紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

カマツカ!

2008-06-02 23:44:13 | たべもの
 お互いにブログをリンクして、お互いにたまにコメントを入れるaskaさんのブログ『つくる。』の少し前の記事は、お子様チビちゃんが学校から『カマツカ』という琵琶湖の魚をもらってきた、というものだった。画像もアップされており、そのユーモラスな表情は、ヤッターマンに出てくる三悪のひとり、ボヤッキーになんだか似ていた。

 で、お魚に詳しいironmanさんのコメントによれば、
「琵琶湖の魚の中で 一番うまいやつです。塩焼きすれば 丁度 キスよりうまい。食ったらうまい!」
のだそうである。
 それは聞き捨てならない話である。どんな味で、どれくらい「うまい」のか、ぜひ知りたい。

 もちろん日頃の行いが行き届いている私のことなので、たぶん見たことのない魚を食べたい、という願いは、ほどなく天に届くのである(笑)

 他の品物はかなり怪しいが、魚だけはおススメな、イオンの隣でがんばっている安さが売りのスーパーに夕方駆け込んだ。ちいさな平子イワシや鯛のお刺身をカゴに入れ、めぼしい物はないかと目を光らせて店内をチェックする。ときたまめったにないようなレアな魚がいるので、油断ならないのだ。

 そしてなんたる奇遇!
 初めてパック詰めにされた『カマツカ』を発見! しかも6匹入りで定価が148円くらい。それが夕方で半額になっている!!

 うちのオトナたちは基本、川魚や淡水魚はほぼ食べない。これを買うのは冒険である。たぶん私しか食べる人はないだろう。私にしたって、小骨が苦手という大きなハンデを背負っている。
 しかし6匹いても二桁で買えるのなら、この冒険には経済的なリスクは伴わない。大丈夫、と自分を励ましレジに向かった。

 
もちろん丸の魚であるし、これを捌くのも料理するのも初めてだが、気合いをいれてテキトーに片付けた。やればできる。成せばなる。伊達に永年主婦している訳ではない。売り場のお兄さんが「甘辛く煮るといい」と言っていたので、今回は煮魚にした。

 結論。たしかにおいしかった! たいへん美味しかった。貴婦人のように上品で淡白で、キスと比較される感じは「なるほど」だった。
 が、やはり小骨が(泣) これさえなければ(泣) ちまちまと小骨をとりながら小さなキスほどのカマツカを1匹食べるのに、30分を要したので、いささか疲れた。

 もちろん明日もカマツカはスタンバイしている。どうする、ワタシ?!