リンゴの木の分かれ道。
右左どちらに行こうかなぁ。
5月は私の一番好きな季節。
GW明け初夏の津軽は林檎の花が一斉に咲きだして、
今年も通勤の朝夕にお花見ドライブを楽しませてくれました。
こちらは数年前から気になっていた通勤経路にあるリンゴの木。
いつも丁寧にリンゴの形に刈込がされていて、
見るたびほっこりしてしまう。
両脇のリンゴの花も一斉に咲いていて、
真っ白な花々の中を進むとき、
いつも赤毛のアンのあのシーンが思い出されます。
「歓喜の白路 the White Way of Delight」(村岡花子訳)。
私なら「喜びの白い道」かな。
アンがマシューの馬車で初めてグリーンゲイブルズを訪れるときに通った、
満開の白いリンゴの並木道。
あの本を読んでからは普段当たり前に毎年目にしていた林檎の花々が、
急にかわいらしく感じるようになった。
うん、私は日本のPEI(プリンス・エドワード島)に住んでいると思うことにする。
一口にリンゴの花といっても赤味のあるものや、
アンが見たような真っ白なものまで品種によって様々。
どうやら白い花は主力の「ふじ」みたい。
どれもかわいらしくツンと上を向いて咲いています。
私の住む町はこの「ふじ」が生まれた町。
だからふじの「原木」が存在してるのです。
今度見に行こうと思っています。
その原木からできたリンゴジュースもわずかながら(1本の木からしか取れないため)売られているので、そのうち機会があれば買って飲んでみたい。
町では今「#ふじ80」りんごフォトコンテストというのが開催されています。
一年近く応募期間があって、私もインスタにハッシュタグをつけて応募してみた。
どんな作品が選ばれるかも楽しみですね。