BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

走ることについて語るときに僕の語ること

2007-12-18 23:43:53 | 読書感想文
私にとって村上春樹の本は当たりはずれがあって、いいときはすごくのめりこんじゃうんですけど、乗れないときはとことんつまらなく感じる時があって、だけど彼のエッセイはどれもこれも好きです。
なんというか読みやすいんです。
難しくなくさらさらしてる。
しかも今回は走る小説家としての「走る」ほうに重点が置かれてます。
違うエッセイを前に読んで村上春樹がボストンマラソンのことを書いてて、へぇ、、、この人マラソンを走るんだーなどと思ったのですが、
今回この本を読んでほんとに「走る」人だったのだなぁと感心しました。
ホノルルマラソンはお手の物、初めて走ったフルマラソンがマラソン発祥の地のギリシャなんて、、、なんだかすごいや。
NYCマラソンのことも書かれてて、私もNYCマラソンを目指してるので、彼の取り組み方とか練習方法とかすごく勉強になりました。
しかし私はまだまだ先ですね、、、、読んでてそう思いました。
走るときにどう考えるかということ。
実際フルマラソンなんてものは恐ろしく長い距離を一人一人が黙々と走る。孤独な戦いです。たしかにそんな時「あの人は何を考えてるんだろう?」なんて思う人もいるかもしれない。
しかし実際は何も考えてない人がほとんどだろうというのが私の意見。村上春樹も本の中で言ってますが、何も考えないということのために走ってるのかもしれないし、何も考えない自分、走ってることを考えてる自分を楽しむために走るのかもしれないって。実際しんどくてめちゃ辛くて、ああ、やめたい、止まりたい、ゴールはまだ先か?!なんて考えてる人がほとんどかもしれない。
そういえばシドニーオリンピックでQちゃんが「走ってて最高に楽しかった」とさわやかに言ってたのを思い出します。ただひとつのゴールに向かって無心に突き進む。。。それが楽しい、その時間が何より楽しい、なんていい会見だったのだろうと思いました。
村上春樹さんはこのほかに100kmのウルトラマラソン(サロマ湖)にトライアスロンまで挑戦してる。あくなき自分の挑戦心と好奇心にランナーズブルーを抱えて、どう折り合いをつけるか、、、見所です。

冬のプレゼント

2007-12-17 21:14:23 | のほほん日記
妹からクリスマスプレゼントが来ました。
手袋です。
毎年この時期になると私は手袋買います。
というのも、毎年無くすんです。
情けないことに、電車に忘れたとか、
落としたとか、覚えてないケースもあり。
けっこうお気に入りとかもあるのに・・・
なんでこの時期にほしいものを聞かれると必ず手袋をリクエストしてます。
送られてきたものは、
ココア色と抹茶色で色が私好みで気に入ってます。
これは失くしたくないなぁ。
ちなみに私は妹に湯たんぽ送りました。
ツチノコの形をしたもので、けっこうかわいい。
今エコブームとか、灯油高で流行ってるみたいですね。
私も電気毛布使ってますが、湯たんぽも使ってみたいなぁと思ったりします。

ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007-12-16 23:21:16 | 映画・TV・観劇
ALWAYSの続編を見ました。
ハリウッド映画のように続編になると前作よりもつまんなくなったりしないかな?と不安だったけど、結局すごく今回も良くてはらはら涙が自然に出てきてしまった。
やっぱりこの映画の役者さんがいいのかな?
茶川役の吉岡君。鈴木オートの主人の堤真一、そして妻の薬師丸ひろこが光ってた。今回薬師丸の昔の恋人で上川隆也がでてたり、堀北真希が郷里の男友達と津軽弁で「けっぱれ」をやたら連発してたのは冷や汗ものでしたが。なかなか津軽弁うまいんでない?と思ったりして。
映画の中では東京タワーが完成してて、まるでこれからの東京がどんどん変わっていく新しい時代の象徴のように輝いてました。
開通直後の日本橋や昔の羽田空港など、古きよき日本を楽しめました。
今はすごく便利できれいな東京になったけど、
映画の中の3丁目のような雰囲気を持つ下町の東京もとても素敵です。
感動したとこは鈴木オートに居候してたミカちゃんが帰っていくところと、やはり茶川が書いた小説をみんなが誉めるとこですかね。ヒロミに対する彼の思いがあふれたナレーションはかなりやられました。
賞をとるのも大事ですが、読んでくれる人がいて自分の話を認めてもらえるなんて作家としてこんなにうれしいことはないでしょう。
何度見てもじんわりくるいい映画です。

