやはり行きたくなるのが人間。しかし我慢。水分をとらないように気をつけたおかげで、危険!!という風には誰もならなかったのが幸い。
お互い私は今50%よ、とかさっきは75%までいったけど、今は60%に落ちた。などとお互いトイレのもよおし%をからかいながらそれでも耐えれた。うけることに私たちの右側に居た若者のグループの中でペットボトルにおしっこをした奴がいて、一瞬そのペットボトルの周り2-3Mぐらい空間ができた。果たしてそのペットボトルがほんとにそうなのか私にはわからなかったが、なんとなくNYじゃおかしくないかもしれない。
ルスランは誰かがお尻の穴さわった!!と言うし、私達が驚くと逆に彼はNYだからしょうがない。。。などと言う。
ものすごく長かった6時間も後半はバルーン片手に踊ったりしてたので、けっこう楽しく過ぎていよいよそのときが。NY市長のマイケル・ブルームバーグが登場!!
よく見ると43stの掲示板にデジタルの時刻表が現れた。もう5分を切ってる!!ついにきた!!2分、、、1分を切るといっきに会場の雰囲気が上がる。もう横から上から花火が降ってくる。30秒からカウントが始まった。あれほど練習したのにあっというまにそのときは着てしまう。もう20秒を切る辺りから耳が遠くなるような、耳が目がそこに何かに向かって神経が研ぎ澄まされる。
ついに206年。HAPPY NEW YEAR だ!!
掲示板には2006とHAPPY NEW YEARの文字があふれ。会場中が空から花火の嵐。もう小さい爆竹がたくさん爆発してるかのようになって1分も立たないうちに真っ白な煙に巻かれてしまった。空からはたくさんの紙吹雪が落ちてきて雪のようだ!!派手と言えば派手だし、ただひたすら花火を撃ちまくってるかのようだ。後ろを見るとはるか向こうに花火の打ち上げが見える。セントラルパークの花火だ。向こうは煙がないのですごく美しく見える。
みんなが歩きながら移動する。終わってもこのものすごい人の海を渡らなければならない。ニューイヤーをかたどった帽子やサングラスを観にまとった人が多い。アメリカ人ってほんとにこういうのが好き。そして終わったとは道路わきがあふれるほどのごみで埋まる。全くどこからこんなにごみが出てくるのか、不思議だ。
終わったと思ったらなんだかすごく安心して急にトイレに行きたくなった。しかも足や手がかゆい。急にこれまた寒さを感じるようになった。歩けば歩くほど寒くなってくる。トイレにも行きたいし、疲れてくるし、もうとにかくどこか暖かいところに行きたい。
私達はそのあとコリアンタウンの側にあるジウンが連れて行ってくれた韓国レストランへいった。トイレを済ませ、暖かいチゲ鍋とお茶を飲んだとき、ものすごくほっとして生き返った。次から次へと来るお客さんのせいで扉から寒い冷気が入り込むたびに自分はあの寒い気候の中にいたのかと思うと、ちょっとびっくりした。
なにはともあれ、無事新年を迎えられ、しかも今年はインターナショナルな仲間達とカウントダウンができていい思い出になったと思う
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