紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

きもち、若返る。

2008-06-21 22:31:26 | おしごと
 初の土曜日出勤。主にフロアで配架につぐ配架。三日目ともなると、あんなにハードだったお仕事が、格段に楽になる。初日は足の裏がつぶれてぺちゃんこになったようで、ロボットのようにぎこちなく帰宅したのだ。
 慣れと言う物はおそろしい。もっとも経験があるということも一役かっているみたいで。

 今の職場は若い女性が多くて、彼女らからおもしろおかしい話をたくさん聞け、いっしょになって笑い転げるので、ずいぶん気持ちが若返る。しかも仕事では一艘の船に乗り合わせたようなチーム感があり、声をかけ合って仕事をする様は、まるでスメ[ツのよう。それぞれが助け合って、連携しながらフルに忙しく立ち働いている。

 しかもサービス精神とプロ根性と笑顔と思いやりを持っての接客の様子は、見ていてたいへん気持ちいい。そんな気持ちのいい人たちと一緒に働けるので、主観的にはすべてスムーズに動いております。

 フロアにいると、3日目勤務の素人!?というのに、おかまいなしにお客さんはいろんな質問を投げかけてくださる。もちろんお客さんは私が3日目の新人なんて知らないからね。見かけはベテランにしか見えない、傍若無人だし(笑) 

 もうずいぶん棚の位置が把握出来たので、機械に頼らなくてもできそうな質問には、まるでベテランであるかのように書架に案内する。琵琶湖のプランクトンについて、鬼太郎の解剖図について、目の錯覚の本について、小学生の皆さんから質問を受け付けた。フロアでできることをした後、カウンターのホンモノのベテランスタッフの方に繋ぎ、検索にかけていただき、漏れのないようレファレンスの精度を高めていく。

 それにしても本当に良く、図書館が地域に根付いている。本の回転する様子もダイナミック。活発に円滑に「生きている」図書館の仕事は、ハードながらも楽しいものである。