本日リラックスデー

2007-12-15 19:19:29 | のほほん日記
今日は私の通う美容院を紹介。
弘前市駅前にある「Seil」という美容院。
弘前はその人口の割りにめっちゃ美容院が多い。
こんなに必要なのか?というくらい。
地元に専門学校とかあるせいなのか、何なのか。
そんな中で自分のお気に入りを見つけるのも簡単ではない。
私も最近やっと落ち着くなぁと言う美容院にめぐり合った。
それがここ。
お店は船(セイリング!)をイメージした感じで、網とかがおしゃれに飾られてる。貝殻とかイルカとか、、、なんか癒されます。
あんまりおしゃれすぎるとけっこう気をつかうんだけど、こっちは窓が大きくて明るくて、それでいて庶民的な雰囲気が漂うからすぐ好きになりました。
あとは美容師さんですが、私は店長(キャプテン)に切ってもらってます。
男の方ですが、私はこの店長さんの持つ雰囲気が好きです。店長さんもなんか小動物とか狸やリスを思わせる顔をしてるからでしょうか。(ごめんなさい)
特にたくさん話かけるわけでもないし、あの美容院独特の話をしなきゃいけない雰囲気は苦手です。
それより雑誌を見ながらのんびりうつらうつら・・・するほうがいい。
とこのお店今年が10周年らしく前回来たとき黒ヒゲ危機一髪のゲームをやってました。私は3回引いて見事黒ヒゲを当ててしまい、2000円の割引券をゲットしました。うれしい!
そんなわけで今回使用しました。
カットのほかに1000円プラスで頭皮のリラクゼーションというのをやってもらえます。いわゆるスカルプチュアマッサージに海草や泥パックのトリートメントも。これも前回経験済みでよかったので、今回もお願いしました。
と店長さんが実は2000円のコースもあり、今日お試しで1000円で試してみない?といってくれました。2000円のコースはマッサージの時間とトリートメントの種類が変わるそうです。より頭皮に深く成分を浸透させる効果のあるものとか。1000円でも十分気持ちよかったのだが、そこまで言うのなら試してみようと思い、お言葉に甘えました。
たしかに頭皮にトリートメントを染み込ませるために蒸らす時間が長かった。私はこのパックをやってる間の時間が好き。上記が髪に入ってきて気持ちがいい。
もちろんマッサージもいい。頭のつぼを押されるのってなんて気持ちがいいのか。
髪型もけっこう気に入ったし、マッサージも良かったし、なんだか得した気分になりました。
とこの美容院では、ネイルとエステもやってて、部屋の一部が仕切られてます。私も一度やったことあるのだが値段の割りに(すごく安い・・・フェイシャル40分で2000円)かなりよかった。
そのあとお気に入りのお店でランチを取った。そこは家庭的な料理を出す店で、550円という値段の割りに今日はメンチカツ、ラーメン、さばの塩焼き、長いものすりおろし、サラダ、キンピラ、ゆでほうれん草、漬物、ご飯がついてくる。メインのほかは小鉢で少量ずつだが、かなり健康的だ。一度の食事で6つの基礎食品が全部取れるようになっているに違いない。
お昼の後、通ってるジムが入ってるショッピングプラザのアロマテラピーサロンへ行った。ここではフェイシャルをやってもらった。
最近精神的にもつかれてて肌も感想のためかぼろぼろなんで、今日は思いっきりリラックスデーにしました。髪の毛もトリートメントのおかげでつるつるサラサラです。

