イギリス発のBL漫画。
BLは苦手な私でも独特の絵が持つほんわかした青春ストーリーに、
楽しく読むことができました。
舞台がイギリス(著者がイギリスの女性)ということもあり、
背景がまた日本と違うからでしょうかね。
オリンピックの開会式でも多様性をコンセプトにしていたけれど(ミーシャのレインボーカラードレスなど)。
男とか女とか、今はジェンダーレスの世の中なので、
ましてや恋愛も相手の性がどうであろうと人を好きになること、
それ自体が素晴らしい。
恋愛の切なさや初々しさが読んでてじんわり伝わってきて、
少女漫画とは違った意味でのキュンがあります。
主人公チャックがストレートのニックにひかれていく様子や、
自分はゲイなのか悩むニックの葛藤にも、はらはら。
2巻も出てるそうなのでその後の二人の発展が気になる所。
何やらニックのお母さんも絡んでくるみたいだし。
自分が男の子の母なので、自分の子供が芸だった場合のことを考えてしまいます。
ありのままに受け止められるんだろうかと(ま、今から考えることじゃないか)。