どうやってみつけたのかさっぱり覚えていないけれど、気がついたら職場の図書室に入っていた『よい子への道』おかべ りか作 福音館書店。http://www.bk1.co.jp/product/1215918
この本に何が描いてあるかといえば、もちろん「よい子」がやってはいけないあれこれである。
「学校へもってきてはいけないもの」は「ことばづかいのわるい石」であり、「ひげのはえるくすり」。「遠足でしてはいけないこと」は「バスをかざりたてていく」「おべんとうを売る」「わらいじょうごの王子さまをつれていく」ことなのだ。いや、文章だけなら、それほどではないのだ。文を凌駕するシュールで突飛な、それでいてやたらキュートな絵が、この文に付くことをぜひ付け加えなくてはいけない。それらがひとこまカラーまんがで描いてある。おもしろくないわけがない。
我家でも6年以上前子どもたち(私を含む)に一大ブームを巻き起こした。おかべりかフィーバーに沸きに沸いた。「レストランでしてはいけないこと」では「ひよこのかっこうをしていく」という項目がある。
これを読んだ当時小学校高学年くらいだったお兄ちゃんは、「ひよこのかっこうしてレストランに行きたい!」と熱望していた。熱望した証拠に「ひよこのかっこうをしていく」という文章に続き、お兄ちゃんの筆跡で、「OK!」という書込みがしっかりと残っている。
あまりにひよこの着ぐるみに執心していたので、たまたまパーティグッズ売り場でみつけたひよこの着ぐるみを購入した。当時英語を習っていたKちゃんが参加するハロウィンパーティという格好の場も与えられ、彼が熱望していたひよこ着ぐるみ着用は日の目をみた。
このハイセンスなナンセンスをもつ「おかべ りか」さんは、わが家ではかなりスペシャルな地位を有している。『よいこへの道2』はもちろん、『とちめんぼう劇場』も『おおきなャPット 2003年12月号 よい子練習帳』も、特等の居間の本箱に入っている。たまに思い出した様にページを開いては「これ、おもしろーい! これこれ!」と回覧しては、みんなで爆笑を新たにするのだった。
この本に何が描いてあるかといえば、もちろん「よい子」がやってはいけないあれこれである。
「学校へもってきてはいけないもの」は「ことばづかいのわるい石」であり、「ひげのはえるくすり」。「遠足でしてはいけないこと」は「バスをかざりたてていく」「おべんとうを売る」「わらいじょうごの王子さまをつれていく」ことなのだ。いや、文章だけなら、それほどではないのだ。文を凌駕するシュールで突飛な、それでいてやたらキュートな絵が、この文に付くことをぜひ付け加えなくてはいけない。それらがひとこまカラーまんがで描いてある。おもしろくないわけがない。
我家でも6年以上前子どもたち(私を含む)に一大ブームを巻き起こした。おかべりかフィーバーに沸きに沸いた。「レストランでしてはいけないこと」では「ひよこのかっこうをしていく」という項目がある。
これを読んだ当時小学校高学年くらいだったお兄ちゃんは、「ひよこのかっこうしてレストランに行きたい!」と熱望していた。熱望した証拠に「ひよこのかっこうをしていく」という文章に続き、お兄ちゃんの筆跡で、「OK!」という書込みがしっかりと残っている。
あまりにひよこの着ぐるみに執心していたので、たまたまパーティグッズ売り場でみつけたひよこの着ぐるみを購入した。当時英語を習っていたKちゃんが参加するハロウィンパーティという格好の場も与えられ、彼が熱望していたひよこ着ぐるみ着用は日の目をみた。
このハイセンスなナンセンスをもつ「おかべ りか」さんは、わが家ではかなりスペシャルな地位を有している。『よいこへの道2』はもちろん、『とちめんぼう劇場』も『おおきなャPット 2003年12月号 よい子練習帳』も、特等の居間の本箱に入っている。たまに思い出した様にページを開いては「これ、おもしろーい! これこれ!」と回覧しては、みんなで爆笑を新たにするのだった。