空ばかり見ていた

2007-12-13 11:56:05 | 読書感想文
旅をする床屋さんの話。
はさみ一本で世界中を回るホクトさん。
行く場所も特に国や地名は明記されてませんが、
ヨーロッパなのかアメリカなのか、日本のどこかなのか。
なんか懐かしい匂いが漂うお話ばかりでした。
ホクトさんが主人公だったり、周りの人が主人公だったり、はたまたパラレルワールドみたいなファンタジーっぽいお話があったり、不思議な小説です。
でも美容師とかヘアーアーティストではなく、髪をカットする床屋っていうのがいいですね。あとパントマイムができる床屋っていうのも惹かれる。
出てくる登場人物もちょっと癖のあるキャラクターがあって面白い。
私はおでんの屋台を切り盛りするカップルの話がお気に入り。

●空ばかり見ていた
吉田 篤弘著  文藝春秋

今年の漢字

2007-12-12 17:23:26 | のほほん日記
毎年清水寺で発表される、恒例のその年を表す漢字。
本年は「偽」でした。
なんとも悲しい切ない文字ですね。
実は先日家族で今年の漢字は何だろう?と言う話題がでました。
そこで私が予想してたのはまさにこの漢字。
偽装と言うよりは偽者(にせもの)という意味だったんですが、
見事に当たっちゃいましたねぇ。
ちなみに投票結果が2位が「食」3位が「嘘」4位が「疑」。
ミートホープに始まり、比内鳥、赤福、船場吉兆。。。とこれでもか、またか?!というくらい、ニュースが出るたび思った国民が多いことでしょう。
ここまで出ると、なんかほとんどの会社がそうなんじゃない?
露見しないだけでどこもやってるんだろう、、、と思わずにはいれない。
ちなみにマクドナルドのフランチャイズでもありましたが、依然私が直営で働いてたマックはそういうのはありませんでした。
恥ずかしいことです。
中国のことを悪くいえないですよ。
漢字オタクの上司は「こんな悪い文字が選ばれるなんて、、、」などと言ってますが、日本のニュースをあまり見ない彼は知らない。今年どれだけこの関係のニュースばかりだったかということを。
上司曰く「偽」は安定してて文字的にはいい文字じゃない?という。たしかに、なんかわかる。もっとも私個人的には3位の嘘のほうが物語性を秘めてて好きです。
でも嘘は嫌いです。たとえどんな理由があるにしろ嘘をつかれていい気はしないです。相手のことを思いやってつく嘘もあるし、場合によっては嘘を付いておいたほうが便利と言うこともある。それでもやっぱり後で真実がわかったとき少しだけ傷つきます。うーん、私のこういうのって柔軟性がないんでしょうかね。
ま、とにかく偽はもっといやですね。偽善とか、もっといや。

