先日、某公務員氏とお話しする機会があり、なかなか面白い話がきけた。彼は何度か左遷されているのだが、実は左遷先での仕事は、彼のその後の人生に大変役立ったそうである。
もしエリートコースと呼ばれる部署だけしか知らなかったら、仕事以外で役に立つ人間にはなれなかったかもしれない。左遷されて、人生もうかった、と。
彼はどこへ行ってもどど~ん!と仕事をして、その場所での知識と仕事の有り様を的確に吸収し、発展させ、鮮やかに手腕を発揮して職場を活性化させたらしい。新しい場に対する興味も好奇心もあり、どうしたらそこでもっとスムーズに仕事ができるか考えるのも、きっと好きなのだろう。最短距離な仕事の方法を考え、ときにお茶目な方法で改善していく。まるでドラマのように面白い。
寄り道や途中下車を恐れたり悲しむことなく、その場を楽しみ、そこならではのものを吸収するというのは、人生をエンジョイする達人の域であろう。彼ほどの器の大きさには私は遠く及ばないが、少しばかりは近づきたいものである。
もしエリートコースと呼ばれる部署だけしか知らなかったら、仕事以外で役に立つ人間にはなれなかったかもしれない。左遷されて、人生もうかった、と。
彼はどこへ行ってもどど~ん!と仕事をして、その場所での知識と仕事の有り様を的確に吸収し、発展させ、鮮やかに手腕を発揮して職場を活性化させたらしい。新しい場に対する興味も好奇心もあり、どうしたらそこでもっとスムーズに仕事ができるか考えるのも、きっと好きなのだろう。最短距離な仕事の方法を考え、ときにお茶目な方法で改善していく。まるでドラマのように面白い。
寄り道や途中下車を恐れたり悲しむことなく、その場を楽しみ、そこならではのものを吸収するというのは、人生をエンジョイする達人の域であろう。彼ほどの器の大きさには私は遠く及ばないが、少しばかりは近づきたいものである。