BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

草木染め体験

2017-06-09 15:25:07 | のほほん日記

昔、梨木香歩さんの「からくりからくさ」を読んでから、
ずっとやってみたかった草木染めです。
なかなか気軽にできる機会に恵まれなかったのですが、
このたびいつも森のお散歩会でお世話になっている、
チキサニの森さんのワークショップでて体験することができました。
草木染めは植物や布の素材、使う薬剤、そしてその時の気候によって、色の付き方が違います。
どんな色が出るのか楽しみにしながら当日会場へ♪

今回使ったのは「キハダ」という植物。
キハダはミカン科の樹木で、別名「黄柏(オウバク)」といいます。
樹皮を剥ぐと内側が黄色いのが特徴です。
この黄色い内皮ですが、乾燥してるからかとても堅いです。
昔から健胃・整腸の効能をもつ植物で、
この皮を煎じて飲むといいそうですが、苦いらしい。
お酒を飲む前とかイイらしいですよ。

日本古来からの和漢として民間薬があるそうで、
なんと今回取り寄せて見せてくれました。
「陀羅尼助」(だらにすけ)といいます。
この緑色の薬袋、何とも味わいがありますよね。
胃もたれや冷えからくる下痢にもいいそうで、私も1袋頂きました。
みんなで味見もしてみましたが、思ったほど苦くなかったです。
染めの合間に試にキハダをお湯で煎じて飲んでみましたが、かすかに後味が苦いぐらいで大丈夫でした。

一通り説明を受けたらいよいよ染めの開始です~☆
あらかじめ2時間近くキハダを煮込んでくれた液に薬剤を入れます。
今回染めるのはストールです。
しぼり、模様を入れたい人は輪ゴムやビー玉で縛ったりして、薬液に投入します。
温度を80度に保ちながら弱火で沸騰しないように見張ります。
30分ほど染め液から布がでないようにお箸で突っつき、
おさえながらひたすら様子見します。
私のお鍋は3人分だったので、3人で交代しながらでした
その後一度洗って、今度は媒染液を入れてまた30分漬ける。
お茶とお菓子を飲みながらワイワイで楽しかったです。

そういえば今回参加者の中に中国茶会で何度かお見かけした方がいらっしゃいました。
陽久庵でも窯展で会ったことあるし、同じようなものがたぶん好きだから会うんだろうなと。
今回改めてお名前を知れてよかったです。


30分後また洗って、色止め剤につけて終了しました。
ドキドキしながら中身を広げると・・・
わー、出てきました模様が。
左が私の作品です↑
ビー玉で丸い模様入れてみました☆
〇の大きさがまちまちで手作り感ありますね。
右はほかの参加者さんのです。
絞りが出ていますねー。
薄黄色の春らしい色です。
今年は黄色と縁がありそうなんで、早速ストール巻いて使っちゃいます。

呪いの子

2017-06-07 12:19:35 | 読書感想文
大好きだったハリーポッターシリーズの続編が出たということで、去年買った本です。
忙しくて最近やっと読めました。
これは小説というよりは、イギリスでやっている舞台の脚本なため、セリフがすごく多くいです。
いかにも演劇っぽくテンポよく話が進みます。
なんで話が乗ってくると割とすぐ読めちゃいました。

ハリポタシリーズが7巻で見事に終了したので、
その続編って番外編か何か?と思ってたら、ほんとにその後の話でハリーの子供の話なんですね。
私はたいてい見事に終了した物語の続編は好まない方なんですが、
なぜかというと続編になると前作のよかったイメージが崩れやすく、
面白くなくなっていくので・・・。
ただこちらの本は違いましたね。

ハリーには3人子供がいるのですが、
次男であるアルバスが主人公。
あのダンブルドアとスネイプの二人のヒーローの名前をもらった男の子。
冒頭からハリーと喧嘩ばっかりしている。
大人になったハリーはなんだかつまらない感じになった気がする。
そして子供時代のロン・ハーマイオニーを加えた3人組を思い出すかのように、
二人の友達(ローズ・スコーピウス)が出てきます。
このスコーピウスがマルフォイの子供で、
若い時の父親には似ておらず、とても心の優しい子供です。
アルバスとスコーピウスがスリザリンに入るところから物語が始まるのですが、
我の強い(なんだか面倒な子)アルバスよりも断然スコーピウスの方が好きですね。
ほんとにマルフォイの子か?
って思うほど素直で優しいです。
大人になったマルフォイも後で出てきますが、
こちらも驚く程いい父親に成長していて(ハリーよりだいぶいい)びっくりです。