上海旅行3日目・朱角家へ行く

2007-12-10 23:05:24 | 旅行
上海旅行フリー2日目は、バスで郊外の水郷古鎮へ行きました。
古き良き中国の名残を残す水郷古鎮といえば蘇州・杭州が有名だけど、
その昔は上海も立派な水郷地帯でした。
今じゃその名残もないくらい発展してしまったけど、
郊外に行けばいくつかの水郷古鎮の名所がまだ残ってます。
その中でも比較的上海市街地から近い「朱角家」へ行きました。
ここは実は上海市内です。
町の中心部からバスで1時間ほど行った場所で近い。
出発はホテル前、チャゲアスのコンサートがあった上海体育館横にあるバスターミナルからです。ホテルがこの近くでほんとに良かったと思いました。
バスは7時30分から30分おきに一本出てるという便利さ。
中国の公共交通は時間にルーズというのはいつの時代だったか、
ちゃんと時間通りに出発。
私がバスターミナルへ着いたときはすでに出発ゲートには20人ぐらいに行列ができてた。周遊チケット(バスチケットと村の入場券を80元で買い、飲み物と新聞を買った。
実はこの日の朝、同じ部屋のAさんがホテルそばのニューススタンドで昨日のライブの模様が載ってる新聞を買ってきた。
チャゲアスの海外公演の後地元の新聞をチェックするのはけっこう恒例行事だったのに、私は忘れていた。すでにその後ニューススタンドへ行ったらもう新聞は売り切れ。新聞売りのおじさんは多分朝から何人も日本人が同じ新聞を買いに来たことに驚きを覚えてるんだろう、、、私が行くと新聞をチェックするまでもなく「もうないよ」と首を振るまねをした。「没有?(ないの?)」と聞くとうなずく。がびーん、、、そんな思いをしたので、ここのバスターミナルのニューススタンドなら売ってるに違いない!と思い、探してみた。Aさんが教えてくれた新聞は2つ。そのうちひとつを見つけることができた。値段は7角(マオ)、1元の下の単位である。
そしてバスに乗り込むときに新聞売りの親父が新聞を抱えながらバスに乗り込む人にさかんに新聞を勧めていた。ここでもうひとつの新聞を見事に見つけることができた。わーい、無事2つゲット。
バスは定刻どおり出発。バスに乗り込んでからも出発時間まで次々と人が乗り込んできて満席となった。私の隣は老夫婦のおばあちゃんが座って私になにやら色々話しかけてきた。なんだかさっぱりわからないのでとりあえず適当に相槌打ってニコニコしてた。おばあちゃんは私が日本人などと最後まで気がつかなかったに違いない。
バスは思ったより早く目的地「朱角家」へたどり着いた。降りた瞬間思ったのがすごく寒いと言うこと。同じ上海なのにちょっと西へ内陸に入っただけでこんなに違うのか?!というくらい寒かった。乾いたつめたい風がどこからともなく風いてきて上海の寒さをなめてた私には辛かった。パーカーのチャックをきっちりしめて、バス停車場から村の入り口へと進んだ。観光バスがいっぱいいて欧米人や日本人のツアー客がいっぱいいた。
朱角家には清時代より続く古い町並み、繁華街の名残が残っていて、運河が村の中を走っていて、その上を石の橋がたくさんかけられている。村の入り口近くにあるのが一番大きな石の橋で人々はこの橋を渡って、白い壁に瓦屋根、赤いちょうちんが美しい風景を楽しんだり、渡し舟に乗って運河の中をクルーズしたりしている。
私もせっかくだから運河を船で渡ってみた。団体客ではないので値段は60元もとられたよ。それほど広くもない運河にゆったり身を任せながら両端の町の様子や揺れる柳の樹、頭上の石橋などを眺めてるのはとても楽しい。まさに風光明媚、東洋のベニスだねぇ、、、と。
街の中にはレストランや食べもの屋があふれていた。運河沿いはその眺めを売りにした川魚のレストランが。なんか
怖くて川魚は食べれなかったりして。食べ物もここは「ちまき」が有名らしい。豚の丸焼きのような肉をご飯に混ぜたものやもちっぽいものが売ってたり、伸ばして切るような飴やせんべいみたいなもの、シルクの布団や雑貨みやげ物やが橋を境に延々と村の端まで続いていて、その活気ある雰囲気は歩いていてすごく楽しかった。
ちまきは私も食べてみました。あんまりおいしいとは思わなかったですけどね。もともとお肉があんまり得意じゃないので、でももち米はうまかったです。
実は途中で迷い込んで観光客が行かないような民家の路地裏に入ってしまいました。路地の上には紐がかけられ、洗濯物がたくさんはためいていたり、道端で女の人がたるで洗濯(板みたいなもので)してたり、お葬式の現場に遭遇したり、行き止まりかと思ったら、そこの家の人にうちの庭を通れと誘導さしてもらったり、なかなかい面白かったです。
お葬式はそこの家の前に人の背丈ほどもあるような紙で作った何階建ての家のようなものを、お坊さんが火をつけるんです。赤や黄色のきらびやかな模様のおうちです。はじめはそれを燃やしててなんだか意味がわからなかったけど、関口智宏がやってた番組でそういやこれと似たようなものをみたなぁと言うことを思い出しました。髪ですからあっという間に灰になってしまいましたが、その周りを人々が囲んでじっと見守ってるんです、なんとも不思議な光景でした。
さて、朱角家は3時間もあれば見れちゃうようなとこです。帰りはバス停車場の前で昼ご飯を頂き、上海へ戻りました。
具体的なバス停がないので、とりあえずおろされたとこでハラハラしながら待ちました。そしたら日本人の母娘旅行客に話しかけられ「ここでバスはいいんでしょうか?」って、私と同じく上海へ戻るらしくみんなでどきどきしながらバスを待つ真下が、それからすぐに来たときとお同じ緑色のバスが来てみんなでほっとしたのを覚えてます。

