紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

鹿男あおによし

2008-01-17 23:35:07 | テレビ
 ついうっかりと『鹿男あおによし』の連続テレビドラマ(フジテレビ/木曜、夜10時~)の1回目を観てしまう。Kちゃんが「これ、おもしろそうやし」と新聞のテレビ欄を見てチャンネルを合わせてしまったのが運のつき。結局二人で最後までみてしまい、そのあと二人とも『睡魔と闘う地獄』に陥ってしまうはめになるのだ。

 私は、「わー、この話、面白いみたいやで。『坊ちゃん』読んでたら、もっと面白いんやけどなー」と、『坊ちゃん』との類似点を解説する。「本、面白そうやなー。買ってもいい?」と読む気満々になるKちゃん。しめしめ。「そーやなー。このセリフの間合いがちょっと違う気がするし、もしかしたら本の方が面白いかもしれへん」

 一方Kちゃんは筋書きの予想をし、「きっとこの女の子はねえ○○やで」とか、この先展開なども、あれこれ二人で考える。
 その一方「若草山って、こんなやったっけ?」「若草山に鹿はおらんかったけど、フンだけはいっぱいやった」という、リアルな奈良についての思い出話なども。

 セリフ自体の持つ重みは伝わらないけれど、奈良の悠々たる歴史を感じる空気は伝わってくる。シックなセットも好き。

 まだ始まったばかりで、入り込むことはできないけれど、来週もうっかり観てしまうのかも・・・でも視聴後の「スリーピー・ヘル」のことを考えると・・・あな、おそろし。