物語は二人が時を遡ることができる、
タイム・ワーナーを使って過去を行ったり来たりする話なんですが、
過去を変えようとすればするほど、
現在はひどいものになっていって、
ロンとハーマイオニーが結婚しない世界になったり(ふたりの娘ローズがいなくなる)!
ハリーがウォルデモートに負けて死んでいしまう(あるバスがいなくなる)世界になったりで、
いろんな場面が展開されます。
これお芝居じゃなくても本で読んでも面白い。
で、すべてを修復するためにさらに過去で修復を試みようと頑張るスコーピウスの手助けをするのが、
あのスネイプ。
本作では影の身で最終巻近くになってやっとホントの彼の姿が出てきますが、
この続編ではすぐに味方になってくれるので、
すごくかっこいいし、頼もしくて嬉しいです。
そんな本作で見れなかったスネイプの活躍が見れるので、ファンにとっては嬉しい本ではないですか?
あと、ロンとハーマイオニーがやたらいろんな過去の場面に出てくるのですが、
結婚してもしなくてもお互いが好きみたいな関係があからさまで面白いです。
本作ではここまでラブラブしてなかったもんな。
逆にハリーの存在がめちゃ薄い話でした。
ハリーポッターはなんといっても登場人物がいいですよね。
今回もお馴染みのキャラがいっぱい出てきますが、
極めつけはウォルデモートの娘でした。
闇の帝王に娘がいるって展開にすごいって思ってしまいました。
もう続編はないでしょうが、
イギリスでは今も舞台がやられるほど人気らしく、
一度私も見てみたいなぁと思います。

1歳3ヶ月

2017-06-05 15:52:49 | 育児日記

たいちゃん、1歳3か月になりました。
個人的にのスマイルが今話題の「眞子様」に似てると思ったり。
なんか口角が上がっていて大人っぽい表情してますね。。

この一カ月は寒暖の差が激しい毎日ですよね。
先日Tシャツ1枚で過ごしたかと思いきや、
今週はストーブ出したりと、どんなかっこしていいのやら。
たいちゃんもGW前あたりから、
熱を出すことがしばしば多くなりました
連休前に風邪にかかり、
連休後しばらくしてから毎週のようにお熱が出て保育園休んでいます。
今までは風邪で熱も1-2日ぐらいですが、
今回は4日以上高熱(39-40℃)が続いていて、本日病院で判明したのが「アデノウィルス」だそう。
たぶん保育園からもらってきたなー。
夏場に多い風邪の1種ですが、感染力が強いらしく、私ももらってないかドキドキです。


そんなたいちゃんですが1歳3か月に入り、
ついについに歩き出しました!
伝い歩きの延長でテーブルから壁、壁から別の壁と初めは1,2歩、歩いてました。
保育園でも練習の成果もあるんでしょうかね。
だんだん、それが3歩4歩と伸びてきて、
5.6歩辺りでしゃがんでしまいますが。
怖いんですかね。
怖がりの性格っぽいもんなー。
でも少しでも嬉しいです。
遅くとも確実に成長してくれたら。

歩く練習に以前実家の母が中古で買っておいた、
押し車が大活躍してます。
これ大好きで、調子のいい時は朝起きて目にするとすぐに押し出します。
しかもスピードがかなり速くて写真撮ろうと思ってもあっという間にいなくなる。
ドタドタ・ガラガラ音がするので、さすがの猫ちゃん達もみんなよける。
家具もクッションもみんな移動しなくちゃいけません。

保育園からの指導により、
哺乳瓶飲みはマスターしたので、
今度はコップ飲みの練習をさせています。
ちょっと難しいみたいで、よくこぼすし、ほんのちょっとずつ口ですする感じ。
飲めるようになればだいぶ楽になりますけど。

このバスタオル、たいちゃんのお気に入り。
産まれたばかりの時(入院中)から使用してるもの。
夜寝るときはこれをかけると寝付きやすいし、
朝もぎゅっと握ってなかなか離しません。
スヌーピーの飼い主チャリー・ブラウンの友達で、
いつも青い毛布を持ってる男の子いましたけれど、
まったくあれと一緒で、精神安定剤みたいなものでしょうか。
今回病院へ連れて行くときもずっと握ってるので、
そのまんま診察受けました。
たぶん、高熱で辛くて不安だったんでしょうね。
タオルは段々糸がほつれてヘタってきてるので、
来年はもう使ってないかもなぁ。