CHAGE&ASKA 史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994

2007-12-09 22:23:40 | C&A
今日は今年で最後のお囃子の練習がありました。
最近全然笛を練習してないので、まったく上達してない私。
次の練習日は年明け・・・がんばってお正月休みでも練習しないとなぁ。。。と痛感しました。

夜は久々チャゲアスの昔のコンサートライブビデオを見ました。
『alive in live』ツアーの東京公演が2週間後なので、
上海公演の時、特に印象に残った「Red Hill」が入ってるビデオを見ることに。
上海ライブ以来久々「Red Hill」の熱が高まってきたなぁ。
『史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994』という名前のツアーですが、これは実は私が初めて行ったチャゲアスのコンサート。ファンになってから「SAYYES」ツアーとか「LIVE UFO」ツアーとかあったんだけど、「SAYYES」ツアーではチケットが入手できず、そのためファンクラブに入り、「LIVE UFO」ツアーは当時高校生ということもあり、なかなか県外のツアーに参加するのはおこずかいも少ない身であきらめました。
そんな中でファンクラブに入って2年目かな?
やっと念願のホールツアーコンサートが青森に来ました。
それが史上最大の作戦です。国内ツアーと海外(香港・シンガポール・台北)ツアーが一緒になった稀に見る長いツアーです。
だから「史上」最大なのでしょうかね。
いずれにしても初めて行くチャゲアスのライブなんでそりゃすごく印象に残ってます。
当日はすごい雪で友達の彼氏が免許取立てで送ってくれましたが、吹雪の中を周りが見えない運転で怖かったのを覚えてます。
チャゲもMCであのすごい雪でお客さんが来なくて中止になるかと思ったけど、さすが青森だね!なんて言っていたのを思い出します。
このときはアルバム「Red Hill」を引っさげた後のツアーで、「Red Hill」はとにかくかっこよかったです。プロモに使われたオーストラリアの赤い大地に黒いコートのチャゲアス。なんか物語に出てくる旅人みたいで、そりゃかっこよかった。
ビデオ見ても私が高校生だけあって14年前でしょ、アスカがすっごく若い。そしてかっこいいんだな、これが。そりゃ今もかっこいいけど、でもこの時のアスカは35歳。大人の色気がむんむんで、考えてみたら今の私の年代なんだよね。
それに比べてまったくお肌も雰囲気も見た目も変わらないチャゲにはびっくり。
アスカが髪型・肌・つやが年を重ねたのに、どうしてチャゲちゃんは変わらないのだろう。いやむしろ今のほうがより味が出てる。
ビデオを見てると自分が見たコンサートがそのまんま思い出してきて重なります。
コンサートの定番YHAYHAYHAもリリースした手なんで力が入ってて、新鮮です。
そして今も変わらぬ熱がある楽曲がいっぱい。あーやっぱりチャゲアスとともに時を歩んできて良かったと思ってしまった。
ちなみにこのコンサートのオープニングムービーのお年寄りに扮したチャゲアスが出てきます。そしてゲストがモト冬樹と工藤静香。どっちも若くてこれもびっくり。
あと「Mr.Jの悲劇は岩より重い」という曲の中で、チャゲとアスカが珍しく手をつないで社交ダンスの真似をして踊るんだけど、まるでドリフのヒゲダンスのように息がぴったりでさすがだけに長くコンビを組んでるだけあるよなぁと改めて感心してしまった。後にも先にもこの二人が手をつなぐなんてなかなかない貴重なシーンだ。
という感じで、2週間後のコンサートを楽しみにしてる私です。


