お気に入りの山内マリコさんの小説をまた読みました。
短編集なのでサクサク読めて、しかも面白いです。
男性がどれも主役のお話ばかり集めていて、
中にはむかつく男性も多いのですが、
舘林さんという人がイケてる、かっこいい。
夢をあきらめて会社に入ってきた人を見抜いて、
ここから逃げ出せ、「オレが逃がしてやる」と。
このお話がいちばんも面白かった。
タイトルにある「孤独」にも注目。
この言葉は決してさみしくも悲しくもない。
下手に異性とかかわりを持つよりは「孤独」の方が居心地がいい。
自由であり、ストレスフリーであり、孤独も悪くないのだと思える。
やっぱり山内さんの小説好きですねー。
このお正月休みはたくさん山内作品を読みます。