紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

思わずジャケ買い、裏表紙編

2006-04-03 23:43:32 | 読書
 数年前、『本の雑誌』で青山南さんという末ニの方が紹介していた妙チキリンな絵本がある。

 『くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話』ジョン・シェスカ/文 レイン・スミス/絵 ほるぷ出版。

 妙チキリンなものには、当然、不可抗力なので、当時近江八幡市のメインストリートにあったイシオカ書店に走る。ここには、待ってましたとばかりに私が買いたい絵本が並んでいたのだ。案の定、あった。

 この本の内容は、このさいあまり問題じゃない。「おだんごぱん」や「あかずきんちゃん」「うさぎとかめ」などの、ブラックでクレージーなパロディ。
そして、お話を茶化すだけじゃ気が済まない!のがジョン&レインという人達。「とびら」「献辞」「目次」「著者近影?」そしてバーコードに至るまで、思う存分茶化す本作りなのだ。

 有名な大統領を使った「著者近影」(ちょっとちがうけれど)で爆笑したのは、これが最初だとおもう。日本人では宮田珠己さん著『晴れた日は巨大仏を見に』の著者近影で、やはり爆笑だった。

 同じコンビで『イカはいかようにしてもイカだ』、レイン・スミスの『たのしいホッキーファミリー』も買ってしまった。もちろんすべて青山南さんの訳。ことに『ホッキーファミリー』の登場人物で超・負けず嫌いな「あかちゃん」はわが家での人気者でした。

『くさいくさいチーズぼうや・・・』の裏表紙&著者近影?です。↓