めがね

2007-12-08 23:36:34 | 映画・TV・観劇
のほほん、、、癒し?系の映画です。
かもめ食堂が好きな人にはあの映画の雰囲気をもう一度味わわせてもらいます。
今度の舞台は南の離島(与論島らしい)。
青い海、白い砂浜。
そして何もない島でのたそがれの日々。
この映画を見たらたそがれてみたくなっちゃうんでないでしょうか?
主演は小林聡美ともたいまさこ。この二人がいなくちゃ始まらないかも。
そして加瀬亮まで出てきた。
彼もある意味「こっち族」の独特な雰囲気あるよねぇ。
この映画監督さんが作る映画は「かもめ・・・」もそうだが、食べ物がほんとにおいしそう。食べる人もそうだし、食卓も中身もなんかいいぞ。梅干はその日一日の難逃れ・・・なんていいことばも教えてもらちゃった。
気になるのがもたいまさこが開いていた海辺の店のカキ氷。小豆にシロップと見たがどんな味なんだろう。気になる。
そんでもって与論で毛糸が売ってるんでしょうか?ほんとに。
いや、べつに売っててもおかしくないけど、南の海辺でのんびりかぎ編みなんてスローライフでいいなぁと思ってしまった。
せめて忙しい毎日のちょっとした時間だけこの映画を見てまったりしたい。
ちなみにめがねのよさをしみじみ感じた。私も濃い色のふちのめがねに変えようかな?おしゃれなめがねにしようかな?と思ってしまった。
あと薬師丸ひろ子経営のマリンパレスホテルがおいしすぎる!!
行ってみたいな日本の南の離島***

