紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

Kちゃん語録

2007-02-11 14:25:40 | ファミリー
 今日はもともと用事が入っていたのが、キャンセルになりのんびりKちゃんと過ごす。

 お昼はマクドナルドでテイクアウトを希望したKちゃんと一緒に西友のショッピングモールへ。ふと見ると、なんとなく目を引く丸いサングラスの小柄な年配のオジさんが、西友の駐車場を歩いてらした。
「見てっ、Kちゃん! あの人、かなり怪しい雰囲気のおじさんや! アラーキーみたいや!」 
「えっ? ボヤッキーみたい??」

 説明するまでもないと思いつつも、説明しよう。「アラーキー」は写真家/荒木経惟氏のことであり、「ボヤッキー」は往年のテレビアニメ『タイムボカン・シリーズ』の「ヤッターマン」に登場する三悪トリオの一人である。

 昼下がりにのんびりとクイズ番組『アタック25』を観る幸せ。私がクイズに「剣山!」と回答すると、すかさずツッコむKちゃん。
「あの、針が大量発生してるやつやろ?」「そうそう(笑)」
「針が群になってるやつやんねぇ?」「・・・(爆笑)」

 そしてブラウン管の中では『アタック25』のトップ賞が紹介されていた。ダイヤモンドのついたネックレスにはスルーしていたKちゃんの意識も、「10万円分のお食事券を差し上げます」というアナウンスには気色ばんだ。

「えっ!? 10万円!? 10万円分のお食事券もらえたら、めっちゃ振る舞えるやん!!」

 「振る舞える」って、きみ? きっと友人知人にわんさか振る舞うつもりに違いない。来るべきバレンタインデーにも、女の子の友達にあげるため、ミニミニチョコの大袋をいくつか買い込み、何種類かを仕分けしてセットし、せっせと袋詰め作業を繰り広げていたもんなあ。「なんか袋詰めのパートみたいや~」と、実に嬉しそうだった。判で押したようにお父さんにそっくりな性格である。

 「血は争えない」という言葉を久方ぶりに思い出した、梅の香漂う2月である。