鉄婚式

2017-06-02 16:46:11 | のほほん日記
6月1日は6年目の結婚記念日でした。
この日は衣替えに夏の始まりと、
祝日はなくとも何かと忙しい季節ですよね。
そうそう、梅雨なんてうっとうしいものもありますが。
6年目は「鉄婚式」というそうです。
鉄の製品(調理器具)など送るのがいいらしい。
我が家はいつもはどこかに食事に行ってましたが。
今年はどこにも行かず家で普通に祝いました。
夜ご飯をちょっと豪華にしゃぶしゃぶにしたぐらい。
ほんとは鰻食べに行きたかったけど、
ちゃんとした店で鰻を食べたらけっこうな値段するので、
最近出費が何かと多くて、捻出する気がしなかったので。
ま、来年以降でもいけたらいいなぁ。
ということでお互い贈り物もなし。
旦那さんも言うまで忘れてたくらい。
6年目ってこんなもの?
私としては何だまだ6年か、、、って感じなんですけど。
私の妹夫婦は去年10年目でヨーロッパ3か国旅行に行ってました。
いいなぁー!

梵珠山登山その2

2017-06-01 11:04:17 | のほほん日記

標高が高くなってくると、
ほかではもう見られない初春の花・カタクリもいっぱい見れました。
カタクリはだいぶ前、浅虫の湯の島で見て以来なので、
久しぶりでとっても嬉しいです。

ほかの登山道とぶつかる手前の広場(トイレもあり)にて、
少し早めのお昼ご飯をいただきました。
そこではシラネアオイが群落でたくさん咲いてました。
素敵なお花畑です!
初めて見ると思うのですが、色がとても可愛らしいですね~。
お昼ご飯は青森市の自然食品のお店「あおぞら」さんの、酵素玄米おにぎりでした。
自家製のたくわんが昔懐かしい味(添加物なし)でとてもおいしくいただけました。

お昼を食べたあと、頂上目指して再び出発。
そこからはだいぶ視界も開けてきて、頂上まですぐでした。
頂上には観音様などが祀られています。
名前のとおり梵珠山は信仰と関係の深い山なのだからですね。
私も子供の時、火の玉ツアーとかあるぐらいだから怖いイメージありました。
でも最近山に入るようになってその自然の豊かさとか森の美しさに心も癒され、
登山道も歩きやすく整備されていて、もうちっとも怖くありません。
女性の一人登山の方もたくさん見かけましたし、子連れでも安心な感じです。


帰りは今度ランチを食べた広場から、サワグルミの道を帰ります。
ここに三又の木がありました。
幹が途中から三本に分かれているのですが、とても珍しいです。
私は3つ子だーと思いましたが。
こういう木は青森や東北では「神様の宿る木」と言われているそうです。
なんだかすごく神秘的ですね。
またヤドリギも時々見かけたのですが、
こっちはヨーロッパではカップルの象徴とされているそうで、
真冬でも枯れない縁起がよい植物なんですよ。
私はヤドリギはほかの樹木に寄生するイメージがあるので、
あんまりよいイメージなかったんですが、
国が違えばいろいろな考え方ってあるんですね。


またまた出会いました。
ブナの巨木です。
白神にマザーツリーってあるんですが、
ブナ=女性っていうのはわかるけれど、
私にとってブナの巨木は母というよりお年寄りの老人を思い出してしまう。
村の長老みたいな。。。
にこにこぷん!の樫の木おじさんみたいに話してくれないかなぁって。
ここでしばし瞑想時間がありました。
風が強くなってきたので、この巨木の影で風避けして目を閉じたのですが、
とても静かでそれもまた非日常でいい時間ですよね。


夕方3時くらいには無事駐車場に帰れました。
帰りもいろいろな植物や花を見れてとても楽しかったです。
サワグルミの道の途中にある岩木山展望所からは残念ながらお山は見えなかったのですが、
気持ちの良い眺めと素敵な木のテーブルと椅子があって、
ここで一度コーヒー沸かして飲みたい!と思いました。
いつか絶対やりたいです。
↑ 最近好きなシダ類もたくさん見れました。
名前は忘れちゃったけど、丸くきゅっとしている姿とかすごく可愛いかったです。
また個人的に登りたいですね!