○めがね
荻上直子 監督
主演 小林聡美・もたいまさこ・市川実日子・加瀬亮 ・光石研・薬師丸ひろ子

CHAGE and ASKA Concert tour 『alive in live』 in 上海

2007-12-07 23:30:28 | C&A
久々旅の日記をアップします。
上海旅行の目的のライブ報告です。
会場は上海体育館。
1万人程度の収容で、過去にも世界各国のアーティストがコンサートを行う歴史ある体育館です。
まずチケットを見ても中国語で書かれてるため入り口がわかりずらい。
私の持ってたのはアリーナのチケだったので、スタンドとは入り口が違う。
警備員さんに教えてもらって、やっと入り口が。
荷物チェックなど無しです。
すぐ入ったらスタバが左側に、みなさんコーヒーなど飲んでくつろいでます。
そして入り口脇にコンサートグッズと言うほどでもないんだけど、パンフレットとTシャツが売られてました。
パンフがなんと5元です。
5元ってどーゆーことよ?!って感じ。だって65円じゃん。いまだかつてチャゲアスのパンフが100円以下で購入した覚えがない。
しかも売り場が一つしかなく、壁にパンフとTシャツが飾られていて、その前に群がるようにすごい人!!
まるで漫画の中のバーゲンセールのよう。。。
あの中にとても入り込む気がしない。。。
パンフは後で誰かに見せてもらうことにした。おそらく中国語であろうし。
さて会場は席が偶数と奇数で左右に分かれてます。
日本とは全然違う。数字が並んでるからといって隣同士と言うわけではないのだ。
私はアリーナ後方だけど、すごくステージが近く見えた。想像以上に近い。うん、これならいいかも。ちゃんと左右にスクリーンもあるし、ステージセットが丸見えで、ま、今回はアコーステックだからかな?映画のスクリーンとかないし、みんな会場セットや会場内をバックにバシャバシャ写真を撮ってる。
始めそれを見てぎょっとしたんだけど、そうかカメラ持込OKだったっけ。だったら撮影もOKなんだよね。けっこう海外ではそれって当たり前だったりする。
日本じゃ考えられないよねー。
やっぱり日本から来てるファンも多いんだろうけど、目の前に中国人親子がいたり、後ろに男性3人組中国人がいたりするとなんか緊張する。彼らの反応がどんなだろう、気になるなぁ。
さて、コンサートは予定通り始まりました。やはり二人の登場シーンではすごいフラッシュでした。こんな状態で歌いにくくないかなぁ。。。という心配をよそに曲が進むに従い、フラッシュがだんだん落ち着いてきた。
うーんやっぱり歌をちゃんと聞きたいもんね。
今回は出だしが久々の「if」だったせいで会場がどよめきました。そして2曲目が「天気予報の恋人」。一体何年ぶりだろう、この2曲が聴けるなんて。いやー、どっちも大好きなのでうれしいうれしい、これだけでも上海来たかいがあるってものよ。
音楽の質もバンドの演奏もチャゲアスの調子も絶好調で、日本でも上海でもそれがどこかなんてまるで始めから関係ないように引き込まれていってしまう。
アコーステックライブなんで座って聴くタイプのライブなんで楽チンでした。
それでも「YHA YHA YHA」あたりからなぜかアコーステックかい?みたいなノリになってやっぱりみんな立ち上がってしまった。
これってサービスなんだろうか?
中国人の方々のためにか、現地で人気があるだろう歌「SAYYES」や「男と女」を歌ったらさすがにお客さんからも「チャゲがんばれー」となまりのある日本語がいっぱい飛んでた。
そしてアスカは上達した中国語、チャゲは相変わらずスケッチブックの文字でお客とコミュニケーション。チャゲのスケブは昔よりもさらにパワーアップしたような気がする。
上海らしく「紫陽花と向日葵」とかやったり、また中国伝統楽器の二胡と一緒に中国語の歌「何君再来」とか雰囲気がありました。この伝統楽器の弾き手の親父さんがいい味出してていかにも中国人ぽかった!!
今回はいつものバンドメンバーに加えて弦楽器四重奏をつれてきてました。
バイオリンの演奏がまたいい。
このカルテットの良さがふんだんに出た「RedHill」。もう、この歌をライブで聴くのは何年ぶりだろう!とにかくバイオリンの音色とロックサウンドとステージの照明がめちゃくちゃかっこよくて、震えました。
一番印象に残りました。国内ツアーでもこの「Red Hill」がまた聞きたいです。
あっという間の2時間でしたね。いつものライブ形式と違うのでアンコールもあって、チャゲアスでアンコールってああ、久々だわ。
始まりはいつも雨とか、、、ちょうど上海はついたその日から雨で、上海は雨が似合うなんて思ってただけに歌も「始まりはいつも雨」か。。。と雨づいてました。最後に上海の運営スタッフから花束と「チャゲアスの二人は中国の海賊版CD撲滅の運動に協力してくれて。。。」などと言ってましたが、今回のライブも絶対ビデオ持ち込んでるやつがいっぱいいるだろう、このライブもいずれか遺族版で出回るんだろうか、、、と考えてしまった。そういや日本じゃあまり見かけられなくなったダッフィィーが上海にはまだいっぱい存在していました。
それにしても、ライブはよかったよかった。
帰りはとってもすっきりした気分になってライブはいつも幸せになりますね。
終わってからお腹が空いたのでホテルのそばの食堂で15元で夕ご飯食べました。アヒルのテリヤキみたいなやつ。まぁまぁでしたよ。
ホテルに戻ってから同じ部屋のAさんに例のパンフを見せてもらった。すごくうすっぺらな見開きの紙一枚でおまけに誤字がけっこうあったりして。。。
見ながら「ねぇ、これ間違いだよね?」「うん、たぶんそうに違いない」「ああ、信じられない」「ほんとに超いいかげん」みたいに盛り上がった。